浅田次郎のレビュー一覧

  • 壬生義士伝 1

    原作に負けていない

    ながやす巧先生の描画が素晴らしいです。
    また、内容も原作にほぼ忠実で、第1巻を無料で読んだ後、第7巻まで購入しました。

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    2017年03月23日
  • 一刀斎夢録 上

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    最初は乃木大将の切腹の話で 一刀斎は?って思っていたら 急に始まった!
    稽古のとき コツを教えてくれたじい様が気になり 会いに行くことに あうといきなり 新撰組の話が聞きたいのだろうと‼
    いきなりだよー❗
    そして、毎晩お酒と新撰組の話がハジマルー
    壬生義士伝からの三部作 面白いのです‼
    土方歳三の写真の話はちょっと泣けた(ToT)
    下巻も楽しみです

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    2017年04月04日
  • 霞町物語

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    小説で久しぶりに涙を流した。そして声を出して笑った
    浅田次郎のイメージが良い意味で変わった。
    「青い火花」「雛の花」双璧

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    2017年05月20日
  • 王妃の館 下

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    『世の中ってね、幸せのかたちはみな似たりよったりだけれど、不幸のかたちはどれも別々なの。みんな特別の苦労を背負っている。貧乏な人も、お金持ちも。だからあなたはべつに、特別なひとじゃないのよ。もしあなたが特別の苦労をしているとしたらそれはーそう思いこんでいるあなた自身の姿が、不幸なのよ。』

    後半グッとくる。期待通りの予定調和。
    ストレートに響いてくる素敵な話。
    面白かったなぁ〜。宝塚も観たいなぁ〜。

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    2017年03月01日
  • 王妃の館 上

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    『「ドイツ軍は、パリの市内だけは爆撃をしなかった。フランス軍もパリが戦場になることを怖れて降伏した。ノルマンディ上陸作戦のあとで米軍も、パリに大砲は向けなかった。そしてドイツ軍はまた、パリが戦場になることを怖れて撤退した。彼らはみな、かけがえのないものを知っている。」

    「日本は焼け野原になるまで戦いましたものね。」

    「戦いのことばかりではないよ。パリの市内には近代的なビルが少い。街並は何百年も変わっていないんだ。大都市としてはよほど不自由だろうに、パリ市民はパリの美しさを損なうぐらいなら、暮らしの不自由さを選ぶのだね。そうした心がけには感心したし、同時に恥ずかしくもなった。われわれ日本人が

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    2017年02月27日
  • 一刀斎夢録 上

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    ネタバレ

    新撰組三番隊組長斎藤一の生涯を描いた作品。

    話の始まりは、大正元年に近衛師団所属の剣の達人、梶原がライバルである警視庁の榊よりある人物についての噂を聞くところから始まる。
    榊が、警視庁道場でまみえた老人が実は斎藤一であり、彼に話を聞いてから剣がすこぶる良くなったと話した。
    それを聞いて、梶原も斎藤一の家を訪ねる事になる。

    基本的には斎藤一の一人語りだが、まるで京の町にいるような感覚になる。
    上巻は新撰組入隊から鳥羽伏見の戦い、そして江戸へ落ちるまでの数々の暗殺と戦いの日々を回想する。

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    2017年02月04日
  • 赤猫異聞

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    ネタバレ

    浅田節炸裂の一冊。時代の終わりと始まりの狭間における不条理の中「生きる」と言うことを鮮やかに描いた作品。骨太且つ読みやすい、ストーリー以外にも毎度ながら緻密に描かれた下級武士や町人の暮らしぶりや苦悩には舌を巻く。

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    2017年02月02日
  • あやし うらめし あな かなし

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    ネタバレ

    浅田次郎の小説はコミカルなものしか読んだことがないので、これは驚いた。

    けっこうコワい。
    「赤い絆」
    人間の情念みたいなものを書いた短編で、男女の心中事件を、昔語りに子どもに話してきかせる老婆の話がある。

    勉学一筋、親の期待を一身に受けたおぼっちゃん大学生の恋愛事件(お相手は遊女)を扱って、大時代的な悲恋を語るのかなー、と思いきや。
    そこは本当にあった話的な怪談に一気になだれ込む。

