浅田次郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
久しぶりに浅田さんらしい作品です。泣かせの浅田次郎、本領発揮。
浅田さんはサービス精神が旺盛なのか、読者を引き込もうとする余り力が入り過ぎ、ベタというか、どこか泥臭さを感じる作品が多い作家さんです。一方で、そのために浅田さんを敬遠される人も多いのではないかと思います。
最近読んだ作品の多くで、浅田さんは少し方向転換しようとしていると感じてました。しかし、それが十分に成功しているとも思えず。。。
この作品は原点回帰のようです。しかも、最近の彷徨が良い方向に作用して、適度に力が抜け、初期の鼻に付く様な泥臭さも美味く消し去っています。(それでもベタかもしれませんが)
通勤電車の読書時間で、思わず -
Posted by ブクログ
ネタバレ最終巻。
天下を覆さんとする策謀が、春児を、文秀を、そして中華四億の命すべてを翻弄する。
玲玲が、いじらしくて可愛くて、大好きです。
そして李鴻章がカッコ良過ぎる。
個人的には、王逸も好きだなぁ。
浅田次郎先生が書く登場人物は、みな個性的で魅力があり、すぐに彼らの描写が浮かびます。
涙が出るようなシーンは、全巻通して何度もあって、その行を読んだ瞬間にダァッと涙が流れます。
要は「来るぞ来るぞ、泣けるシーンが」って予測が全然出来ないので、その瞬間は突如やってきます。
電車の中とか危険かも(笑)
そして、このまま終わるのは困る〜って、ちょっと後を引く感じで完結します。
番外編的なものが、「珍