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御城明け渡し後も、徳川の世が安泰であるかのように、謎の旗本は勤仕をまっとうした、しかも出世までして。やがて明暗と噪寂の中、まさかの天下禅譲の儀が……なしくずしの御一新でも、人としての義は変わらない。
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「黒書院の六兵衛」
2018年7月22日~ WOWOW 出演:吉川晃司、上地雄輔、芦名星
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1~2件目 / 2件
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Posted by ブクログ
虎の間に座り続ける六兵衛は松の廊下の帝鑑之間に移り、誰が来ても何も言わず、立ち退こうとはしなかった。八番組組頭は当然、勝海舟、西郷隆盛が説いても返事をしない。端然と正座をしているだけである。この結末はどうなるのかとページが進んだ。浅田次郎はストーリーテラーだなあ。
わかったようでわからない。分かる必要のない社会の激変。まさに今を語る小説だ。過去にけじめをつける自分自身を見つけないと前に進めない。
六兵衛は誰なのか、どこへ行くのか、そう思いながら読み進めて行きましたが、結末には何と無く納得です。浅田節炸裂の作品でした。
幕末 江戸城明け渡しの顛末 実在の人物と架空の人物を織り交ぜて綴られる ものすごくおもしろかった 広すぎ!江戸城 ≪ 江戸城の 最後の矜持 黒書院 ≫
壬生義士伝と同じ時代だ。主人公の的矢六兵衛のことは最後まで謎だったが、壬生義士伝主人公の吉村貫一郎に通じるものを感じた。 登場人物の六兵衛に対する心が徐々に変わっていくのが面白かった。
浅田節炸裂。以上。いや、ホントに面白いですよ。 損得で動く現代人を批判するようにも読める。 ミステリーとしては、四千両がどっから出たか、タネ明かしがあればスッキリしたけど。
上巻はあまり動きがなく、御書院番やら旗本やら大名の種別やらの下知識をたたきこむように、と浅田先生よりお下知。物語が膠着していても、文章力で読ませる事ができるのはさすが。 下巻に入ると、六兵衛を厄介者扱いしていた西の丸御殿の面々が、徐々にブレない六兵衛の行動にほだされていく。時代に呑まれずに変えてはい...続きを読むけないものを体現する六兵衛は、主上を待ちわびていたのだろう。主上と無言のうちに交わした会話は、六兵衛の納得のゆくものだったのだ。 六兵衛の正体はとうとう最後までわからないが、 太平の世を築いた先人達の魂が、確かにそこにあった。
西郷、勝海舟の会談により無血開城される事になった江戸城。しかし今だ彰義隊、官軍、欧米列強の軍勢が睨み合い一発触発の危機の最中、官軍側先遣隊長として派遣された尾張藩士が城内にてみたもの。それは無念無想で殿中に居座る御書院番士六兵衛。悠然と構えるこの旗本は一体何者!?300年近く続いた城内勤仕の慣習と幕...続きを読む府御家人株の売買について情感タップリかつユーモラスに描く。
上巻からの続き。(ネタバレあり) 六兵衛と呼ばれる侍は、実は六兵衛ではない?まさか?というところは、そうきたか、と。鳥肌。 緊迫の幕末の江戸城での、動と静の対比。に居てはいけない存在が、実は段々とその場の人間に欠かせない存在に変わっていく様子といい、秀逸。
六兵衛の正体の謎解きが、エスカレートしていく。出てくる人物たちの豪華なこと。幕末をめぐる諸説の披露。これは三谷幸喜監督で映画化できそう。清州会議と似ていてダメか?
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黒書院の六兵衛
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