浅田次郎のレビュー一覧
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購入済み
周りの人達には愛されながらも拭えない喪失感が生死の境目で少しずつ埋められて行く過程が切ないけれど美しくてさすがとしか言いようがありません。浅田次郎作品はたくさん読みましたが、言葉選びの美しさはこの作者の真骨頂だと思います。
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千島列島(当時)の最北端の占守(シュムシュ)島、ソ連領のカムチャッカ半島は目と鼻の先。
しかし、そこから東に連なるアリューシャン列島はアメリカ軍が押さえていた。
戦争終結を視野に入れて、大本営はアリューシャン列島からアメリカ軍がやってくると睨み英語通訳を占守島に送り込む。
これが間違いだったとは言い切れないと思う。
お人好し・・・だったのかな。
アメリカ軍ではなく、ソ連軍が国際法を破って侵攻してきた。
上巻中巻にもたびたび出てきたが、原住民や、少数民族に対しての大国のやり口がひどい。
どうして、「土地はもともとそこに住んでいた人たちのもの」と考えることができないのか。
占守(シュムシュ)島 -
Posted by ブクログ
ネタバレ4冊長かった…やっと読み終えた…
宝塚で舞台化してたから気になって読みました。
歴史フィクションおもしろかった!
やっぱり革命前というか時代が変わるところを題材にした歴史物は面白い。
そして、雪組さんの再現度すごい。本の人物そのままで演技されてた。
そして脚本もすごい。いい感じにそれぞれの出番を振り分け、話の本筋は変えず、脚色して、見応えある舞台になってました。
舞台見てから読んだから話も理解しやすかったかも。
以前壬生義士伝も舞台化したから読んだけど、ほんっっっとに読み辛くて大変だったから蒼穹の昴は楽しめてよかった。
でもやっぱり第三者視点の語り草の場面は読みにくかった。そういう書き方好きな -
Posted by ブクログ
読み終わったー!!登場人物の名前に慣れてきて、さらっと読めた。
宋教仁の演説は、私も国民と一緒になって、この人ならどうにかしてくれるかもと思える素晴らしい内容でした。西太后もいなくなり、国内外でも混乱を極めていた時の希望とすら思えたのに、本当に残念でした。誰だこんなことするのは!って怒りすら覚えた。宋教仁が生きていたら、どんな国になってたのか気になる。暗殺って国の運命すら変えてしまうかもしれないとんでもないものだ。
そして李兄弟の再会。ついにって感じで、あれは涙無しでは読めなかった。みんなそれぞれが幸せになって、本当に良かったねぇってなった。みんなお互いのことちゃんと思いあってたんだと分か -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み始めは、正直玄蕃様を好きになれなかった。善人であるのは分かるけど、自分の中で「この人は破廉恥漢である」とレッテルがあったためだ。しかし、読み進めていくと本当は破廉恥漢で無く、「青山」という長年続いてきた武士の歴史を終わらせるために罪を被り、自ら贄となったと知った。私は胸の奥が痛く、レッテルを貼っていた自分を恥ずかしく思えた。
心に残ったフレーズは
「礼があり、それから法ができた」
好きなシーンは
①押送最終日、玄蕃が乙次郎の服を洗ってくれていた。
玄蕃「全く仕様のねえお与力様だの。ほれ、着替えろ。夜なべで洗うて火熨斗(ひのし)を当てておいたぞえ」
乙次郎「誰が。どうして、どうして」と袖