浅田次郎のレビュー一覧

  • 中原の虹(3)

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    中原の虹 1,2 を読み
    日本から 買ってきてもらった 中原の虹 3,4。
    待ち遠しいほどに 待った本だった。

    中国を 外国の植民地にしない という 西太后の決意。
    明治維新のような 禅譲。
    中国の大きさから 一筋縄では まとめられぬ。
    清が滅び 新たな時代が どう確立するのか。
    それにしても 清が 漢族の王朝でないことが 新鮮だった。

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    2013年02月13日
  • 中原の虹(2)

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    西太后のすざましいばかりの執念。
    清という国が 滅びようとも・・・
    外国の植民地ではなく 中国人の国であってほしい
    と 願う姿の 壮絶さ。
    悪女 と呼ばれようと 堂々としている。

    春児の献身的な仕事ぶり。
    いずれ 春雷に会えるかもしれない 不思議な縁。

    清から 時代は 大きく変わっていく。
    張作霖は まだまだ 東北王 をめざしている。

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    2013年02月13日
  • 中原の虹(1)

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    中国の歴史は 1949年以降 のこと
    と思い込んでいた。
    こうやって 中国の近代史を 浮かび上がらせる
    浅田次郎の筆力に ただただ感心する。

    満州 というのが 万里の長城の 北側にあり
    満族によって 支配されて いた。
    中原の虹を求めて 万里の長城を 越える。

    張作霖が まさか 馬賊 から 始まったとは
    知らなかったが・・・じつに いいオトコである。
    その 素直で 一途で 非常さが なんともいえぬ。
    張作霖の 言葉が きらきらしている。

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    2013年02月13日
  • つばさよつばさ

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    JALの機内誌で連載されていたエッセイの文庫化。JALに乗るときはこれが楽しみだった。旅のエッセイや薀蓄を浅田さんの軽妙ですっきりとした文章で喜ばせてくれる。文庫になってくれて本当に良かった。是非読んでみて。

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    2012年10月05日
  • 日輪の遺産

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    壬生義士伝、シェラザードに続き好きな話になった。蒼穹の昴は別にして。浅田次郎さんの本は、すごくリラックス出来るみたい。その時間、無心になって読める。

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    2012年09月28日
  • 中原の虹(2)

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    ネタバレ

    2巻は、チャンヅオリンを中心とした馬賊の話、
    愛新覚羅の太祖ヌルハチとその子供達の話、
    西太后や袁世凱を中心に、外国人記者を絡めながら政治の話、
    と主に3本のストーリーを並走させながら物語はすすんでいきます。
    期待していたウエンシュウも登場しましたよ!
    ・・・でも、歴史的事実は知っていたから覚悟はしていたけど、とうとう西太后や光緒帝が亡くなりましたついに、ラストエンペラー溥儀の時代に突入です。
    これからどうなっちゃうんだろう。チャンヅオリンについての知識がないので展開の予想もつきません。あ~目が離せない!!

    ところで、13日の朝日新聞朝刊で「乾隆帝」の特集がされていました。
    (来年早々上野の東京国立博物館で「北京故宮博物館院200選」展を開催するそうです。行かなきゃ)
    そこに、乾隆帝の治世に清が絶頂に繁栄した理由と支配の工夫についての記載があり、それがこの小説(蒼穹の昴もね)とぴったりマッチング!
    傘下の民族の文化を尊重し、結果的にそれらを共存・融合させたことが統治成功の理由だと。多文化共生がキーだと言っています。
    浅田次郎さんってすごーい。
    本当に細部までよく研究されているのね、と感動しました。
    カスティリオーネの描いた乾隆帝をみていたら、もうどこまでがフィクションなのか分からなくなってしまった・・・

