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Posted by ブクログ
粋でいなせ。男という商売、職人としての意地という言葉。そして、道化の恋文に涙咽ぶ。
心意気というものをふんだんに感じるダンディズムの宝庫。されどそれは、生物学上の男性にあるものでは無く、おこん姐さんも体現している。それを考えると、任侠も簡単なジェンダーでは無く、ここでいうダンディズムも、ジェンダーに阻まれるものでもないのかと思う。
多様性時代だからこそ、逆にこうした男気という価値観もあって良いのではないか。そしてそれを残していくことも大事ではないか。
本当の男気は、ジェンダー差別を作るものでも何でもないのかも知れない。
ただ、その流儀を押し付けてしまったら、単純なパワハラになるのだろう。本当の仁義に生きる者は、安っぽい破天荒とかパワハラ、セクハラはせずに、道を生きることにつながるのだと思う。
どんな流儀で、ルールで動くのか。主義主張を知りつつ、どう折り合いをつけるのか。集まる人たちの共通の価値観、優先すべきルールをどこに置くのか、それが大事な気がする。
私の好きな主義は、まさにこの仁義の世界だが。。、
最近のドラマの、不適切にもほどがある!
を観てみたいと改めて思う。
そして、アウトローに惹かれるのは、体制側の偏った正義から自由になって、生きる人達を描くからなのかと思う。
Posted by ブクログ
いつしか大事なモノを無くしてしまった人々に語りかける話は誇りと信義と命を賭けて生き抜いた目細の安吉一家の物語。
粋で人情溢れる彼らの話は心に直接語りかける。
早いものでシリーズ三作目を読み終えました。後一作だったかな?寂しいものです。
今回も文句無く面白かった。目細の安吉一家が生き抜いた時代を間近で感じる事が出来ました。
特に最後の銀次蔭盃(ぎんじかげさかずき)が泣けました。気が付いたら涙が出てて、人前だったので涙を抑えるのに苦労しましたよ。。
親と子。そこに血の繋がりがなくとも心の繋がりは血よりも濃く、そして固い。
人と人をこうも結びつけるものだろうかと胸が締め付けられる思いでした。
銀次と安吉。
そして安吉と松蔵。
出世するより、金を稼ぐより、大事な物を改めて教えて貰いました。
親が子に思う事。そして子が親に思う事。
そこには決して変わる事の無い思いが流れているのでしょう。
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小説・文芸
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