浅田次郎のレビュー一覧

  • ハッピー・リタイアメント

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    やっぱり浅田次郎さんのお話は楽しい。
    ユーモアたっぷりにどこか世の中を天下りを皮肉る手法たまらない。
    真面目に生きてきた登場人物たちの疎さがたまらなく、敵方の堕落さとの対比がしびれる展開。

    ヒナさんの行き方も素敵。
    ラストまで胸のすく物語。やっぱりこの作家さんは最高!

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    2018年05月22日
  • 神坐す山の物語

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    久しぶりに読んでてワクワクする本に出会いました。
    山での不思議な出来事を、浅田少年と共に体感しました。昔から脈々と伝わっている山での信仰は、私たちが忘れてしまった感性を呼び起こすと共に、どこか懐かしい気持ちにもなりました。
    驚くべきは全て本当に伝わってきたお話だといこと。
    そして神官たちの墓地が山の奥にあること。
    父の故郷大物忌神社の方々の墓地が思い出されました。

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    2018年03月05日
  • 地下鉄(メトロ)に乗って(特別版)

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    映画も観ましたが、小説の方がずっとおもしろいです。
    タイムスリップを利用して、理解したくもない父親の良く見えない、見せていない一面を迫力満点で見せつけてくれます。
    親の心子知らず、子の心親知らずで、最後はほろりとします。

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    2018年02月26日
  • 日輪の遺産

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    日輪の遺産

    感動しました。戦争の終わりに、これと似たようなことがきっとあったのではないかと思っています。平和を守ることが、今を生きる私達の使命と改めて思いました。

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    2022年05月19日
  • オー・マイ・ガアッ!

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    短編以外の浅田さんの本、しかもコメディを初めて読んだ気がする!そこはかとなく三谷幸喜っぽさがある…
    がんがん風呂敷を広げてどうなるんだ!?!収拾つくのか!?って思ったけど最後はきれいにまとまっててすごかった…気付いたらラスベガスにいる感覚になってました。たくさんの登場人物の行動が絶妙に絡まって、展開が進んでいくのが圧巻だった…

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    2017年11月09日
  • 天切り松 闇がたり 第五巻 ライムライト

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    ネタバレ

    最高。
    泣き、笑い、考える。読書の醍醐味が全て詰まっている。本当に幸せだ。
    一つ辛いのは、読んでいて、自分が恥ずかしくなることか。
    ふいに、昨日のあの行動は無粋だったな…おとといの行動は不義理だったな…と。

    ライムライト最後の一節
    「でもーーおとっちゃんが映すチャップリンさんのほうが、ずっとすてきで、ずっとおかしいよ」
    とたんに寅兄ぃは、ネオンの、瞬く六区の夜空を見上げて「あー」とどうしようもない声を上げた。

    本当に最高だ。

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    2017年10月03日
  • シェエラザード(上)

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    終戦間際、軍の徴用船として捕虜の食糧を運んでいた弥勒丸が、台湾海峡で誤爆により沈められた。
    弥勒丸のサルベージを巡り、3人の男女が、謎の中国人に難題を投げかけられる。

    感想は下巻で。

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    2017年09月27日
  • 天切り松 闇がたり 第五巻 ライムライト

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    久しぶりに読んだ「天切り松闇がたり」シリーズ
    浅田さんの人情たっぷりなこの世界、やっぱりいいなぁとしみじみ

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    2017年08月15日
  • 壬生義士伝 1

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    めちゃくちゃ良い

    引き込まれる。画力も構成も文句なし。さすがレジェンドと呼ばれる漫画家の作品だと思った。

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    2017年06月18日
  • 中原の虹(1)

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    浅田さんの中国シリーズ第三弾。張作霖や張学良が登場した時代の物語です。
    浅田さんの小説は、歴史に忠実で綿密なんだなと、改めてこの中原の虹を読んで思いました。

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    2017年05月07日
  • 蒼穹の昴(1)

    購入済み

    蒼穹の昴

    浅田次郎氏の小説は初めてでしたが、とても面白く、グイグイと引き込まれ、一気に終わりまで読みました。
    敢えて、難点を挙げるとしたら、人の名前などの中国語読みが難しい。できれば、ページが変わるごとにフリガナを繰り返しつけて欲しい。

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    2017年04月26日
  • 一刀斎夢録 下

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     泣いた…
     上巻で坂本竜馬や芹沢鴨はじめ新撰組の話をあらかた聞いてしまったので下巻は じじいの武勇伝かなって思っていたんだけど…ちがう 聞いていて(読んでいるんだけど 斎藤一のそばで 梶原さんと一緒にきいているかのようです)苦しくて、苦しくて…
     その途中でほっとさせてくれるのが 奥様の存在です。「今日も来るかと賭けをしておったなど」奥様とのほほえましいいちめんも見せてくれます。
     ある日、梶原さんがお風呂に行くふりをして 仲間をまいて、斎藤一の所へ行った時も 梶原さんがお風呂へ行く恰好のままなにもかかわらず いつものように「御腰のものをおあずかりいたします」と、すました顔で 手に持っている

