浅田次郎のレビュー一覧

  • わが心のジェニファー

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    ネタバレ

    私がこの著者である浅田次郎さんと出会ったのは、他のエッセイを通してでした。
    描写の豊かさ、テンポ感の良さ、物語の壮大さに惹かれてファンとなって、本作へと読み進めました。

    主人公ラリーは、アメリカニューヨーク出身で。日本が大好きな婚約者ジェニファーの願いによって日本へ飛び立ちます。
    表向きの理由は、日本を知ってもらうことそして北海道で鶴を見てもらうこと、でしたが、もしかしたら裏にはジェニファーの思いに父親と向き合ってほしいと言う願いがあったのでしょう。

    ラリーは日本に着いてからすぐに北海道へ向かわず、東京、京都、大阪、別府などをめぐり最後には北海道へ行きます。それぞれの土地で出会う日本人や外

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    2025年03月23日
  • 蒼穹の昴(1)

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    後半の春児の決断に、少々がっかり!
    速まったんじゃないのー?
    出来れば男の子のまま頑張って欲しかった〰️
    でも、それがこの物語のカギであるはず‼️
    彼の成長が楽しみですわ〰️❤️

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    2025年07月01日
  • 鉄道員(ぽっぽや)

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    ネタバレ

    あまりにも悲しいストーリーに、切なすぎました…!
    もう少し、何か救いは、無かったのでしょうか…?
    名作だと思いますが、読後感が、とても寂しい気持ちになってしまいました…。

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    2025年03月13日
  • 憑神

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    貧乏神や厄病神、最後は死神にまで憑かれて、その死神にまで同情されても信念を貫く。彦四郎こそ本当のもののふなのだろう

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    2025年03月07日
  • 輪違屋糸里(下)

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    芹沢一派が悪者に描かれていないので、近藤一派がほかの新撰組物と違ってちょっと無愛想に描かれているのが新鮮。島原の花魁をはじめ、女たちの生きざまと矜持が胸に迫る。

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    2025年03月07日
  • 活動寫眞の女<新装版>

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    映画を“活動写真”と呼び、学生運動が盛んだった時代のお話
    30年前に自殺した大部屋女優の霊の無念が哀しい
    京都って切なくて美しい

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    2025年02月27日
  • 珍妃の井戸

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    浅田次郎が描く清朝末期の人間ドラマ。魅惑的なミセス・チャンの独り語りに始まる物語は、多彩な人物造詣と痛烈な植民地主義批判を交えつつ、「藪の中」を思わせる展開で珍妃殺害の謎に迫る。天才ストーリーテラーの真骨頂ここにあり。張競氏による解説も良い。

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    2025年02月27日
  • 蒼穹の昴(3)

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    再読でもやはり壮大な物語。

    李春曇と梁文秀、史実にない2人を通して清という大国を僅かでも知る。

    西太后と共にゆく春雲と、光緒帝につき、結果亡命する文秀。昴のもと運命を切り開いた2人、道は別れたけど、願う未来は同じだったと思う。

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    2025年02月11日
  • 蒼穹の昴(4)

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    再読!やはり壮大な物語。

    李春曇と梁文秀、史実にない2人を通して清という大国を僅かでも知る。

    西太后と共にゆく春雲と、光緒帝につき、結果亡命する文秀。昴のもと運命を切り開いた2人、道は別れたけど、願う未来は同じだったと思う。

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    2025年02月11日
  • 蒼穹の昴(1)

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    アンリミで出てたので手に取ってしまったあ。昔読んだのはいつだろう?
    懐かしい〜。

    春児、文秀、歴史に負けずがんばれの第1巻。今読むと科挙制度が命懸けすぎてビビる。とんでもない制度だな。

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    2025年02月04日
  • 壬生義士伝(下)

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    会社の同僚からの紹介で購入。

    この本から学んだことは、人にはそれぞれの天分があり、それを全うすることが人生だということ。
    何のためなら死を恐れないか。
    武士や侍と現代のサラリーマンを比べてしまった。ブラック企業の新選組、組織力が欠如した大企業の徳川幕府、時代の流れを掴んだ薩長雄藩。でも、それぞれに偉人はいる。それは仁や義を極めた人。そんな人はどの組織でもトップに立つ。サラリーマン社会も同じ。自分の役割を果たし切ろう。そして家族を大切にしよう。

