日輪の遺産

日輪の遺産

小説・文芸
704円 (税込)

3pt

終戦間近、帝国陸軍の真柴少佐は軍トップに呼集され、ある重大な密命を帯びる。祖国復興のための軍資金を護るため、真柴は小泉中尉、望月曹長とともに極秘任務を遂行、勤労動員として20人の少女を集めた──。

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日輪の遺産 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    敗戦間近の日本で秘密のミッションを
    任せられた3人
    将来の日本経済の為にマッカーサーから奪った金塊やダイアなどを
    山間の弾薬庫に隠す

    金塊を運ぶ為に35人の中学生女子が動員された
    ミッションが終わったのは日本の敗戦の日
    天皇のお言葉を聴くように準備していたが34人と教員1名が薬を飲んで自害
    たった1人を残して

    3人の内実戦で足を痛めた曹長は残された学生を故郷に送り
    男手のなくなった家を支え彼女と結婚
    米軍基地周辺の土地を買い
    秘密を守り通そうとする

    大蔵省のエリート小泉は日本経済の
    立て直しをマッカーサーに進言し
    彼と対峙し6階から投身自殺した

    リーダーの真柴は愚直な軍人で
    指示を出した参謀の最後の1人に面会してミッションの終わりの命を確認する
    それを曹長に伝え彼の建てた家を借り
    死ぬまでその地に留まる
    一切の国からの補助は辞退したままで

    戦時下の日本人の組織や上司の指示に対する忠誠心など伝わってくる作品

    0
    2026年08月06日

    購入済み

    日輪の遺産

    感動しました。戦争の終わりに、これと似たようなことがきっとあったのではないかと思っています。平和を守ることが、今を生きる私達の使命と改めて思いました。

    0
    2022年05月19日

    Posted by ブクログ

    傑作!久しぶりに魂が震えた!徹夜で読んでしまった!

    旧日本国軍の財宝というありきたりなテーマをここまでスペクタクルに、かつ、魂を揺さぶるストーリーにしたのは凄い!

    著者は、戦争を美談としては語ってはならないとする一方で、当時の日本人が持っていた魂の高潔さに学ぶものはある、と考えていたのではないだろうか、恐らく多分に悩んだはず。「戦を知らぬ私が戦を書くことは、体験者が存命である限り、必ず批判を蒙ることになる。しかし体験者が存命のうちでなければ(中略)今しかないと私は思った。」という言葉にも如実に表れている。

    これは是非おすすめ!

    0
    2016年01月12日

    購入済み

    感動

    いま、読み終わりました。とても感動的でした。少し落ち着いてから、映画もみたいと思います。紹介してくれた知人に感謝です。

    0
    2015年03月10日

    Posted by ブクログ

    壬生義士伝、シェラザードに続き好きな話になった。蒼穹の昴は別にして。浅田次郎さんの本は、すごくリラックス出来るみたい。その時間、無心になって読める。

    0
    2012年09月28日

    Posted by ブクログ

    「生徒達の引率をせねばなりませんから」
    そう言って生徒達の元に向かった先生の姿に涙が止まりませんでした。
    日本、そして、自分が日本人として生まれた意味を深く考えさせられるお話でした。
    新年一番最初にこんな素晴らしい本に出会ってしまって、これからの本選びが大変だぁ?と嬉しい悲鳴を上げております。

    0
    2012年01月09日

    Posted by ブクログ

    2011.12.11

    現実に起きた話なのではないかと錯覚してしまう話。

    浅田次郎さんの小説には、嫌いになる人が出てこないのが不思議です。

    あまりにも悲しい、けれど昔の時代の日本人の素晴らしさが描かれており、こうありたい、と思ってしまいました。

    0
    2011年12月12日

    Posted by ブクログ

    場面の変化が激しいので、少し落ち着かないところがあったけど、訴えるものは伝わって来ました。最期の終章は、やはりとても切なく悲しい話でした。大人にしてあげたかったです。

    0
    2023年06月07日

    Posted by ブクログ

    偉そうに言うならば、この人の本はけっこうハズレがないわよね。まぁ偉そうに言ってるけど。
    今回は戦争ネタなんだけど、あんまり辛気臭くないというか、いろいろあるんだけどオッサン共がうるさいおかげで紛らわされるような。やっぱオッサンはある意味偉大だわ。
    しかし丹羽さん45歳くらいって!どう考えてももっと年食ってね?こんな話し方する45歳いるんか。それも時代か。恐るべし戦時生まれ。

    0
    2019年05月25日

    Posted by ブクログ

    史実のように思ってしまう実在人物と世相の描写は素晴らしい。15日の出来事は読んだ途端に最終章がイメージできたけど、他にひねりようがないから仕方ない。
    映画化直前の作品かと思いきや、20年前!浅田パワー恐るべし!

    0
    2012年06月12日

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