浅田次郎のレビュー一覧

  • プリズンホテル 4 春

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    プリズンホテル完結編。問答無用に面白い。

    ちょっと冬で一休み?したかなと思ってたらやっぱ最後はプリズンホテルワールドが全開でしたね。

    どうやって終わるか心配してた主人公。
    予想以上に綺麗に終わりました。自分の止まっていた時計がようやく動き出したようです。よかったよかった。

    夏、秋、冬と読んできて、最後は全作が走馬灯のように駆け巡りながら、それでも春のストーリーがもすごく内容が濃く、且つスピードのある展開で、読んでて結構忙しかったです。それでもものすごく良い忙しさ。

    シリーズものはあんまり好きではないんですが、読み終えるのがすごく寂しかったです。

    また本作の個性的な登場人物一人一人に必

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    2022年01月06日
  • パリわずらい 江戸わずらい

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    JALの機内誌で初めて読み、その後は搭乗するたびに真っ先にこのページを読むようになりました。
    小説と違って軽いタッチで日常生活を綴っている事、ニヤニヤしてしまう自虐も読みやすさに繋がっていると思います。
    気軽に読んで気分転換するにはオススメです。

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    2022年01月03日
  • 壬生義士伝 11

    ネタバレ 購入済み

    切ない

    追い詰められた吉村貫一郎が南部藩邸に駆け込んでそこで切腹をかつての親友の大野次郎右衛門から申しつけられるところからスタートした話だが、いろんな証言者の回想シーンで過去を振り返っていたことからなかなか切腹には至らなかった。が、とうとうこの巻で切腹の晩の様子が判明する。切腹までの過程での吉村の思いだけでなく、その後の大野の思い、吉村の息子の思い、その他の人々の思いが当時の価値観や美意識といろいろな葛藤がうまく描かれている。痩せ我慢の美学で実利的ではないのかもしれないが、登場人物の言動や葛藤に正しさや美しさを感じた。

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    2021年12月09日
  • 夕映え天使

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    浅田次郎作品は、ノスタルジックな雰囲気がとても好きなのだけど、この作品集はその持ち味にプラスして、いろんなジャンルの話があってとっても好きだった!
    全て読後感が良く、終わってもはぁ…と余韻に浸る感じ。
    全部が全部ハッピーな終わり方では無いのだけど。
    考える隙を与えてくれるこの短編集は手元に置いておきたいなぁ。

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    2021年12月05日
  • 終わらざる夏 中

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    終戦間近の北の涯の島で起こったこと、初めて知った。戦争についてまだまだ知らないことが沢山あると気付く。
    是非ではなく、少なくとも祖国の歴史を知ることが、未来に続く事だと思いたい。

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    2021年12月03日
  • プリズンホテル 3 冬

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    今回の物語は、また角度を変えて、生と死を描いたもの。一般社会での価値体系よる一元的な評価だけでは人間は測れないということを、アウトローの任侠と触れることで解体し敷衍してきたのがこのシリーズ。しかし、そんな異なる価値体系、見えや粋、面子と言ったものを大切にして生きている男たちも、死を前にして、命と向き合うと形無になってしまう。
    『死にたいことと、死んでもいいってことは、全く別物』という言葉の重さを知る。
    イジメを苦にする少年や次作を求める編集者の姿から、生きることは、苦しく、さまざまなことを縁にして人は生きていることが浮かび上がる。その一方で、その命をめぐる、マリアと平岡の対立、そして山男の姿勢

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    2021年11月24日
  • プリズンホテル 3 冬

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    前回2011年3月23日となっている。

    この第3巻、冬物語は一番心に沁みたなぁ。

    マリア、サチコ、山男、少年太郎、平岡先生、みどりさんと、なかなかゲスト陣に魅力があってお迎えする側がサポーターに徹している。
    困ったちゃんの作家先生だけが相変わらずの甘ったれだ。

    4巻目に行く前に少々休憩を挟むつもり。

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    2021年11月19日
  • マンチュリアン・リポート

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    蒼穹の昴シリーズは大好きで、これまでの全ての作品を読ませていただきました。第4段となる本作では志津中尉のレポートと、鋼鉄の伯爵と呼ばれる蒸気機関車の追憶が交互に提示される事で、満州鉄道爆破による張作霖爆殺事件が明らかとなります。ストーリーもさる事ながら、このスタイルにもとても感銘を受けました。コロナ禍の中でしたか、本の中で北京から奉天を旅している気分を感じる事が出来ました。是非ともこの先もこのシリーズを読みたいと思います。このような素晴らしい作品を執筆された浅田先生に感謝いたします。

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    2021年11月17日
  • プリズンホテル 2 秋

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    プリズンホテル秋今読み終わりました。あいも変わらず面白い作品でスイスイと読むことができました。舞台は変わらず登場人物が変わっていく中で、これだけのものが作れると言うのはすごいなと感じました。

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    2021年11月15日
  • 沙高樓綺譚

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    宮部さんの百物語は中だるみかなあと思っていたところで
    浅田さん版百物語、浅田さんはやはりすごいと再認識。

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    2021年11月14日
  • プリズンホテル 2 秋

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    ネタバレ

    2巻に入って、俄然面白くなる。
    佐藤優の言っていた、人を侮ること、侮られまいと足掻くことが、実感として腑に落ちる物語だった。

    なべ長がガラッと雰囲気を変えるのは、245ページでこれは手打ちだと思ったところからだろう。『他人には言えぬ悩みや悲しみや、クタクタに疲れた体や押し殺した怒りやー様々のストレスで爆発寸前の、自分自身との手打ちなのだ。』

