【感想・ネタバレ】椿山課長の七日間のレビュー

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Posted by ブクログ

 寂しくて仕方がない方にお勧めしたい一冊。お腹を抱えて笑える場面。涙がでる程感動する場面。設定とキャラクターが分かりやすく、あっという間に読める。カラフル(森絵都)に共感された方は、こちらも感動できること間違いなし。

 亡くなった人が、「現世でやり残したことがある。」と強い信念がある場合、審査を受けて、仮の姿で数日だけ現世へ戻れるシステムが存在する物語。

 脇役的な存在の景山五郎に一番心が動いた。両親に先立たれ、生涯孤独の人生は過酷で辛いものだった。しかし、天国には愛するお父さんが迎えに来てくれた。例え亡くなった人であっても、自分のことを心から思ってくれている人が必ずいる。そう思えるようになった。

 浅田次郎の作品には、家族から切り離された孤独と寂しさのなかにいる人物がよく登場するらしい。「自分は誰からも愛されてこなかった。」という失意の中、家族の絆を探す旅路があり、人々を救ってくれる。孤独や寂しさに苦しむ事が多い私にとって、著書から救われる思いがあった。

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2023年08月02日

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面白れぇー。楽しく読めて、じんわりと涙する。エンターテイメントのツボを押さえた傑作。身を正して生きないといかんなと我が身を振り返った。遅いかもしれないけど。

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2023年03月23日

ネタバレ 購入済み

あの世へ行く道

自分が亡くなった後あの世への行き方など解った。安心した。
また、現世でやり残したことがあれば戻れるし安心した。
登場人物3人の現世に戻ってからのどんでん返しが面白いし泣ける。

#笑える #泣ける #切ない

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2022年05月25日

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46歳という若さで突然死した主人公が7日間だけ美人の女性になって現世に戻る話。
笑って泣ける心がほんのり暖かくなる小説です。
オススメ!

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2022年01月22日

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ネタバレ

一番良かったのは、元市役所職員の祖父があの世の役人たちに説教しているところ。役所の仕事は人々を管理することではないんだ。そんなものだけならコンピュータがすれば良い。大切なのはよりよい生活ができる手伝いをすることなんだ、と。
その次はバーゲンセールの結果を聞くところかな。女の姿で嶋田係長を問い詰め、やったと喜ぶ。そんなこと、もう気にしなくて良いのに。嶋田の勘違いぶりと部下のみんなの頑張りがわかり楽しく嬉しい。
すごく心の清い人、平凡な人、平凡な人を愛する人、浮気をする母親に日米安保を持ち出して反論する賢い子供、自分の子ではなかったとわかっても愛する父親、、、面白いだけに見えた人物像の中に深みがあって笑いながら読んだ文章を読み返すと今度は涙が出てくる。浅田次郎お得意の哲学的スピリチュアルは控えめ。

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2020年11月17日

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泣けた!
子供が出てきたら、もう駄目ですよ!
ベタなストーリ展開で、感涙のファンタジーミステリー!
コミカルな描かれ方が逆に胸に響きました!

ストーリとしては、働き盛りの46歳で突然死した椿山課長。
現世と来世の中間のお役所の裁きに納得がいかず、さらに、家族や会社への想いを果たすため、現世に7日間だけ戻る事に。
しかし、その姿はセクシーな美女。言葉使いも女性の言葉使いに!この辺がコミカル(笑)
同様に、間違えて殺されてしまったヤクザ組長の武田と交通事故で亡くなった小学生の雄太も現世に戻り、それぞれ姿を変えてやり残したことを果たしていきます。

実質3日間の現世の中で、それぞれの立場から、やり残した想い、やり残したことを解決していこうとします。

しかし、その結果、椿山は、さまざまな真相、女友達の本当の気持ちなど、ショッキングな事実を知ってしまう事に!

そして、それぞれのストーリが一つにつながっていくところがベタなストーリ展開。
そこで浮き彫りとなる、家族の絆、親子の絆に熱い物が込み上げて来ます。
子供がらみはとりわけつらい(笑)
家族を大切にしたいという思いがさらに深まりました。

通勤電車の中では読んではいけない!

とっても、お勧め!!

