浅田次郎のレビュー一覧
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JALの機内誌で連載されていたエッセイの文庫化。JALに乗るときはこれが楽しみだった。旅のエッセイや薀蓄を浅田さんの軽妙ですっきりとした文章で喜ばせてくれる。文庫になってくれて本当に良かった。是非読んでみて。Posted by ブクログ
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朝田次郎さんの半生をつづったエッセイ。
独特の語り口がおもしろい。
私もこんなおじさんになりたいと思った(若いうちは女性でよかったと思っているけど、年をとっていく中で、おじさんになりたいと思う)。
きりきりと生活している中で、息が抜ける。Posted by ブクログ -
このシリーズは本当に、読めば読むほど面白くなっていく。
特に、1巻からずっと通して読んできた身としては、最後の「第六夜 銀次蔭盃」は否応なく引き込まれる名編で、このシリーズの最初で舞台から去っていってしまった仕立屋銀次が再登場する。そして改めて読者の前から去っていくことになるのだが、極寒の網走監獄を...続きを読むPosted by ブクログ -
「天切り松 闇がたり」シリーズの第二巻。
前回よりも文章がサクサク進みます。作者も書き慣れてきたんでしょうね。
話はどれも粒ぞろいなのですが、特にいいのは表題作「残侠」から「切れ緒の草鞋」に至る山本政五郎が登場する2編です。
このシリーズは語り口が独特で、まあよくできているのですが、小政の口調はそれ...続きを読むPosted by ブクログ -
いつしか大事なモノを無くしてしまった人々に語りかける話は誇りと信義と命を賭けて生き抜いた目細の安吉一家の物語。
粋で人情溢れる彼らの話は心に直接語りかける。
早いものでシリーズ三作目を読み終えました。後一作だったかな?寂しいものです。
今回も文句無く面白かった。目細の安吉一家が生き抜いた時代を間...続きを読むPosted by ブクログ -
エッセイ集だけど、本当に名言の数々が散りばめられている。
作者の言葉を借りれば至言がいっぱいである。
考えさせられ、ホッコリし、心が軽くなる。
和を以て貴しと為す。→「ま、いっか」
日本人が忘れた心がここにある。
【花笑鉄心】Posted by ブクログ -
すばらしい。瑞々しく清々しいあの時代の人びとの描写が。正に自分も一緒に過ごしているような錯覚に陥るような。
この時代に産まれ育ったことを心底羨ましく思う。浅田次郎作品はあまりしらなかったが、ジャンル問わず読んでみようと思う。
雛の花は名作!Posted by ブクログ -
皆さんのレビューからすると不評も多いのかな?私的には面白かった(´∀`)
「星条旗よ永遠なれ」を下ネタかよ!な感想の方もいるみたいだけど、面白かったけどなぁ。男性が素敵に見える。私が年とったって事なのかな?Posted by ブクログ