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    2018年01月06日
  • 壬生義士伝 1

    原作に負けていない

    ながやす巧先生の描画が素晴らしいです。
    また、内容も原作にほぼ忠実で、第1巻を無料で読んだ後、第7巻まで購入しました。

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    2017年03月23日
  • 一刀斎夢録 上

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    最初は乃木大将の切腹の話で 一刀斎は?って思っていたら 急に始まった!
    稽古のとき コツを教えてくれたじい様が気になり 会いに行くことに あうといきなり 新撰組の話が聞きたいのだろうと‼
    いきなりだよー❗
    そして、毎晩お酒と新撰組の話がハジマルー
    壬生義士伝からの三部作 面白いのです‼
    土方歳三の写真の話はちょっと泣けた(ToT)
    下巻も楽しみです

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    2017年04月04日
  • 王妃の館 下

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    『世の中ってね、幸せのかたちはみな似たりよったりだけれど、不幸のかたちはどれも別々なの。みんな特別の苦労を背負っている。貧乏な人も、お金持ちも。だからあなたはべつに、特別なひとじゃないのよ。もしあなたが特別の苦労をしているとしたらそれはーそう思いこんでいるあなた自身の姿が、不幸なのよ。』

    後半グッとくる。期待通りの予定調和。
    ストレートに響いてくる素敵な話。
    面白かったなぁ〜。宝塚も観たいなぁ〜。

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    2017年03月01日
  • 王妃の館 上

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    『「ドイツ軍は、パリの市内だけは爆撃をしなかった。フランス軍もパリが戦場になることを怖れて降伏した。ノルマンディ上陸作戦のあとで米軍も、パリに大砲は向けなかった。そしてドイツ軍はまた、パリが戦場になることを怖れて撤退した。彼らはみな、かけがえのないものを知っている。」

    「日本は焼け野原になるまで戦いましたものね。」

    「戦いのことばかりではないよ。パリの市内には近代的なビルが少い。街並は何百年も変わっていないんだ。大都市としてはよほど不自由だろうに、パリ市民はパリの美しさを損なうぐらいなら、暮らしの不自由さを選ぶのだね。そうした心がけには感心したし、同時に恥ずかしくもなった。われわれ日本人が

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    2017年02月27日
  • 一刀斎夢録 上

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    ネタバレ

    新撰組三番隊組長斎藤一の生涯を描いた作品。

    話の始まりは、大正元年に近衛師団所属の剣の達人、梶原がライバルである警視庁の榊よりある人物についての噂を聞くところから始まる。
    榊が、警視庁道場でまみえた老人が実は斎藤一であり、彼に話を聞いてから剣がすこぶる良くなったと話した。
    それを聞いて、梶原も斎藤一の家を訪ねる事になる。

    基本的には斎藤一の一人語りだが、まるで京の町にいるような感覚になる。
    上巻は新撰組入隊から鳥羽伏見の戦い、そして江戸へ落ちるまでの数々の暗殺と戦いの日々を回想する。

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    2017年02月04日
  • 赤猫異聞

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    ネタバレ

    浅田節炸裂の一冊。時代の終わりと始まりの狭間における不条理の中「生きる」と言うことを鮮やかに描いた作品。骨太且つ読みやすい、ストーリー以外にも毎度ながら緻密に描かれた下級武士や町人の暮らしぶりや苦悩には舌を巻く。

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    2017年02月02日
  • あやし うらめし あな かなし

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    ネタバレ

    浅田次郎の小説はコミカルなものしか読んだことがないので、これは驚いた。

    けっこうコワい。
    「赤い絆」
    人間の情念みたいなものを書いた短編で、男女の心中事件を、昔語りに子どもに話してきかせる老婆の話がある。

    勉学一筋、親の期待を一身に受けたおぼっちゃん大学生の恋愛事件(お相手は遊女)を扱って、大時代的な悲恋を語るのかなー、と思いきや。
    そこは本当にあった話的な怪談に一気になだれ込む。

    「遠別離」には感動した。
    戦争中、フィリピンのレイテ島で命を絶たれた男と、東京で2浪の末に大学進学をあきらめガードマンをしている男性の人生が奇妙にシンクロするお話。

    兵士の、この世に残った魂が愛妻に別れを告

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    2017年02月16日
  • マンチュリアン・リポート

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    いよいよ刊行開始になったシリーズ最新作「天子蒙塵」。その前の本作は、さていつ頃読んだのだったかな、と思って本棚を検索してみてビックリ。なんと登録してませんでした。ちょっと細かい内容までは忘れてしまったのですが、満鉄を擬人化しつつ、張作霖爆破事件に至る各人の動向を、それぞれの視点から描ききった力作だったと記憶します。というかそんな建前はどうあれ、本シリーズで心打たれなかった作品はないんですけどね。という訳で、本作を登録しつつ、上記最新作を存分に楽しませてもらおうと思う次第。

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    2017年01月04日