浅田次郎のレビュー一覧

  • 勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛

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    長編小説を読んだあとには、一息。浅田次郎のエッセイは素晴らしい!!10年以上前のエッセイだけど人間の心には時代は関係ないのだよ。朝起きてトップスのチョコケーキを1本、昼に大福、おやつにミスド4つ、お酒の飲めない浅田さんはウーロン茶を何Lも飲んでは銀座の町を遊んだりと。
    おもしろい浅田さんのプライベートが明かされる。元自衛隊員だった浅田さんのストイックな朝のメニューも62センチという脅威のアタマのでかさも、はげアタマも包み隠さず心で文章を書いてると、こんなに暖かい気持ちになれるんだねv短編エッセイ集なので、気分転換になるし。楽しく明るい気分になれるステキなステキなエッセイ。

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    2009年10月04日
  • 天切り松 闇がたり 第三巻 初湯千両

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    このシリーズは2000年前後に書かれ、バブル崩壊の殺伐とした現代と同じ不況ながら大正時代の比較という面を持ちますが、現在の格差社会という部分も既にテーマとして入ってるようですね〜

    「初湯千両」「共犯者」「宵待草」「大楠公の太刀」「道化の恋文」「銀次蔭盃」の6夜。一家のメンバーのエピソードも2、3回目となるとインパクトが弱くなる。この中で一番好きだったのは「共犯者」。見事に落とされました(笑)・・書くとネタバレになるしな〜(^_^;)

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    2009年10月07日
  • 地下鉄(メトロ)に乗って(特別版)

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    地下鉄に飛び込んだ兄がいたため真次は毎日の通勤でつかうだけでなく、地下鉄に特別な想いを持っていた。
    その地下鉄で不思議なことがおこる。ホームからの階段をのぼると、兄が死んだ日にタイムトリップしていた。
    また別の日には戦時中に紛れ込んでしまう。タイムトリップをしているうちに倦厭していた父の若き姿を見ることになる。
    久々に読んだ浅田次郎。映画化されるのもよくわかる。著者の父へのオマージュなど書き下ろしロングエッセイを収録してある。本編とよく似た父の生涯。父に捧げた作品であることを知った。

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    2009年10月04日
  • 勝負の極意

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    2部構成になっていて前半は作家になるまでの道のり、後半はギャンブルについての氏の考え方です。
    特に後半は競馬の楽しみを知るためには比類なきものになっていると思います。
    競馬に限らず、氏の観察の仕方は様々な場面で役立つことでしょう。

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    2009年10月04日
  • 勇気凛凛ルリの色 満天の星

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    浅田次郎の勇気凛凛ルリの色 満天の星を読みました。勇気凛凛ルリの色シリーズの4巻目です。今回も公の話題やプライベートな話題について過激な主張がいっぱいで楽しめました。「白兵戦について」については笑って読みましたが、私の場合も他人事ではないなと思ってしまいました。残念ながら、この巻をもってしばらく休刊となってしまいました。

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    2011年07月18日
  • 勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛

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    浅田次郎の勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛を読みました。勇気凛凛ルリの色の続編です。今回も下ネタあり、政治に対する批判あり、喫煙権の主張あり、楽しめました。「方言について」の項目では、気がついてみると浅田次郎が育った頃の東京方言が滅びていた、ということが書いてありました。そうか、標準語は東京方言じゃなかったのか、と思うと仙台弁のページの記述を変えないといけないなあ、と思った次第です。

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    2011年07月18日
  • 勇気凛凛ルリの色

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    浅田次郎の勇気凛凛ルリの色を読みました。浅田次郎の自伝的エッセイでした。下ネタあり、高邁な主張ありで面白く読むことが出来ました。電車の中で吹き出してしまうようなエピソードも満載で楽しめました。自衛隊出身の体育会系小説家としての主張も結構面白く読みました。続編もあるようなので早速古本屋で探さなければなりませんね。

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    2016年01月06日
  • 地下鉄(メトロ)に乗って(特別版)

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    地下鉄に乗ってタイムリープを繰り返しながら、父親の人生を追体験する。

    傲慢な経営者としての父親を嫌い、その父と対立し、自殺したとされる兄。
    受け入れられない今があるなかで、自分と似た父親を理解していく。
    戦争と戦後の生き方、なにを信じて家族を守るか、そして家族を失うか。

    我が人生と照らし合わせ、人を理解する難しさを身に染みて感じた。

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    2026年03月13日
  • 母の待つ里(新潮文庫)

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    ドラマを観て原作を読みたくなった。ドラマは原作にほぼ忠実だった。ちょうど岩手に行った後だったので、ひっつみ、南部様、原敬、ちゃぐちゃぐ馬の言葉もすんなり入って来てどんどん読み進んだ。都会と田舎そして孤独などの現代の問題と昔話を織り込んだファンタジーがうまく重なっていてあっという間に読み終えた。