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    2016年11月15日
  • ま、いっか。

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    朝田次郎さんの半生をつづったエッセイ。

    独特の語り口がおもしろい。

    私もこんなおじさんになりたいと思った(若いうちは女性でよかったと思っているけど、年をとっていく中で、おじさんになりたいと思う)。

    きりきりと生活している中で、息が抜ける。

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    2012年09月01日
  • 天切り松 闇がたり 第三巻 初湯千両

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    ネタバレ

    このシリーズは本当に、読めば読むほど面白くなっていく。
    特に、1巻からずっと通して読んできた身としては、最後の「第六夜 銀次蔭盃」は否応なく引き込まれる名編で、このシリーズの最初で舞台から去っていってしまった仕立屋銀次が再登場する。そして改めて読者の前から去っていくことになるのだが、極寒の網走監獄を舞台に銀次、目細の安、そして松蔵へと盃が受け継がれつながっていく流れに、思わず胸が熱くなった。見事な幕引き。

    ただあまりに見事すぎて、このシリーズを全部読んでから改めて眺め直してみると、この次の4巻が「おまけ」のような印象になってしまうのは否めない。

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    2012年08月16日
  • ま、いっか。

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    --金銭も愛情も他者からは求めず、みずから生産し管理すること、すなわち自由である。

    ふと本屋でタイトルに惹かれて手にとったのが、浅田次郎のエッセイでした。

    面白い。
    どんな面白さかというと、居酒屋でユーモアのある年輩のおじさまとご一緒させていただいているかんじ。
    まるで直接お話を聞いているかのように、はっとさせられたり、しかめ面になったり、あるいは大笑いしてしまったり、本と向き合ってるとは思えないほど表情筋をつかって読んでいました。

    エッセイは説教臭さや自慢気な印象を受けてしまい、あまり好きではないのですが、この作品はとても面白く読めました。
    やっぱり年を重ねた教養あるおじさん好きです。素敵です。

    --楽しければ笑い、苦しければもっと笑い、どちらでもなければ自然に笑っていればいい。日がな花のように笑い続けて、しかも大地に鉄のごとき根が生えていれば、なおさらいい。
    「花笑鉄心」
    浅田次郎の座右の銘だそうです。

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    2012年08月12日
  • 天切り松 闇がたり 第二巻 残侠

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    ネタバレ

    「天切り松 闇がたり」シリーズの第二巻。
    前回よりも文章がサクサク進みます。作者も書き慣れてきたんでしょうね。
    話はどれも粒ぞろいなのですが、特にいいのは表題作「残侠」から「切れ緒の草鞋」に至る山本政五郎が登場する2編です。
    このシリーズは語り口が独特で、まあよくできているのですが、小政の口調はそれに輪をかけて格好いい。とにかく読んで、どなたさんも痺れて頂きたいと思います。

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    2012年08月05日
  • 見知らぬ妻へ

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    短編集。
    この中の「うたかた」という作品をラジオで朗読してるのを聞いて興味をもちました。
    移り行く時代の寂しさ、自分にとっての幸せとは何か。
    作品自体は暗さや深刻さは無く、優しい風を感じるような作品でした。

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    2012年07月17日
  • 天切り松 闇がたり 第三巻 初湯千両

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    いつしか大事なモノを無くしてしまった人々に語りかける話は誇りと信義と命を賭けて生き抜いた目細の安吉一家の物語。
    粋で人情溢れる彼らの話は心に直接語りかける。


    早いものでシリーズ三作目を読み終えました。後一作だったかな?寂しいものです。
    今回も文句無く面白かった。目細の安吉一家が生き抜いた時代を間近で感じる事が出来ました。
    特に最後の銀次蔭盃(ぎんじかげさかずき)が泣けました。気が付いたら涙が出てて、人前だったので涙を抑えるのに苦労しましたよ。。
    親と子。そこに血の繋がりがなくとも心の繋がりは血よりも濃く、そして固い。
    人と人をこうも結びつけるものだろうかと胸が締め付けられる思いでした。

