浅田次郎のレビュー一覧

  • 見知らぬ妻へ

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    戦後昭和、高度経済成長を遂げた日本は、人々の希望を叶えたのだろうか……といったことを考えてしまう切ない短編集。

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    2018年10月07日
  • 椿山課長の七日間

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    内容は所々曖昧。小学生の時にこれを読んで、どんな経緯か覚えてないけど校長先生に勧めた。朝登校する時に「あの本すごい面白いね」って言ってもらえたのがとっても嬉しかったのはよく覚えてる。

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    2018年09月04日
  • 終わらざる夏 下

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     上・中・下巻を通して悲しい小説でした。戦争、そして国家に翻弄され続けた人々の姿は、戦争によって真に失われるものは何なのか、ということを示しているように思います。

     下巻に入り、日本はポツダム宣言を受け入れ、戦争は終わります。しかし、それにも関わらず占守島にソ連軍は攻めてきます。それは、戦後の領土確保というソ連国家の思惑のためでした。

     しかし、占守島は戦時中、戦力を移動させる手段がなかったため、戦車などの機械も、そして実力のある兵士たちも十分すぎるほど残っていました。一方のソ連は戦闘があったという記録さえ残しておけばいいため、送られた兵士たちはわずか。戦機も不十分でした。

     国自体はす

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    2018年07月18日
  • 蒼穹の昴 全4冊合本版

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    中国が好きになる

    まず中国の壮大さを感じます。これまでの歴史認識も変わるほど圧倒されました。細やかな感情表現でありながら生々しくならないので、読了し爽快感があります。

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    2018年06月28日
  • 霞町物語

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    戦後の昭和、高度経済成長で東京も都市開発が活況を見せ始める時期、学生運動華々しい時期に、東京の霞町で高校時代を過ごした主人公と家族、そして仲間たちの物語。連作短編という形式を採りながら、少しずつ家族の歴史が紐解かれていく。

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    2018年06月17日
  • 一刀斎夢録 下

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    浅田次郎の新選組3部作のラスト。最後まで生き残った斎藤一の回顧録形式の小説。新選組での活躍の後、戊辰戦争、西南戦争と語り継いでいく。必ずしも時代順に語る訳ではないので、新選組のあらましをざっと知っておかないとピンと来ない話がある。「燃えよ剣」、「壬生義士伝」などを先に読んでおいたほうがさらに本書を楽しめる。生き残ってしまったことに思い悩む、斎藤一の姿に完全に感情移入できるエンターテイメント。

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    2018年06月08日
  • ハッピー・リタイアメント

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    やっぱり浅田次郎さんのお話は楽しい。
    ユーモアたっぷりにどこか世の中を天下りを皮肉る手法たまらない。
    真面目に生きてきた登場人物たちの疎さがたまらなく、敵方の堕落さとの対比がしびれる展開。

    ヒナさんの行き方も素敵。
    ラストまで胸のすく物語。やっぱりこの作家さんは最高!

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    2018年05月22日
  • 神坐す山の物語

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    久しぶりに読んでてワクワクする本に出会いました。
    山での不思議な出来事を、浅田少年と共に体感しました。昔から脈々と伝わっている山での信仰は、私たちが忘れてしまった感性を呼び起こすと共に、どこか懐かしい気持ちにもなりました。
    驚くべきは全て本当に伝わってきたお話だといこと。
    そして神官たちの墓地が山の奥にあること。
    父の故郷大物忌神社の方々の墓地が思い出されました。

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    2018年03月05日
  • 地下鉄(メトロ)に乗って(特別版)

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    映画も観ましたが、小説の方がずっとおもしろいです。
    タイムスリップを利用して、理解したくもない父親の良く見えない、見せていない一面を迫力満点で見せつけてくれます。
    親の心子知らず、子の心親知らずで、最後はほろりとします。

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    2018年02月26日
  • 日輪の遺産

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    日輪の遺産

    感動しました。戦争の終わりに、これと似たようなことがきっとあったのではないかと思っています。平和を守ることが、今を生きる私達の使命と改めて思いました。

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    2022年05月19日
  • オー・マイ・ガアッ!