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2019年06月22日

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何気なく見ていたネットに、この作品が紹介されており、評価が高かったことから手に取った。

浅田次郎作品を読むのは初めてであったが、評判に違わず大変面白かった。赤の他人と思っていた登場人物同士が読み進めると、どんどん複雑に絡み合っていく。読み始めたら、ついついページをめくらざるを得なくなり、止めどきが難しかった。

そんな面白い作品だったが、最後の締めくくりだけが自分にはしっくり来なかった。もう少しハッピーエンドで終わらせてもらえたら良かったのに・・・。ちょっともったいなく感じたが、それは贅沢かも?

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2019年03月28日

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ふと気づくと、あなたは見知らぬ場所を歩いている。なぜ、ここにいるのだろう、まったく思い出せない。そのまま歩き続けると、おびただしい数の老人であふれかえるビルにたどり着く。そこで、あなたはあなたの人生が終わったことを知らされ、遣り残したことを清算するため、7日間の現世滞在が許される(現世滞在中は生きていたときとはまったく違った姿となる)。あなたは、この7日間をどのように過ごしますか? 本書は、主人公である椿山課長の、この7日間(実際には3日間)の物語である。 46歳の椿山は、呆けた父親、34歳の妻、7歳の息子を残し、突然、過労死した。その後、前述のビルで知り合ったヤクザ(拳銃で撃たれた)と、子供(交通事故死)とともに、7日間の現世滞在が許される。一家の大黒柱を失って路頭に迷うだろう家族や、遣り残した仕事の整理をつけるため、また、昔の女友達との関係を確かめるため、彼はこの7日を使う。これにより、「実は呆けてなかった父親」、「自分の部下と不倫していた妻」、「息子の父親は、妻の不倫相手」、「女友達は、椿山を今でも愛している」、「高卒ノンキャリがゆえ仕事に不満を持つ椿山は、実は会社ではだれからも愛される存在」などの自分を取り巻く事実が明らかになってゆく。知るべきでないことまで知ってしまった椿山。一方、残してきた子分たちの行く先と自分が殺された理由を追い求めるヤクザ。自分の出生の秘密を知り、最後に実の親へのお別れを言いたい子供。それぞれの人生がオーバーラップする。彼らの心中を思い、私の耳の奥で桑田圭介の「切ない胸に風が吹いていた」がこだました。涙なしでは読み進められない。出張帰りの新幹線の隣の席が珍しく空いていたことがありがたかった。 この複雑な人間模様は、椿山の父親により一本の糸に紡ぎ上げられ、なんとも爽快なエンディングを迎える。その時、ちょうど東京駅に着いた私の頭の中には、「千の風になって」が鳴り響いていた。

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2018年10月23日

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内容は所々曖昧。小学生の時にこれを読んで、どんな経緯か覚えてないけど校長先生に勧めた。朝登校する時に「あの本すごい面白いね」って言ってもらえたのがとっても嬉しかったのはよく覚えてる。

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2018年09月04日

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ネタバレ

それぞれまだやることが残っているのに何も言わないまま亡くなり、何とか取り戻そうと天国に行く前に7日間だけ別人になってUターン。
言えなかったことを伝えたり、生きてるときは知らなかった恐ろしいことを知ったりと7日を一所懸命に生きます。
最後の主人公のお父さんが取った行動は勇気あるとは思いますが、上がってこれるのだろうかと心配になります。いつかは戻れるよね・・?ちょっとあまりにもお役所すぎて腹立たしいです。

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2018年08月12日

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こういう話が大好物です。
笑い8、涙2くらいの割合。
主人公の父親の言葉が、心に響きます。
映像化されたモノも観たくなりました。

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2018年06月09日

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ネタバレ

椿山和昭
百貨店の婦人服第一課の課長。四十六歳。取引先との会食中に脳溢血かクモ膜下出血で倒れる。戒名は昭光道成居士。死後に残された家族の今後や、自宅のローンを心配している。現世特別逆走措置で逆走が許可された。死後七日間のため、制限時間三日間だけ現生にもどる。

カズヤマ・ツバキ
和山椿。椿山和昭の逆走時の化身。三十九歳。職業はフリーのスタイリスト。

椿山由紀
椿山の妻で夫より一回り年下。三十四歳。同じ百貨店の案内嬢をしていた。結婚を機に退職。嶋田とは結婚前に付き合っていた。

椿山陽介
椿山の息子。小学生。病院にいる祖父の昭三とは仲が良い。祖父と歩いている時に泣いている蓮子を助ける。

三上
椿山の上司。部長。椿山の後輩だったで、値札の付け方から台車の操り方まで教えた。並ぶ間もなく追い抜かれたのは能力のせいではなく、慶応の経済卒という、百貨店業界の幹部候補生だったからだある。

