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1938年秋。従軍作家として北京に派遣されていた探偵小説作家の小柳逸馬は、軍からの突然の要請で前線へ向かう。 検閲班長・川津中尉と赴いた先は、万里の長城・張飛嶺。 そこでは分隊10名が全員死亡、しかも戦死ではないらしいという不可解な事件が起きていた。 千人の大隊に見捨てられ、たった30人残された「ろくでなし」の小隊に何が起きたのか。 赤紙一枚で大義なき戦争に駆り出された理不尽のなかで、兵隊たちが探した”戦争の真実”を解き明かす、極限の人間ドラマ。
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Posted by ブクログ 2021年04月04日
日本の軍人の致命的な性格を評した一節。規模の大小にかかわらず理想の戦果を特定しそれに向かって作戦を立案する癖。負の要素を想定せず希望的観測よってのみ戦争を遂行する。 これは日本人全てに言える事だ。コロナ対策に於いても、いつか収束する、という楽観が何処かに潜み対応が中途半端且つ後手になる。経済活動も...続きを読む然り。いずれかつての高度成長が戻るという根拠のない希望的観測により20年もの歳月が空虚に費やされた。 我が身にも常に肝に銘じておきたい一節なり。
Posted by ブクログ 2021年03月07日
中国を舞台にした「戦場ミステリー」。 浅田センセは、軍隊・自衛隊の現場の空気を描かせたら秀逸だなぁ。 最終的にどこに落ち着くのかと思ったら、ラストはなんだか救われた気がする。
Posted by ブクログ 2021年03月28日
満州時代の万里の長城を舞台に起きた殺人事件のお話。 軍人と従軍作家の立場から、必ずしも本音が言えないという時代背景と、真実を解き明かさなければいけない正義感の狭間にいる主人公達。 浅田先生の小説は非常に面白いのですが、設定の深いところをもっと知りたくなってしまう。 蒼穹の昴や中原の虹あたりの話も見え...続きを読む隠れして、繋がりがあるのが面白い。
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