浅田次郎のレビュー一覧 輪違屋糸里(下) 浅田次郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.1 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ ずっと、いつか読もうと思ってた小説。京都島原で新撰組と関わった人と芹沢鴨暗殺までが書かれた小説。新撰組に知識がない私にとっては真実とフィクションの区別がつかず史実と見比べながら読む。悪人のイメージしかない芹沢鴨を浅田さんは上の指示に忠実に悪人を演じた男としている。逆に土方歳三は悪人なのが面白。史実では芹沢鴨暗殺の八木邸に居てその場から遁走し消息を絶った芸妓糸里と吉栄が「2人は暗殺を前もって知っていて協力した」という浅田説。きっとそうだろう。彼女たちのその後はどうなったのだろう。ほんと歴史って面白い。 0 2026年04月15日 マンチュリアン・リポート 浅田次郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.9 (34) カート 試し読み Posted by ブクログ 珍妃の井戸のように、事後的な視点で始まるとともに、報告書形式の私信で進行する。一方で、鉄道の視点で事件の起こる未来方向の進行があり、動かしがたいレールの上を通過する列車のように進んでいく。 報告書と列車の進行が交錯する地点が事件であり、とても斬新な構成となっていた。 珍妃の井戸で試みた形式の上位互換のように感じられ、最後まで面白く読めた。 0 2026年04月13日 赤猫異聞 浅田次郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.0 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ 思っていたのと随分と違った。この言い方はあまり好きではないがあえて使いたい。 あくまで予定調和的な話ではある。ただし、綺麗事だけでは済まさない迫力と悲しみ、そして生きる喜びが詰まっている。 幕末から明治、近代化の風が吹き荒れた時にワクワクしながらも不安で胸がいっぱいだった人々も多いのではないか。後に語る歴史は大多数が語るのみで、その中で消え去ってしまった名も無き声も多いはず。 そうした人々の声を単にお涙頂戴の話にはせず、淡々と綴る。この様には熱量よりも迫力がある。その癖じわじわと込み上げてくるものがあり、それが重くも清々しい。 0 2026年04月12日 蒼穹の昴(4) 浅田次郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.3 (35) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 西太后の生き様が良かった 周りからどう言われようが、国を守るため悪女を演じきった、強い プレジデント・リーもカッコイイ 最後は怒涛の展開 まさか毛沢東が出てくるとは 数少ない私の中国の歴史で知ってる人物が出てきて、おっ!となった 0 2026年04月08日 プリズンホテル 2 秋 浅田次郎 小説 / 国内小説 4.1 (36) カート 試し読み Posted by ブクログ 香川というキャラクターが一番心に残った作品でした。あの時代の学生が暴動を起こしたことで、あんなふうな思いをした人間は少なからずいると思う。無駄に騒ぎたい人間が、勉強したい人間の時間を奪うことは重大な罪であると感じた。松倉さんとナベさんの対比も素晴らしかった。署内の人間がナベさんをバカにする間、松倉さんは自分にできないことをナベさんがやっていることにリスペクトがあったのがよかった。ミカちゃんや繁くんには幸せになって欲しいと心から思う 0 2026年04月07日 一刀斎夢録 上 浅田次郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.0 (35) カート 試し読み Posted by ブクログ 新撰組三部作の最後は斎藤一の物語。 いずれにも共通するのは直接リアルタイムで幕末前後を綴るのではなく、周囲の人による観察や思い出語りを通して客観的な目線だからこそのリアリティを感じます。 維新後に別名で警察官となった彼の人生に興味があったので、読んでいてとても面白い。 下巻も一気読みしよう。 0 2026年04月02日 母の待つ里(新潮文庫) 浅田次郎 小説 / 国内小説 3.9 (33) カート 試し読み Posted by ブクログ お風呂に浸かっているようなあたたかさ。 と 退職後、老後、終活、という間近な問題のあれこれ。 涙がじんわりとするようなシーンもあって。 テレビドラマ版を見ていたので、状況のイメージもしやすかった 0 2026年04月01日 霞町物語 新装版 浅田次郎 小説 / 国内小説 4.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 平成生まれだけど、昭和の魅力がたっぷり詰まった作品だと思う。不良、頑固なカメラマン、風変わりな助っ人外国人、洒落っ気のある婆ちゃんと皆個性豊か。それぞれ憎たらしく見えるとこもあるんだけど皆人間としてのあったかさを持ってる。一昔前の東京の雰囲気を楽しめるのは勿論のこと、直向きに「ひと」を描いた作品だと思う。 0 2026年03月31日 オー・マイ・ガアッ! 浅田次郎 小説 / 国内小説 3.9 (31) カート 試し読み Posted by ブクログ めちゃくちゃ面白かった、アホな展開ではあるがだからこそ気軽に読むことができた。ラスベガスの空気をこの本で感じることができた。 0 2026年03月21日 地下鉄(メトロ)に乗って(特別版) 浅田次郎 SF・ファンタジー / ファンタジー(国内) 3.8 (32) カート 試し読み Posted by ブクログ 地下鉄に乗ってタイムリープを繰り返しながら、父親の人生を追体験する。 