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    2025年02月03日
  • 見果てぬ花

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    浅田次郎は小説も好きだけどエッセイもいい。
    ユーモアがあって楽しく読めるし、この著者ならではの嗜好や経験談も面白いし。それでいて作家としてのプライドや日本人としての信念のような芯が感じられるから、好もしく思う。隙間時間の気軽な読み物としてオススメです。

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    2025年01月31日
  • 新装版 お腹召しませ

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    武士になりたいと思っていた夢を
    時代が変えていく
    腐っても武士
    どう生きたいかよりどう見られたいか
    どんな先祖でありたいか
    苦しさをほほえましい話にまとめていて
    さすがです

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    2025年01月31日
  • かわいい自分には旅をさせよ

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    亡き姑が好きだった浅田次郎。姑の本棚にこの本を見つけた。すらすらーっと読みやすく寝る前に読むのにぴったり

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    2025年01月27日
  • 姫椿

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    しみじみと、しんしんと冷える冬の日のやかんののったストーブの火のように心にしみるお話が8編
    冒頭の「シェ」がいちばん好き

    ちょっとファンタジーな感じが浅田次郎
    不思議で奇妙なところもあるのに、そういうお話にありがちな「すっきりしないもやもや感」は残らない。

    読んでよかったな、って浅田次郎作品はいつもそう思う。

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    2025年01月25日
  • 一刀斎夢録 上

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    新選組三部作の最後を飾る物語。

    前2作は吉村貫一郎、糸里と、新選組に直接関わりを持った人が主役、今作は斎藤一の昔語りを軍人が聞くという進み方。

    前2作とは趣は違えど、読み応えはバッチリ。

    新選組とは、侍とは、剣とは、といった、概念が、時代と共に形を変える様が絶妙に書かれていた。

    新選組では吉村貫一郎と斎藤一が好きなので、そりゃぁたまらないよね。

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    2025年01月24日
  • 夕映え天使

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    浅田次郎さんって、不思議な人だと思う。

    登場人物の誰も彼もがものすごく人間くさい。

    どうしようもない一面
    生々しい欲望
    切なくなるほどの胸の内

    鮮烈で個性の塊みたいなそれらがぐちゃぐちゃに混ざり合っているはずなのに、なぜか立ち上る風景は、全てがセピア色だ。

    それでいて、人間くささはあっても
    計算くささは全くない。


    6つある短編はどれも決して長くはないのに、
    なぜか読み終わった時にどっしりと余韻が残る。

    余韻に絡めとられて、
    すぐに次の話には行き難くなる。

    日を変えて次の話を読めば、
    また知らないうちにその世界に囚われてしまう。

    戸惑いながら読み始めても、
    いつしか目が離せなく

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    2025年01月17日
  • 神坐す山の物語

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    奥多摩の御嶽山は何度か登ったことがあり、大好きなお山です。
    そのお山が舞台、しかも著者のご実家がそのお山にある神社の神主一族だったなんて全く知らなかったので驚きました。

    本書は、その末裔である少年が実際に体験した不思議な出来事や、伯母から聞いた昔ばなしを綴った短編集です。
    私は御嶽山のコースの中で、苔が美しいロックガーデンが特に好きなんですけど、ああいう自然の中に神が宿る感覚はすごく理解できます。
    なので、狐憑きとか現代の感覚から言うと非現実的であり得ない話ですけど、自然を恐れ敬う気持ちがあればこういうこともありえるかなーなんて思ったりして。

    どれも不可思議で敬虔な気持ちになる物語でしたが

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    2025年01月13日
  • 月下の恋人

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    「忘れじの宿」が1番好みでした
    どの作品も季節の空気感が活かされており、よりリアルな情景が浮かんでくるようでした
    少し懐かしく、ほろ苦く、ときどきヒヤリ

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    2025年01月12日
  • 完本 神坐す山の物語

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    完本、とあるのは様々な文庫や雑誌に掲載したものを集めたからですね。
    不便な山の上にある知る人ぞ知る神社での奇怪な物語。叔母さんが少女の頃に体験したことを小さい子供達に伝える形。しかもそのうちの一人の子はちゃんと見えてしまう霊力がある。圧巻は狐が取り憑いた少女たちの狐落とし。
    大騒ぎになりながら落とすこともあれば、寂しい結末を迎えることもある。
    文章自体が浅田次郎の面目躍如。おどろおどろしい雰囲気を少し古めかしい日本語で記述するので引き込まれる。

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    2025年01月12日