    「遠別離」には感動した。
    戦争中、フィリピンのレイテ島で命を絶たれた男と、東京で2浪の末に大学進学をあきらめガードマンをしている男性の人生が奇妙にシンクロするお話。

    兵士の、この世に残った魂が愛妻に別れを告

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    2017年02月16日
  • マンチュリアン・リポート

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    いよいよ刊行開始になったシリーズ最新作「天子蒙塵」。その前の本作は、さていつ頃読んだのだったかな、と思って本棚を検索してみてビックリ。なんと登録してませんでした。ちょっと細かい内容までは忘れてしまったのですが、満鉄を擬人化しつつ、張作霖爆破事件に至る各人の動向を、それぞれの視点から描ききった力作だったと記憶します。というかそんな建前はどうあれ、本シリーズで心打たれなかった作品はないんですけどね。という訳で、本作を登録しつつ、上記最新作を存分に楽しませてもらおうと思う次第。

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    2017年01月04日
  • 【合本版】終わらざる夏 全3巻

    購入済み

    北方領土について

    この長編を読み始めた時は、少々面白味に欠けるなと後悔しましたが、中盤からは早く先を読まないとおれない気分で続けて読んでしまい目が疲れました。子供達の親として、男として、日本人として、今家族と離れて海外にいる自分が何が出来るか少し考えてみようと思います。

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    2016年12月31日
  • 黒書院の六兵衛 (上)

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    謎が多すぎる故に評価は難しいが、下巻を読みたい、真相を知りたいと思った時点で十分だろう。さてどうなることやら…。

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    2016年12月30日
  • 輪違屋糸里(下)

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    面白かった!!新撰組が好きな人、そう思わない人も私はオススメ!
    燃えよ剣で土方が好きです。がこの本で鬼の副長に出会えます!
    複雑な思いもありますが…
    新選組に翻弄されながらも悲しくも、強く生きた女たちの物語。
    最後の方の女たちの思いは泣けてきます。
    剣を持たない、女性の戦に感動しました。
    また、芹沢の印象が変わった本でもある。
    沖田、永倉の語りは良かった。そして斉藤はどんな本でも同じなのがファンにとっては嬉しです。

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    2016年12月09日
  • 王妃の館 下

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    はあ、なんか思いがけずよかった…
    どたばた群像劇なんだけど皆がほんのり前を向ける話。


    宙組さんたのしみ!



    世の中ってね、幸せのかたちはみな似たりよったりだけれど、不幸のかたちはどれも別々なの。

    もしあなたが特別の苦労をしているとしたらそれは、そう思いこんでいるあなた自身の姿が、不幸なのよ

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    2016年11月29日
  • 終わらざる夏 下

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    戦争に巻き込まれた人たちの哀しい物語。
    たくさんの登場人物の視点から、戦争の悲惨さ、理不尽さをあらわした物語です。

    いよいよ最終巻です。
    下巻では、いよいよ終戦に向けての話になりますが、今度はソ連側軍人の話も入り始めます。
    また、ファンタジックな話も含まれます。(浅田さんらしい)

    そして、いよいよ玉音放送です。
    片岡の息子たちは召集されようとしていた口の悪いやくざに助けられて汽車で東京に戻ることになります。
    このやくざが実はまたいい人!東京に到着して、片岡の息子を母親に返すときに、最後に片岡の息子にわかるように言う言葉がしみる!!