嶋田
婦人服第一課の係長。若くて背も高く、日本人ばなれしたマスクの持ち主。椿山の妻とは同期入社。慶応の経済を出た幹部候補生。由紀と不倫している。

根岸雄太
横断歩道を渡っていたところ、自動車にはねられて死亡。戒名は蓮空雄心童子。成城のおぼっちゃま。お金持ちのうちにもらわれた。

蓮子
雄太の化身。雄太と同い年の女の子。生みの親を探し始める。直後に会った陽介に親探しに協力してもらう。

佐伯知子
椿山和昭と同期入社。時計宝飾課。椿山とは親友の垣根を超えたセックス・フレンド。椿山が結婚するまで十八年続いていたが、ずっとプロポーズを待っていた。朝まで椿山のなきがらに付き添っていた。コーヒーショップで椿と知り合い、知子のマンションで椿山との思い出話を語る。

ヤクザ
武田勇。見ず知らずの鉄砲玉に人ちがいで殺された。戒名は義正院勇武侠道居士。存命中の職業は有限会社武田興業代表取締役。実体は四代目共進会会長。テキヤで子分のことが気になり逆走を希望する。

武田勇
椿がホテルの部屋から出てエレベーターに乗った時にいた背の高い紳士。間違えた本名を言ってしまう。四十五歳。バーでお酒を飲む。ヤクザの逆走の化身。仲間に会う時は弁護士・竹之内勇一を名乗る。

マヤ
中陰役所のリライフ・サービス・センターの担当者。

鉄兄ィ
七代目港家一家組長蜂須賀鉄蔵。抗争で死んだ叔父分の跡目。武田が部屋住みのガキの時分から良くしてもらっていた。バリバリの武闘派で、一年前の抗争の主役。

繁田の兄弟
武田とは一門の中では血統が遠いが、若いころからウマの合う親友。不動産とか金融とか、かなり派手な商売をしている。

市川
武田と同じ釜の飯を食った弟分。仁義もない、シマワリもない、早いもの勝ち、強いもの勝ちのサバイバル・ゾーンの歌舞伎町。

純一
武田が殺された場所に毎晩花を共えてる。仇討ちを果たすまで眉毛を生やさない。武田が盃をおろしてもない部屋住みの身分。市川が引き取った。

卓人
武田が盃をおろしてもない部屋住みの身分。市川が引き取った。武田の骨箱を開けてポリポリ食ってた。

椿山昭三
椿山の父。病院ではボケたふりをしていた。長いこと役所で福祉関係の仕事をしてきて、定年後もボランティアでお年寄りの世話をしていたボケ老人のプロ。若い頃に妻を亡くし父子家庭となる。

ルイ
椿山家の愛犬。小さいくせに気性が荒く、新聞配達に噛みついて怪我をさせたこともある。

広志
武田の子分。二十七歳。長いこと同棲している女に子供ができた。武田の死後、繁田に世話になっている。

幸夫
武田の子分。武田の死後、繁田に世話になっている。二十三歳。都立高校を卒業している。継母とそりが合わなくて家を出たまま。父は築地のがんセンターに入院している。

ハツコ
雄太の家のメイド。

雄太の母
雄太が蓮子の姿で初めて会ったのにお久しぶりというお調子者。五十歳。

雄太の父
小説家。五十五、六歳。

コーヒーショップのマスター
百貨店通用口の並びにある喫茶店のマスター。百貨店店員の朝の溜まり場。

杉浦義雄
武田の子分。武田の死後、蜂須賀に世話になっている。三十歳。無口な男でけっして愚痴を言わない。縁日でじゃがバタを売っている。

一郎
武田の子分。武田の死後、蜂須賀に世話になっている。二年前に少年院から出てきたが、身元引受人が決まらず、旧知の保護司から頼まれて武田が預かることになった。

ヤス
蜂須賀が信頼している子分。十四の春から半世紀ちかくの間、そのほとんどを堀の中で過ごしてきた。

静子
市川の妻。

景山五郎
本名不詳。年齢なお不詳。繁田に蜂須賀を、ヤスに市川を、差出人不明のEメール(霊感で市川からと思った)で繁田を狙うトリプル・ブッキングで雇われたヒットマン。