傲慢な経営者としての父親を嫌い、その父と対立し、自殺したとされる兄。 受け入れられない今があるなかで、自分と似た父親を理解していく。 戦争と戦後の生き方、なにを信じて家族を守るか、そして家族を失うか。 我が人生と照らし合わせ、人を理解する難しさを身に染みて感じた。 0 2026年03月13日 母の待つ里(新潮文庫) 浅田次郎 小説 / 国内小説 3.9 (33) カート 試し読み Posted by ブクログ ドラマを観て原作を読みたくなった。ドラマは原作にほぼ忠実だった。ちょうど岩手に行った後だったので、ひっつみ、南部様、原敬、ちゃぐちゃぐ馬の言葉もすんなり入って来てどんどん読み進んだ。都会と田舎そして孤独などの現代の問題と昔話を織り込んだファンタジーがうまく重なっていてあっという間に読み終えた。 0 2026年03月04日 壬生義士伝(下) 浅田次郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.6 (38) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 吉村貫一郎と彼の家族の人生がどんどん明らかになっていくのはすごく面白かった。ただ、新選組小説(群像劇的なものをイメージ)と期待して読んだ分、そこは少し不完全燃焼というか、メインはあくまでも吉村家の話なんだよって言うのを知っておいた方が良かったなあと思いました あと、吉村さんの最期が酷くて辛いなあ 0 2026年03月02日 珍妃の井戸 浅田次郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.9 (35) カート 試し読み Posted by ブクログ 蒼穹の昴シリーズの情報を整理し、そこで描ききれなかったキャラクターにスポットライトを当てた作品。 光緒帝の妃である珍妃が、何者かによって殺害された。イギリス・ロシア・ドイツ・日本の貴族が、その謎の真相に迫るという内容。 ミステリー作品のような印象を受けるが、珍妃殺害のスキームを描きたいのではなく、蒼穹の昴に登場した魅力的なキャラクターの深掘りを軸に、列強諸国が中国を恣にしていたことのメタファーとして珍妃の殺害を描いたのではないかと考えている。 この作品を読むことで、その後の中原の虹への没入度が高くなるような気がする。 0 2026年02月27日 おもかげ 浅田次郎 小説 / 国内小説 4.2 (37) カート 試し読み Posted by ブクログ 物語は主人公が定年の日に地下鉄で倒れたところから始まり意識不明の3日間、主人公の脳内で繰り広げられる不思議な世界だ。 その3日間はとてもコミカルな展開で、生死をさまよってる危機状況とは正反対なのが救いになっている。現世とあの世のすき間にこんな世界があるのならおもしろい。 終始、正一の脳内、正一を取り巻く家族の思いがパラレルワールドとなるが、それぞれの視点が整理されて読みやすい。 読後、先に亡くなった人を想い出し、深く浅田ワールドに浸ることができた。 0 2026年02月23日 大名倒産 下 浅田次郎 小説 / 国内小説 3.9 (32) カート 試し読み Posted by ブクログ 下巻はスピード感がちょっと上がって良し。幼なじみの近習さんたちやその他家臣が頑張ってると、領内の大富豪農家などなどがどんどん仲間に入ってくれて、さらには貧乏神が七福神を連れてきて、育ての親が栽培漁業で増やした鮭が思わぬ人気になり、なんやかんやと賑やかにハッピーエンドへ。 人事を尽くそうとしない人間は助けてはならぬのが神様のルール。 0 2026年02月22日 中原の虹(4) 浅田次郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.1 (33) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 梁文秀がついに大陸の土を踏む。亡命先の日本で雌伏の時間を費やしていたものの、再会した徐世昌から、宋教仁を諸葛たらしめた梁文秀の功績を称えられた。やっぱり、蒼穹の昴からの主人公には特別な思い入れがあり、胸が熱くなった。 0 2026年02月16日 天子蒙塵 4 浅田次郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.9 (20) カート 試し読み Posted by ブクログ 何とも感動的で重みのあるエンディングが印象的。 満州を舞台に、様々な立場からの捉え方に触れることが出来た。史実を踏まえながらも、魅力溢れるストーリーが展開されている。 0 2026年02月15日 帰郷 浅田次郎 小説 / 国内小説 3.9 (29) カート 試し読み Posted by ブクログ 戦争をテーマにした短編集。 特に好きだったのは「鉄の沈黙」「夜の遊園地」 何度でも読み返したくなる。 0 2026年02月03日 中原の虹(4) 浅田次郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.1 (33) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 春児 春雷 玲玲がそれぞれ再会するところはやはりぐっときた。 離れていても、家族への熱い思いに胸を打たれた。 最後まで袁世凱は掴めないところがあって、読み進められた。 0 2026年01月31日 中原の虹(3) 浅田次郎 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.9 (31) カート 試し読み Posted by ブクログ 「自分がかくも映画に憧れる理由はただひとつ、それが現し世にあらざる、嘘の世界だからであろう。」 私の共感するところ。 登場人物も多く場面も変わることもあり、なかなか集中力を保つのは難しい巻となった。 0 2026年01月31日 <<<31323334353637383940>>>