浅田次郎のレビュー一覧
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あー面白かった!
任侠モノを読んでると言い回しから、生き様から、なんだか普通の人より人間らしいんじゃないかと思ってしまう単純なワタシ。
ラスト、いわくありの各々が朝日を浴びて旅立って行く所がうるッときた。
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不器用だけど一生懸命生きてるんだ!みたいな登場人物の面々。少しホロッときて、でも、がんばれー!と言いたくなる。
そして…あちらこちらに ぷぷッ が散りばめられて。
そりゃドラマにもなりますよねー。
パート2 秋は何がおこるのかな?Posted by ブクログ -
プリズンホテルシリーズ最終巻です。
私の願い通り最後はみ~んなが幸せに終わったので本当に良かった!
春を最終巻にしたところに著者の狙いがあらわれていましたね。
私が許せないと思っている木戸の暴力癖もまあまだ健在だとは思うけど、夏の頃の彼とは違うし、何よりプリズンホテルはずっとそこにあるから安心...続きを読むPosted by ブクログ -
17年前に古本屋で題名のインスピレーションで手に取り読みました。この本がきっかけで浅田次朗さんの本にドップリはまりました。人生経験豊富な方なのでエッセイは非常に面白いです。
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プリズンホテルシリーズは冬が一番すき。
血まみれのマリアがかっこいい。
天海祐希あたりにやらせたい。
もうお清さんが健気で泣けてくるの(最後のシーン)
生きることの奇跡とか、すごく考えさせられる。
やっぱり浅田次郎、すげー、そして好き。Posted by ブクログ -
ネタバレ何度聴き返したか、重厚感溢れるシェエラザード。この悲哀、幻想、希望を胸に読み進める。連合国軍の弥勒丸に対する撃沈カウントダウンには、大本営参謀達の悪企みが見え隠れする。この参謀達の判断ミスで、台湾沖合で4発の魚雷を受け2300人と美しい彼女も当然の如く沈んだ。これを悲劇と言わずして何を悲劇と...続きを読むPosted by ブクログ
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終戦間近に客船の弥勒丸に白羽の矢が立った。その命令は緑十字を旗印として捕虜に救援物資を運ぶこと。日米間の協定で安全航行を保障されているが、米軍から4発の魚雷により2000人以上の乗船者の殆どが死亡し、救助されたのはたった1名だった。物資運搬以外にも金塊の運搬をするという第二の命令を受けていた可能性が...続きを読むPosted by ブクログ
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『お清。僕は君を愛している。軽蔑しないでくれよ。お願いします。結婚して下さい』本当に始末に負えない木戸孝之介。下品で暴力を振るい、薄情だが優しい。このアンビバレンツな性格に興味が引かれる。冬のテーマは「命への慈しみ」。客として訪れる登場人物もバラエティーに富む。救命救急で20年働く阿部看護婦長、緩和...続きを読むPosted by ブクログ
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富江はすでに亡くなっているのだろうか?血は繋がらない孝之介の全細胞には富江の愛情が沁み渡っているに違いない。富江との人生の和解の日、プリズンホテルには暖かな南風が吹いていた。和解のきっかけは孝之介の日本文芸大賞受賞の報告とともに懺悔することで、富江に残された短い時間で孝之介は幸運にも間に合った。この...続きを読むPosted by ブクログ
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元気がないときはプリズンホテルを読むに限るなぁ。
笑って泣ける。
名言がたくさん。
悪い人たちばかりなのに、悪いやつが一人も出てこないし、みんなカッコいいふしぎな小説。
やっぱり浅田次郎、最高。Posted by ブクログ -
短編ストーリーごとの設定の多様性が素晴らしかった。
浅田次郎さんの人生の引き出しの多さと人情深さを思い知った。起承転結がしっかりしていて、オチの付いた作品ばかりでした。
感動の涙を流したのが、「シエ」「オリンポスの聖女」「永遠の緑」
よくわからなかったのが「再会」Posted by ブクログ