マキコ
椿山昭三の妻。

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2024年02月03日

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人の人生には後悔や未練はつきものだ。
死してなおそれらは残っていくのだろう。
でも、やはり最後は「ありがとう」の一言に行き着く。
極楽往生がこんな世界なら死すら悪く無いんじゃないかというラストだった。

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2021年09月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

高卒デパートマンの椿山課長。誰からも慕われるが、過労死する。死後SAC(1週間現世に戻り、やり残しを解決できる)にチャレンジ!やり残したことは①夏バーゲンセールの結果は?②結婚前まで性的にも親友の知子が今何を思っているか?③ローン21年の心配。自宅に行った椿山、超美人の妻由紀が、早速後輩で上司嶋田と同棲、これは悲しすぎる~(おー妻よ!)。また、親友の知子と会い、知子が椿山に常に愛情を注いでいたことを知り、これも辛い。息子陽介、父親、事故死した少年、やくざの親分も登場、全て繋がる。切なさ+安定の1冊。

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2020年08月11日

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おもしろい!
のに自分の人生も省みることができる

おもしろさの好き嫌いは色々あると思うけれど、
のんびりしすぎていないサクサクした展開と
色々繋がっていく感じがおもしろい。
飽きない。

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2020年08月04日

Posted by ブクログ

笑いあり涙あり。
最後はちょろっと泣ける、さすが浅田次郎。

電車で読んでたら、思わず泣きそうになってしまったのでご注意を。笑

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2020年05月13日

Posted by ブクログ

2019/06/23


母からかりていた本
デパートで働いていた椿山課長は突然死してしまうも
死後の世界(お役所のよう)での直談判で、期間限定で
現世に戻るチャンスを得る。自分の生前の罪を調べに行く
というのがストーリー
ほかにも、ヤクザの男性、事故で亡くなった少年が出てきて
この三者と現世がつながっていく、不思議な「縁」も見どころ。


誰にも秘密があるが
椿山氏の妻と元カノと息子と父親と
あらゆるところに秘密・・・もとい、嘘があり
そのいくつかは優しくもある。
なかでも、ボケたふりをする父親(おじいちゃん)とすべてを知っていながら知らないふりをつきとおした聡明な息子は男としての姿勢がとても美しく
元カノとの対談でまるっと使われている一章分は
こたえるものがありました。愛とは、幸せとは。
好きの行きつく果てはここなのだろうか


ほかにもエピソードは多くあるけども
しんみりかと思えば、どちらかというとエンタメ小説。
死後の役所的なところとか、現世の皮肉めいているところとか。クスリと笑えるところもあり。
でも「人生」を感じる、不思議な後味の残る本でした。
ドラマとか映画もあるらしいので、機会があれば見てみたい。

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2019年06月28日

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前に読んだ事がありますが、再読してみました。浅田次郎のコミカルで泣かせる手法にまんまと今回もはまってしまい泣きました。死んでみて分かる他人の本心。死ぬまで分かってもらえなかった自分の本心。あの世から送られた3人は驚きの展開に、でも最後は泣き顔も晴れる読後感の良い小説です。

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2019年04月20日

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おじいちゃんは勝手にミッキーカーチスと思い込んで読んでいたので、映画は桂小金治、ドラマは津川雅彦が祖父役というのを見て、小説だけで留めておこうと思いました。泣いてしまいました。

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2018年08月31日

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仕事、子育て、家のローン、介護、いろんな重荷を背負った働き盛りの主人公がある日突然仕事中に倒れてそのままこの世を去る。うーん、他人事ではないな。

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2018年08月24日

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死なんていつもそこにあって、本当に突然やってくるのだ。
知らなくていいことを知ろうとして、それでも傷ついてしまう人間てやつは
愚かで哀しくやっぱり愛おしい。

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2019年01月16日

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ネタバレ

なんか悲しい。
いい人ほど幸せになれない。

登場人物が、いい人で逆境に折れることなく前向きな姿に心打たれるが、人の幸せを願い行動できる人ほど幸せに見えない。でも、彼らは自分の幸せよりも自分の愛する人の幸せを願える人たちだから、自分が犠牲になったとしても他人から見たら幸せではない現状なのに満足そうに笑っている。

幸せの形って人それぞれなのか、と考えさせられる本。
登場人物の人たちがみんな、他人を大事に思えてる人で、うまくいかなかったことも誰かのせいにするより、自分に振り返って考え直すところがまたいい人加減を倍増。でも、生きていればまた違った選択肢なのかな?自分はもう愛する人に何もできないからせめてものを残したのかな?

