浅田次郎のレビュー一覧
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新撰組にいながら、お金や生にしがみつく男のお話。
時代や組織に流されず、懸命に生きる。幕末の時代背景のおもしろさと相まって、惹きつけられる。
あっという間に読み終わってしまうし、主人公に感情移入してしまう。Posted by ブクログ -
栄光のパッセンジャーシップ・弥勒丸。
彼女の最後は涙なしには読めませんでした。
船員たちの気高さもまた泣けました。
今年読んだ中でもベスト3に入るほど面白かったです。Posted by ブクログ -
非常に面白かった。てっきり史実に基づいた話かと思ってしまったが、基本的に虚構のようらしい。浅田次郎の幕末ものは、思った以上に生き生きと登場人物が描かれており、面白く読める。巻末の現輪違屋の主人との対談で、輪違屋のご主人が肯定的にこの小説を評価していたのが印象的だった。Posted by ブクログ
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非常に面白かった。てっきり史実に基づいた話かと思ってしまったが、基本的に虚構のようらしい。浅田次郎の幕末ものは、思った以上に生き生きと登場人物が描かれており、面白く読める。早く先を読みたいと思う。Posted by ブクログ
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知らない時代の知りたくなかった話
戦争…故郷へは、帰れない…女房には私が戦死した事で国から少しでも手当てが入っているだろうから…
野ブタを食ったのです。仲間を腹に収めて日本に帰ってきました。悲しいPosted by ブクログ -
あー読み終わってしまった泣
楽しかったプリズンホテルの日々。
もう…
支配人や孝之介やお清やミカや黒田にも、板長、服部、仲蔵親分、大曽根 アニタ ゴンちゃん…
もう皆んなに会えないんだなぁ
寂しい…。Posted by ブクログ -
すごく面白いのに読み終えると、はぁ〜っとため息が出て切ないような安堵のような気持ちになった。
天才登山家、血まみれのマリア、平岡医師。生と死が隣り合わせた状況に何度も置かれた人たちは、やっぱりこんな考え方になるんだろうな。
私なんて甘っちょろい。太郎と変わらない。
もしかしたら偏屈な小説家の方に近...続きを読むPosted by ブクログ -
浅田次郎さんの本は今まで読んだことがなかったのですが、旅行エッセイが好きなので手を出しました。読んで大正解、大御所らしいおおっぴらさ、あっけらかんとした語り口に何度も笑ってしまいました。Posted by ブクログ
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あー面白かった!
任侠モノを読んでると言い回しから、生き様から、なんだか普通の人より人間らしいんじゃないかと思ってしまう単純なワタシ。
ラスト、いわくありの各々が朝日を浴びて旅立って行く所がうるッときた。
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