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    短編以外の浅田さんの本、しかもコメディを初めて読んだ気がする!そこはかとなく三谷幸喜っぽさがある…
    がんがん風呂敷を広げてどうなるんだ!?!収拾つくのか!?って思ったけど最後はきれいにまとまっててすごかった…気付いたらラスベガスにいる感覚になってました。たくさんの登場人物の行動が絶妙に絡まって、展開が進んでいくのが圧巻だった…

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    2017年11月09日
  • 天切り松 闇がたり 第五巻 ライムライト

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    ネタバレ

    最高。
    泣き、笑い、考える。読書の醍醐味が全て詰まっている。本当に幸せだ。
    一つ辛いのは、読んでいて、自分が恥ずかしくなることか。
    ふいに、昨日のあの行動は無粋だったな…おとといの行動は不義理だったな…と。

    ライムライト最後の一節
    「でもーーおとっちゃんが映すチャップリンさんのほうが、ずっとすてきで、ずっとおかしいよ」
    とたんに寅兄ぃは、ネオンの、瞬く六区の夜空を見上げて「あー」とどうしようもない声を上げた。

    本当に最高だ。

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    2017年10月03日
  • シェエラザード(上)

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    終戦間際、軍の徴用船として捕虜の食糧を運んでいた弥勒丸が、台湾海峡で誤爆により沈められた。
    弥勒丸のサルベージを巡り、3人の男女が、謎の中国人に難題を投げかけられる。

    感想は下巻で。

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    2017年09月27日
  • 霞町物語

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    きっと時代そのものが活気に溢れてたんだろうな。それにしてもどうしてこんなにも他人の人生を綴った物語なのに懐かしさを感じるんだろう…。

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    2017年09月24日
  • 天切り松 闇がたり 第五巻 ライムライト

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    久しぶりに読んだ「天切り松闇がたり」シリーズ
    浅田さんの人情たっぷりなこの世界、やっぱりいいなぁとしみじみ

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    2017年08月15日
  • 壬生義士伝 1

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    めちゃくちゃ良い

    引き込まれる。画力も構成も文句なし。さすがレジェンドと呼ばれる漫画家の作品だと思った。

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    2017年06月18日
  • 中原の虹(1)

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    浅田さんの中国シリーズ第三弾。張作霖や張学良が登場した時代の物語です。
    浅田さんの小説は、歴史に忠実で綿密なんだなと、改めてこの中原の虹を読んで思いました。

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    2017年05月07日
  • 霞町物語

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    いくら浅田次郎が賢い子どもだったとはいえ、小学生や高校生時代のことをこんなに詳細に覚えているはずもなく、やはりフィクションなのでしょう。そうは思ってもこれは彼自身の物語、そんな気がします。

    本作は、町の写真館に生まれた「僕」の回顧録。短編8話で語られ、前半はおもに僕の高校生時代。両親と呆け気味の祖父と僕で暮らしています。由緒正しい写真館でしたが、時代が変われば住人も変わり、記念日だからと家族で写真館に来るような客は激減。いっそのこと店をたたんで引っ越すほうがいいのだけれど、昔気質の祖父が生きている間は許されないこと。ヤケクソ気味の両親は、祖父の財産を食いつぶす勢い。父はふらふらと写真を撮りに

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    2017年05月15日
  • 蒼穹の昴(1)

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    蒼穹の昴

    浅田次郎氏の小説は初めてでしたが、とても面白く、グイグイと引き込まれ、一気に終わりまで読みました。
    敢えて、難点を挙げるとしたら、人の名前などの中国語読みが難しい。できれば、ページが変わるごとにフリガナを繰り返しつけて欲しい。

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    2017年04月26日
  • 一刀斎夢録 下

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     泣いた…
     上巻で坂本竜馬や芹沢鴨はじめ新撰組の話をあらかた聞いてしまったので下巻は じじいの武勇伝かなって思っていたんだけど…ちがう 聞いていて(読んでいるんだけど 斎藤一のそばで 梶原さんと一緒にきいているかのようです)苦しくて、苦しくて…
     その途中でほっとさせてくれるのが 奥様の存在です。「今日も来るかと賭けをしておったなど」奥様とのほほえましいいちめんも見せてくれます。
     ある日、梶原さんがお風呂に行くふりをして 仲間をまいて、斎藤一の所へ行った時も 梶原さんがお風呂へ行く恰好のままなにもかかわらず いつものように「御腰のものをおあずかりいたします」と、すました顔で 手に持っている

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    2018年01月06日