人と人のつながり、家族の絆、
杓子定規では測れないが、でも、愛する人の為に行動できる人はその人も幸せになって欲しいと思ってしまった。

個人的には佐伯さんの生き方に心打たれた。
そんな1パーセントの恋愛できないなぁ~。

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2022年06月14日

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椿山課長をはじめ、ヤクザの武田、少年の雄くんが、大切な人に会うため、死後もう一度現世に戻る。
このまま極楽に行っていれば、知らずに済んだだろうに、と思うことも沢山あったけど、大切な人に感謝の気持ちを伝えることができてよかった。死後の世界って怖くないよ。生きているうちにありがとうと伝えようとと思った。

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2021年11月17日

Posted by ブクログ

おっさんが女性になる話!浅田次郎だし、きっと面白いに違いない!と思って、プリズンブレイクのようなコメディを期待して読みました。
プリズンブレイクほどではなかったけど、所々笑える箇所もあり面白かったですが、おじいちゃん!おじいちゃんは極楽浄土じゃなきゃダメでしょ〜!!!

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2021年10月24日

Posted by ブクログ

とても興味をそそる展開だなと思いつつも、なんだかストーリーにどっぷりとは入り込めないやうな、、、微妙な感じでした。。ところどころに、うーんしっくりこないなぁと感じる場面がいくつかあったからかなぁ。

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2021年01月07日

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ネタバレ

おじいちゃんが格好よかったねぇ。元やくざさんもすっげー温かい、子分思い。掟は破っちゃったけど、周りの誰もが幸せになった。椿山課長は、自分が納得いかなくて色々知ることで反省もして、何だか最後まで情けなかったけど、すごく人間らしかった。天国に行かれるんだろうね。

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2020年06月14日

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ネタバレ

椿山夫妻の子供めっちゃかわいそう。
知子もめっちゃかわいそう。
雄太を地獄に落とそうとする役所も最悪。

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2019年08月26日

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話の内容自体は荒唐無稽なフィクションだが、純粋に一本の映画を観たあとのようなエンタテインメント性のある内容だった。楽しく最後まで読ませてもらいました。

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2019年07月31日

Posted by ブクログ

ラビ子姉さんから頂く。有名な本だったが、読んでなかったな。
浅田次郎氏の本は私にとって合う合わない激しいですが、これは楽しかったな。ノリ的には「プリズンホテル」を思い出す様なドタバタ感。生と死がテーマな分もあるがグッときました。死という悲しさもこの本を読むことで、明るく違う視点も取り入れられ前向きになれそうな一冊。
主人公は団塊の世代のサラリーマンお父さん、死後の世界を複数の人物の視線を切り替え表現する。

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2019年01月04日

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比類なき孤独と、そこから立ち上がろうとする人間の姿が核となっている作品。

死者蘇生をテーマにした作品は幾多あるけど、これは上述した背景から伝わってくるコアな部分が心に染みて良かった。

あと、途中に出てきた
「主張は権利だけど、表現は義務」
っていう言葉が刺さりました。

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2018年12月26日

Posted by ブクログ

初めはあり得ない設定に入り込めるか心配でしたが、最後は感動。特に椿山課長のお父さんとヤクザの武田。課長とお父さんの語らい。武田と子分達との絆。泣けました。あと、ボタン一つで天国なんだぁ~ヾ( ´▽`)ノ♪ 楽ちん…って思っちゃいました。f^_^;)

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2019年01月16日

購入済み

親父ギャクとかにウケる人向け

設定自体で 面白いと感じないし、ギャクというか会話の応酬も全く面白くない。いわゆる親父ギャクレベルである。つまらなくて最後まで読めなかった。最後の方に感動話があるのかもしれないが、前半部分を忘れさせるほどではないと判断した。(それぐらい前半部分がつまらない。おもしろいと思って書いているところが一層しらける)

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2019年09月05日

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