王妃の館 下
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王妃の館 下

605円 (税込)

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ひと癖もふた癖もある「光」と「影」のツアーメンバーたちは、ドタバタ騒ぎとニアミスをくりかえしながらも、それぞれのパリの旅を楽しんでいた――かに思えたが、ついにツアーの二重売りがバレそうになって、さあ大変。さらに「王妃の館」に秘められた太陽王・ルイ十四世の愛の行方をからめて、物語は十七世紀と現代とを縦横無尽に駆けめぐる。思いっきり笑って泣いて、ついに感動の大団円。

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王妃の館 のシリーズ作品

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  • 王妃の館 上
    605円 (税込)
    パリはヴォージュ広場の片隅にたたずむ、ルイ十四世が寵姫のために建てたという「王妃の館」。今は、一見の客は決して泊めない、パリ随一の敷居の高さを誇る超高級ホテルとなっているこのシャトーに、なぜか二組のワケあり日本人ツアーが同宿することになった。しかも、倒産寸前の旅行代理店の策略で、客室を昼と夜とでダブル・ブッキングされて……。ぶっちぎりの笑いと涙満載の傑作人情巨編。
  • 王妃の館 下
    605円 (税込)
    ひと癖もふた癖もある「光」と「影」のツアーメンバーたちは、ドタバタ騒ぎとニアミスをくりかえしながらも、それぞれのパリの旅を楽しんでいた――かに思えたが、ついにツアーの二重売りがバレそうになって、さあ大変。さらに「王妃の館」に秘められた太陽王・ルイ十四世の愛の行方をからめて、物語は十七世紀と現代とを縦横無尽に駆けめぐる。思いっきり笑って泣いて、ついに感動の大団円。

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王妃の館 下 のユーザーレビュー

2015年4月の映画化作品!映画と本筋は同じですが、それ以外はだいぶ異なるようなので安心してこちらもお楽しみ下さい。
倒産寸前の旅行代理店が、起死回生の策として講じたダブルブッキングツアーが舞台。150万円の高級組と20万円の格安組を、お互いにバレないよう同日・同部屋に宿泊させて費用を浮かせるっていくら小説だからって無理でしょ。
ツアコン二人の四苦八苦(一人がドジ過ぎて泣ける)と、両ツアー客の絶妙なすれ違い、散りばめられたオヤジギャグで、読む手が止まりません。
合間に、水谷豊さん演じるベストセラー作家「北白川右京」(あの右京さんとは違います)の劇中作が織り交ぜられ、物語を二重に楽しめるお得な作品です。
ちなみに、『王妃の館』はパリに実在する歴史的ホテルがモデルですが、普通にネット予約できます。お金と時間があれば・・・

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年08月28日

    一転、泣かせてくる。けど小ボケが多い。けどやっぱ泣く。16人の日本人とルイ14世とその周りの人たちの話。刺さる。

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    Posted by ブクログ 2017年03月01日

    『世の中ってね、幸せのかたちはみな似たりよったりだけれど、不幸のかたちはどれも別々なの。みんな特別の苦労を背負っている。貧乏な人も、お金持ちも。だからあなたはべつに、特別なひとじゃないのよ。もしあなたが特別の苦労をしているとしたらそれはーそう思いこんでいるあなた自身の姿が、不幸なのよ。』

    後半グッ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年11月29日

    はあ、なんか思いがけずよかった…
    どたばた群像劇なんだけど皆がほんのり前を向ける話。


    宙組さんたのしみ!



    世の中ってね、幸せのかたちはみな似たりよったりだけれど、不幸のかたちはどれも別々なの。

    もしあなたが特別の苦労をしているとしたらそれは、そう思いこんでいるあなた自身の姿が、不幸なのよ

    0

    Posted by ブクログ 2015年06月04日

    まだ終わりでもないのにこの展開は!
    て、自分が話に慣れてなくてヨミが浅いからか???(^^;
    コメディ調だと思ってたら。

    歴史って出来事の集合と思うと単なる膨大な情報でしかない。
    けど、連続した時間、どう流れたかがわかるとすごくよくわかるし深いし興味もわく。
    普通に考えて、時間ははしょれないから、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年03月22日

    後半は感動、感動、感動でした。まあ、しかし、登場人物たちの今後は、ちょっと無理ありすぎには感じました。そこまでしなくても収められたのでは?でも、もう一つの話も含めてすごく良かったです。

    0

    Posted by ブクログ 2015年03月05日

    後半のスピード感。オチが読めてからの面白さはすごかった。二つの物語の平行進行と、その表現のうまさ。良かったです!

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    Posted by ブクログ 2023年04月01日

    それなら、CHROMING ROSEの名2ndアルバムタイトルとなったルイ14世の知識を得ようと気持ちを切り替えて臨んだら、なんだか予想を裏切られる浅田次郎節。上巻より遙かに読み易くなっていた。
    反戦についての主張にも納得、同意。岩波先生の昔語りに涙した。バカ自民党議員どもに読ませたいよ、ポップカル...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年09月04日

    光ツアーと影ツアー、そしてルイ14世の子供がどうなるのか?の決着のつく下巻。
    親子・恋人・教師と生徒、ライバル、色々な人間関係が入り混じった物語は、
    誰もが納得できる終わりを迎える。
    内容自体楽しめるとともに、人生について考えさせられる内容。

    0

    Posted by ブクログ 2016年07月02日

    上下巻一気読み。素晴らしい群像劇。ひとつの舞台を時代が行き来しながらストーリーが進んでいくのも楽しい。しかしこれ、どうやってミュージカルにするのだ…

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    Posted by ブクログ 2015年09月06日

    交差する過去と現代の話し。
    太陽王を巡る愛の話にうるっときた。
    現代はそれぞれのツアー参加者の人生が描かれて、最後は大円団。
    映画はどんな出来なんだろう。

    0

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