浅田次郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ゆきさんのpostに惹かれて、audibleにて♪
愛する者のために人を斬る―
激動の幕末の時代に “人斬り貫一"と言われ恐れられた男がいた。
新撰組 吉村貫一郎、その人である。
彼はなぜ新撰組に入隊したのか?何のために人を斬るのか?
"義"を貫いた、貫一郎とその息子である嘉一郎の生き様を描いた物語。
久々の時代小説だったけど、やっぱり時代物はどっぷりハマる〜
泣けた〜(T^T)
形式としては 以前読んだ「木挽町のあだ討ち」の様な感じ。
貫一郎の死後 時を経て、誰かがいろんな人に貫一郎とはどんな人物だったか聞き歩く、といったのもの。
1人聞き終わる毎に貫一郎の人物像が浮かび上がってくる構成。
実在した人物だったみたいだけど、吉村貫一郎という人の名前すら知らなかった。
生とお金に異様に執着した貫一郎だったが、実は家族を心から愛した誰よりも強くて優しい男だった。
そしてその血を受け継いだ嘉一郎もまた 優しい誠実な男だった。
少し語りが長いな〜と思うところもあったけど、幕末の動乱の時代、悲しくも武士として生きた貫一郎と嘉一郎の生き様に涙した。
そして大野次郎右衛門の手紙に泣いた。。
この時代があってこそ 今に繋がるのだなぁ。
貫一郎の娘と末息子が その後幸せに暮らせて良かった。
ただ、この聞き手は誰なんだろうと思いながら読んでいたのに、そこは最後まで分からずじまいで
肩透かし!笑( ºΔº )
浅田さんとしては 物語の主旨はそこではなかったんだろうけど なんだかちょっとモヤモヤ〜笑(°○°...)