    銀次と安吉。
    そして安吉と松蔵。

    出世するより、金を稼ぐより、大事な物を改めて教えて貰いました。

    親が子に思う事。そして子が親に思う事。
    そこには決して変わる事の無い思いが流れているのでしょう。

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    2012年07月14日
  • 勇気凛凛ルリの色

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    小説はいずれも重厚、壮大、涙なくしては読めません…、といった浅田作品。ところがエッセイはというと…。どちらかと言えば、エッセイファンの私です。

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    2012年07月06日
  • ま、いっか。

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    サクサク読める
    浅田次郎氏のエッセイ集。
    移動中で読むのに丁度いい感じ

    面白おかしくて
    すごくいいです。
    昔ながらの生粋の江戸ッ子ならではの
    生き方や考え方もそうだし。
    旅に出て本を読みまくるなんて
    羨ましい休日の過ごし方…

    まだ浅田次郎氏の本は読んだことないから
    これを期に読んでみようと思った。
    うん。

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    2012年06月18日
  • ま、いっか。

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    エッセイ集だけど、本当に名言の数々が散りばめられている。
    作者の言葉を借りれば至言がいっぱいである。
    考えさせられ、ホッコリし、心が軽くなる。

    和を以て貴しと為す。→「ま、いっか」
    日本人が忘れた心がここにある。

    【花笑鉄心】

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    2012年06月05日
  • つばさよつばさ

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    JAL機内誌の連載が文庫化。浅田さんの小説は読んだことありませんが旅をテーマにしたこのエッセイは素晴らしい。各所の空気感があるので面白いです。

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    2012年06月03日
  • 草原からの使者 沙高樓綺譚

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    皆さんのレビューからすると不評も多いのかな?私的には面白かった(´∀`)
    「星条旗よ永遠なれ」を下ネタかよ!な感想の方もいるみたいだけど、面白かったけどなぁ。男性が素敵に見える。私が年とったって事なのかな?

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    2012年03月26日
  • プリズンホテル 1 夏

    購入済み

    プリズンホテル 秋

    笑って、泣けて、大好きです。プリズンシリーズ!
    作家の愛人の娘、みかが可愛い!泣ける。泣きたい時何度も読んで
    ます(((・・;)


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    2012年03月16日
  • 地下鉄(メトロ)に乗って(特別版)

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    ネタバレ

    (作品紹介より)
    町に地下鉄がやってきたその日、真次は不思議な錯覚に捉われる。ホームに立ちつくす自分を、もうひとりの自分が地下鉄の窓の中から見つめているのだ…。


    ***

    浅田次郎さんの著書は多く、何から手をつけて良いか分からず手にとった本だったのですが、本当に読んで良かったと心から思える作品でした。
    内容自体は地下鉄に乗ってタイムスリップする微ファンタジーものです。そこに引かれて読み始めたのですが、タイムスリップなんて言葉では言い尽くせない程のストーリー構成、登場人物と登場人物の関係に、読み始めると止まらなくなってしまいます。

    主人公は地下鉄構内に事務所をかまえる小さな会社の営業マンです。大企業の社長であるが家族に厳しい父の存在を疎ましく思いながらも日々を生き、その日もいつも通りに地下鉄を利用したところ、地下から地上に昇ってみると、そこは見たことがあるようで現在とは違う、過去の、兄が死んだ日で―――。

    過去の力強い描写、時間と時間の交わり、そして徐々に明るみになってくる真実――父に対するどうしようもない気持ちと、父が過ごして来た時代の波。
    ラストはどうしようもなくて泣いてしまいそうになったのですが、全ての文章が輝いていて、読者を引きつける素晴らしい物語です。

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    2012年02月10日
  • 沙高樓綺譚

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    はじめての浅田次郎体験。大変おもしろかった。短編集で、枕元において、眠る前に何度も、楽しんだ。特に、勤王志士が映画作りのセットに紛れ込んでくる話が、とてもおもしろかった。

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    2012年01月16日