    『俺、わからねえもの。自分がどこの誰だか、何をしてるんだか、ずっとわからねえんだ。』

    『ぼくは暗澹とした。真っ暗な底知れぬ、不可解な人生の淵を覗き込むようなきぶんになった。』

    人間の価値とか、あり方、大きさ、真摯さというものは、決して出世とか、見た

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    2021年11月14日
  • 壬生義士伝 2

    無料版購入済み

    渋い

    主人公吉村貫一郎の新選組での活躍が描かれる2巻。
    卓越した剣術のカッコよさやお金にまつわるユーモラスな描写が楽しい。
    守銭奴との誹りを受ける吉村だが、家族の為にひたむきな姿は竹中の言う通り彼らの良心であるのだろう。

    #アツい #エモい #カッコいい

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    2021年11月12日
  • 壬生義士伝 1

    無料版購入済み

    壬生浪

    新選組の隊士を描いた物語。
    絵はとても上手く迫力があり、またコマ割りなども秀逸で読みやすい。
    大正と幕末を行き来するストーリーも素晴らしく、主人公の過去や今後の動向が気になるところだ。

    #カッコいい #ドロドロ #ドキドキハラハラ

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    2021年11月12日
  • 壬生義士伝 2

    無料版購入済み

    コミカライズの名作

    原作は浅田次郎の作品の中でもとりわけ泣かせる名作である。この名作のコミカライズであるが素晴らしい絵柄で原作に負けないほどの仕上がりになっている。原作の雰囲気が、原作以上に読者に伝わってきている。コミカライズの名作と言っていいと思う。

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    2021年11月06日
  • 一路(上下合本)

    購入済み

    やっぱり名作

    はじめはNHK の時代劇で知ったこの作品。紙の本で読んでいたが利便性を考えて電子書籍で再購入。数年振りに読んだが、やっぱりおもしろい。昔ながらのTV時代劇を観ているようだった。こういう、分かりやすく日本人の琴線に触れるような、良い意味で芝居くさい時代小説は、人生の清涼剤になると改めて思った。また、一年後にでも読み返して、一路とお殿様の世界に浸りたい。定期的に読み返したくなる名作だ。

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    2021年11月05日
  • 一刀斎夢録 下

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    『一刀斎夢録』浅田次郎

    一刀斎。

    新撰組最強の剣客と呼ばれ、恐れられた、鬼の3番隊隊長、斎藤一。
    幕末を生き延び、明治を経て大正を迎えた「一刀斎」は、近衛師団の中尉に向かって夜毎語る。

    新撰組とは何だったのか。

    斎藤一が生きた、その理由とは。



    浅田次郎の新撰組三部作、最後の一作品。
    こちらも期待を裏切らない、超大作でした。
    ついに舞台は幕末の動乱期に。
    今回は複数人視点の語りではなく、ひたすら斎藤一本人がその口で過去を語る。
    年老いた斎藤一が毎夜訪れる若い中尉を相手に昔語りをしている姿を想像するだけでなぜだか泣けてくる。

    吉村貫一郎先生や、芹沢鴨暗殺事件あたりの話も沢山出てき

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    2021年11月04日
  • プリズンホテル 2 秋

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    再読完了。
    今回は極道御一行様vs警察官慰安旅行御一行様
    ベテラン歌手と仲蔵叔父の関係は?
    アイドル崩れと腐れマネージャーの行く末は?
    作家先生と愛人のコドモとの関係は?

    やっちまえ〜と作家の声が聞こえてくるようなやりたい放題。
    作家先生のひねくれきった愛情表現に辟易だけど、そうやって実は甘やかされてきたのだと本人が気付く日は来るのだろうか?

    今回も福田クイズ第2問は出来た。

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    2021年11月04日
  • 壬生義士伝 11

    購入済み

    新たな視点

    11巻は、主に中間の佐助からの視点で、主人大野次郎右衛門と吉村貫一郎が語られています。
    次郎右衛門と貫一郎の友情を軸に物語は進んでいきます。
    泣けます。

    #切ない #感動する #胸キュン

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    2021年10月25日
  • プリズンホテル 1 夏

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    初回は2011年3月に読んでいるらしい。
    今回2回目。

    とにかく面白かった!という印象があり、友人に貸しても4冊もあるのに1週間で読んだと返ってくる。

    そのシリーズを今回Instagramの本仲間内で開催された『本を読まない人におすすめ本を紹介する』という企画で紹介し、晴れて大賞を獲得した。

    ということで、慌てて再読。
    少々時代も過ぎたものの、10年前とそう変わりはないはずの現在。
    義母や愛人を簡単に殴り飛ばす主人公の行動には嫌気がさすが、その子供っぽさ、甘えん坊根性を大きく包み込む話の流れ、任侠オヤジたち、頑固夫、真面目支配人、プライドの高いシェフの男気(侠気、漢気)が清々しい。

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    2021年10月19日
  • 一路 (下)

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    上下とも読破。理不尽に大役を任されながらも、一所懸命に任務を遂行していく。木曽路に連なる峰々のごとく難題が押し寄せるが、道中を歩進めるように一つ一つ乗り越えてゆく。その姿に、何か忘れかけていた大事なことに気付かされる。

    ストーリーが素晴らしいこともさることながら、著者が古文書好きということもあり、普段なかなか見ることのできない表現を発見することができる。今まで見たこともない漢字・言い回しなのに、なぜか懐かしく、すっと腑に落ちるような表現。今でこそ「古い」とされる表現も、江戸時代が200年以上続いたことを考えると、日本語の歴史を俯瞰した時に、今の表現技法はごくごく最近になってからのものであろう

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    2021年10月08日