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キワモノである。下品である。悪意と偏見に満ちている。全然やすらぎを与えない。エッセイの本義に悖(もと)る──と自らの文章をも毒舌をもって語る人気の直木賞作家が、喜怒哀楽を包み隠さず吐き出した痛快エッセイ。実は読むと、やさしい人間臭い視点で世の中を捉えた、涙と笑い、感動がいっぱいつまった1冊。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
おもしろくて、ニヤニヤしながら読んでしまう…たまに時事的なことが書かれてると、分からなかったりするけど、おもしろい☆
長編小説を読んだあとには、一息。浅田次郎のエッセイは素晴らしい!!10年以上前のエッセイだけど人間の心には時代は関係ないのだよ。朝起きてトップスのチョコケーキを1本、昼に大福、おやつにミスド4つ、お酒の飲めない浅田さんはウーロン茶を何Lも飲んでは銀座の町を遊んだりと。 おもしろい浅田さんのプライベー...続きを読むトが明かされる。元自衛隊員だった浅田さんのストイックな朝のメニューも62センチという脅威のアタマのでかさも、はげアタマも包み隠さず心で文章を書いてると、こんなに暖かい気持ちになれるんだねv短編エッセイ集なので、気分転換になるし。楽しく明るい気分になれるステキなステキなエッセイ。
浅田次郎の勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛を読みました。勇気凛凛ルリの色の続編です。今回も下ネタあり、政治に対する批判あり、喫煙権の主張あり、楽しめました。「方言について」の項目では、気がついてみると浅田次郎が育った頃の東京方言が滅びていた、ということが書いてありました。そうか、標準語は東京方言じゃな...続きを読むかったのか、と思うと仙台弁のページの記述を変えないといけないなあ、と思った次第です。
面白いです。浅田次郎節が爆発してました。書かれた時代に読んだらもっと楽しめたかも。でも、その頃の自分は、この本には若すぎたか。
【人気作家の喜怒哀楽丸出しの痛快エッセイ】 -キワモノである。下品である。悪意と偏見に満ちている。全然安らぎを与えない。エッセイの本義に悖る- 自らの文章をこのように毒舌を以て評する、浅田次郎のエッセイ『勇気凛凛』シリーズの第2作。毒舌で喜怒哀楽が激しくて、おまけに面白い中年おじさん、浅田次...続きを読む郎が、包み隠さず綴る、涙あり、笑ありの痛快エッセイ。 お得意の「競馬ネタ」、タイトルにもある「四十肩」、自らの肉体(巨頭とか脂肪肝とか)ネタなどは面白おかしく書いている。また、今回は書いた時期が時期だけに、基地問題を巡る筆者の見解などの政治的な話題も多く見られた。印象に残っているのは、愛猫の失踪に対するエッセイ、少年期~思春期の苦労話(特に『恩人について』)は筆者が作家になるに至った理由なども綴られている。 浅田次郎は口は悪いが、愛すべきおっさんだなぁ。こんなおっさんだからかと思うが、国民に愛される作品が書けるのだろう。そう感じた。
―――キワモノである。下品である。悪意と偏見に満ちている。 全然やすらぎを与えない。エッセイの本義に悖(もと)る── と自らの文章をも毒舌をもって語る人気の直木賞作家が、喜怒哀楽を包み隠さず吐き出した痛快エッセイ。 実は読むと、やさしい人間臭い視点で世の中を捉えた 涙と笑い、感動がいっぱいつ...続きを読むまった1 冊。 浅田次郎エッセイ第二弾 やっぱり文章うまいなー 真剣に読ませると思ったらそばから「フッ」って笑わせる 浅田次郎の文章を読むたびに あぁ、俺は日本の男なんやなぁってむちゃくちゃ意識する 誇りを持って生きたいと思うようになる一冊
このシリーズは、日々徒然なる些細な出来事の中に、巧みに氏の倫理観が埋め込まれていて、まぁ、すべてが納得できるわけではないが、読み手に優しく考える時間を与えてくれます。そしてとにかく面白い。 「禿」「巨頭」ネタはずるい・・・。自虐を通り越し、愛すら感じます(笑
このシリーズ、だいぶ好き。 どっちかっていうと、前の『勇気凛凛ルリの色』の方が印象深いけど、 『メトロに乗って』も『蒼穹の昴』も読んだことないけど、 これ読むと、「人間が書いてる!!!!」て思う。 すーごくおもしろいし、考えさせられるし、ウルっとくるし、唇を噛みしめて憤るし。 この人の頭の中が、感性...続きを読むが、だいぶ好き。 山川君、貸してくれてありがとう! 危うく私物化しそうな勢いだったけど、必ず返します。。。
今から20年以上前に書かれた浅田さんのエッセイ。 文章には若くて尖った感じがあるけれど、当時の出来事について思い返すのにも良かったです。 オウム事件とか阪神淡路大震災とか、沖縄米兵少女輪姦事件とか…。 しかし、浅田さんが阪神淡路大震災を経験した若者が苦しみから立ち上がり学ぶことで神戸の教育はより良...続きを読むくなるだろうと書いているのに、最近の神戸の教員の虐め(というか十分犯罪!)は何なの?! さっさと逮捕して、悪いことをするとどうなるかを子供たちに早く示して欲しいです。
キワモノである。下品である。悪意と偏見に満ちている。全然やすらぎを与えない。エッセイの本義に悖るーと自らの文章をも毒舌をもって語る人気の直木賞作家が、喜怒哀楽を包み隠さず吐き出した痛快エッセイ。実は読むと、やさしい人間臭い視点で世の中を捉えた、涙と笑い、感動がいっぱいつまった一冊。
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