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    2026年03月04日
  • 壬生義士伝(下)

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    ネタバレ

    吉村貫一郎と彼の家族の人生がどんどん明らかになっていくのはすごく面白かった。ただ、新選組小説(群像劇的なものをイメージ)と期待して読んだ分、そこは少し不完全燃焼というか、メインはあくまでも吉村家の話なんだよって言うのを知っておいた方が良かったなあと思いました

    あと、吉村さんの最期が酷くて辛いなあ

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    2026年03月02日
  • 珍妃の井戸

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    蒼穹の昴シリーズの情報を整理し、そこで描ききれなかったキャラクターにスポットライトを当てた作品。

    光緒帝の妃である珍妃が、何者かによって殺害された。イギリス・ロシア・ドイツ・日本の貴族が、その謎の真相に迫るという内容。

    ミステリー作品のような印象を受けるが、珍妃殺害のスキームを描きたいのではなく、蒼穹の昴に登場した魅力的なキャラクターの深掘りを軸に、列強諸国が中国を恣にしていたことのメタファーとして珍妃の殺害を描いたのではないかと考えている。

    この作品を読むことで、その後の中原の虹への没入度が高くなるような気がする。

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    2026年02月27日
  • おもかげ

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    物語は主人公が定年の日に地下鉄で倒れたところから始まり意識不明の3日間、主人公の脳内で繰り広げられる不思議な世界だ。

    その3日間はとてもコミカルな展開で、生死をさまよってる危機状況とは正反対なのが救いになっている。現世とあの世のすき間にこんな世界があるのならおもしろい。

    終始、正一の脳内、正一を取り巻く家族の思いがパラレルワールドとなるが、それぞれの視点が整理されて読みやすい。

    読後、先に亡くなった人を想い出し、深く浅田ワールドに浸ることができた。

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    2026年02月23日
  • 大名倒産 下

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    下巻はスピード感がちょっと上がって良し。幼なじみの近習さんたちやその他家臣が頑張ってると、領内の大富豪農家などなどがどんどん仲間に入ってくれて、さらには貧乏神が七福神を連れてきて、育ての親が栽培漁業で増やした鮭が思わぬ人気になり、なんやかんやと賑やかにハッピーエンドへ。
    人事を尽くそうとしない人間は助けてはならぬのが神様のルール。

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    2026年02月22日
  • 中原の虹(4)

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    ネタバレ

    梁文秀がついに大陸の土を踏む。亡命先の日本で雌伏の時間を費やしていたものの、再会した徐世昌から、宋教仁を諸葛たらしめた梁文秀の功績を称えられた。やっぱり、蒼穹の昴からの主人公には特別な思い入れがあり、胸が熱くなった。

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    2026年02月16日
  • 天子蒙塵 4

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    何とも感動的で重みのあるエンディングが印象的。
    満州を舞台に、様々な立場からの捉え方に触れることが出来た。史実を踏まえながらも、魅力溢れるストーリーが展開されている。

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    2026年02月15日
  • 帰郷

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    戦争をテーマにした短編集。
    特に好きだったのは「鉄の沈黙」「夜の遊園地」
    何度でも読み返したくなる。

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    2026年02月03日
  • 中原の虹(4)

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    ネタバレ

    春児 春雷 玲玲がそれぞれ再会するところはやはりぐっときた。
    離れていても、家族への熱い思いに胸を打たれた。
    最後まで袁世凱は掴めないところがあって、読み進められた。

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    2026年01月31日
  • 中原の虹(3)

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    「自分がかくも映画に憧れる理由はただひとつ、それが現し世にあらざる、嘘の世界だからであろう。」
    私の共感するところ。
    登場人物も多く場面も変わることもあり、なかなか集中力を保つのは難しい巻となった。

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    2026年01月31日
  • 月のしずく

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    浅田次郎さんの恋愛、家族愛を描いた短編集
    時代は1970年代〜2010年頃までかな?
    日本国内、中国、ローマの当時の情景が解像度高く描写されていて、まるで短い映画を観ていたような気持ちになりました
    個人的には、社長の幼少期の中国からの引き上げを振り返る「琉璃想」と、いい子を貫いた女性が自分を捨てた母親に会いにいく「ピエタ」が好み

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    2026年01月28日
  • 中原の虹(2)

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    ネタバレ

    良かった。
    「言われなくてもわかっている。気持ちを入れ替えねばと思っているのだが、どうしてもうまくいかない」
    この時代、命令は絶対だと思うが、人の心は簡単に割り切れないよなと改めて感じた。
    さらに西太后と春雲 万歳爺と蘭琴の関係性は胸を打つ話になっていた。

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    2026年01月28日