    「二度と、戦争はするな。戦争に勝ちも敗けもあるものか。戦

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    2016年10月09日
  • 終わらざる夏 中

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    戦争に巻き込まれた人たちの哀しい物語。
    たくさんの登場人物の視点から、戦争の悲惨さ、理不尽さをあらわした物語です。

    中巻では、集団疎開していた片岡の息子が同じく疎開していた年上の女の子と二人で、疎開先から脱走し、東京目指して歩いていくところが語られています。
    その旅でのいくつかの出会いが語られています。
    このトピックスを通して、疎開先での子供たちの苦悩が感じられます。

    また、占守島の缶詰工場で働く女学生たちの話も出てきます。
    当時の女学生達も含めて、当時の若者がある意味こんなにもしっかりした考え方をもっていたのかと感じさせられます。

    いよいよ終戦に向けて、片岡が通訳者であること、菊池と鬼

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    2016年10月09日
  • 終わらざる夏 上

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    戦争に巻き込まれた人たちの哀しい物語。
    たくさんの登場人物の視点から、戦争の悲惨さ、理不尽さをあらわした物語です。

    千島列島の最北端の占守島の戦い舞台に、さまざまな視点から話が語られることでて、戦争の悲惨さを浮き彫りにする展開となっています。
    沖縄戦の悲惨さをよく耳にしますが、このような最北端のそれもポツダム宣言受諾後の哀しい戦いがあったことを覚えておく必要があると思います。

    上巻では、翻訳編集者の片岡、医師の菊池、傷痍軍人の鬼熊に赤紙がきて召集され、3人が占守島へわたるところが語られます。
    赤紙を発行する側の思いと発行されたそれぞれの思いが語られています。
    赤紙を受け取った側の思いの話は

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    2016年10月09日
  • 天切り松 闇がたり 第五巻 ライムライト

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    待ってました~の5。本はほぼ文庫でしか買わないので、5が出たことを忘れており、新聞広告見てテンション上がる。4までの全部も文庫発売と同時に読んでいたので何年ぶりになるんだろう。人物像とか背景をもう一度復習して、細かい部分までも自分の中に甦らせてから5を読みたい。本棚から1~4と読本まで引っ張り出して準備万端。さてと、1、に手が伸びるわけない。1~4を読み終わる自分を待ちきれず5を開く。結論。そんな準備は無用だった。松蔵の闇がたりで一気に目細の安吉一家が生き生きと動き出す。皆さん多少お年を召されたようだが、相変わらず粋で人情味があふれててかっこいいのだ。
    チャップリンは何となく知っているだけで作

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    2016年09月23日
  • 天切り松 闇がたり 第五巻 ライムライト

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    もう終わったシリーズだと思っていたので、ここへきて新刊が出て、何ともうれしや。

    古き良き江戸→東京の矜持を持った人々。

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    2016年09月23日
  • つばさよつばさ

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    流行作家、浅田次郎がJAL機内誌に連載したエッセイの単行本。
    旅行の折に読んだ記憶もあるのですが、心当たりのある文章にはめぐり合えませんでした。次巻収録かもしれません。

    いやあ、面白い作家さんは何書いても面白いですね。旅先でのエピソードを中心に、それぞれの挿話が短いなりに起承転結しっかりとまとめられていて、巧みな文章にぐいぐいと引き寄せられます。ユーモアと、教養と、時に厳しいまなざし、そして異邦の地の風の息吹き。色んな要素がさりげなく散りばめられた、オモチャ箱のような1冊。だけど締めでホロリと泣かせてくる辺り、やっぱり浅田さんらしいなあ。

    ただ先生、自分の有名人っぷりにちょっと自信を持ち過

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    2016年09月19日
  • 天切り松 闇がたり 第五巻 ライムライト

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    待ってましたの文庫化。いつも通りの粋な作品集で、安心して楽しませて頂きました。今回は、どちらかというと各人の”弱さ”的部分がクローズアップされてる感があって、圧倒的存在感でひたすらカッコいい一味、っていうイメージからは、少し距離を置いた印象が残りました。主人公の松もだんだん歳を取ってる設定だから、相対的に他の連中が小さく見えるようになってきている、っていう現れでしょうか。とはいえ、いなせなオチは相変わらずで、満足度の高い作品でした。

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    2016年08月27日