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浅田次郎の大人気旅エッセイシリーズ第4弾。 100万ドルに値する体験をした!“浦島太郎が食べたご馳走と、滅多に会えない織姫と彦星の恋の行方に想いを馳せる”表題作ほか、爆笑と感動と法悦の極上エッセイ集。JAL機内誌『SKYWARD』人気連載エッセイ「つばさよつばさ」文庫化。 <BR※この作品は過去に単行本版として配信した『竜宮城と七夕さま』の文庫版です。
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Posted by ブクログ
小説だと思って手を伸ばしたら、エッセイでした。笑 久々に浅田さんの本を読んだら、文章がなんとなく小難しい感じがして。 歴史の話が出るとさらに小難しい感じがしてしまい、途中までは「今の自分には合わなかったかも」と思いました。 しかし、短編の中にクスッとしてしまうエピーソードが盛り込まれていたり、昔...続きを読むの記憶に思いを馳せる浅田さんに共感して、一緒になって昔の記憶に想いを馳せたりしていると、そんな思いはどこかへ行ってしまいました。笑 浅田さんが、昔から読書や活字が好きということが、この本のあちこちから感じ取れて、恐れ多くも同じ読書好きとしてなんだか嬉しくなりました。
談話室で「笑えるエッセイを教えてください!」と投稿したところ、おススメしていただいたものです。(おススメいただいたものは順番に読んでいこうと思っています。) 浅田次郎さん・・・こんなにも著名な方なのに、ほとんど読んだことないです!今、いそいそとWikipediaを調べましたが、たぶん「椿山課長の七...続きを読む日間」くらいか・・・あと「鉄道員」は映画で見たような・・・と書いたとたん、急に記憶が蘇ってきましたが、なぜか高校時代、我々女子バレー部のうら若き乙女が数人集まって、映画「鉄道員」の鑑賞会をした記憶があります。あれはなんだったんだ・・・。と、おそらく原作を読んでいないのに浅田次郎さんといえば「鉄道員」というイメージです。 いやいや、また思い出しましたが、昔々、これまた若かりし頃、月に1~2回東京に出張する仕事が2年弱ほど続いていたことがあり、その時の東京出張は同行する課長の強い要望でJALを利用しており、その機内誌で読む浅田次郎さんの連載を楽しみにしていました。月に2回目の出張となると、機内誌が最新刊に変わっていないわけで、ちょっと残念な気持ちになっていたものです。 かなりいらない情報ばかり書いてしまいました(反省)。 で、本書がそれだったわけですね。JAL機内誌に連載していた「つばさよつばさ」をまとめたものの第4弾とのこと。 ガハハというより、くすっと笑える軽快なエッセイでした。自分でデブだハゲだギャンブラーだと豪語して、苦しみながらも作家という生業を、それこそ、天職のように楽しんでおられる様子がありありと伝わってきて、「もし生まれ変わったら来世は編集者でもいいかもしれない」(←え、そっち?)と思ってしまいました。だって、取材と称した海外旅行に編集者も同行している様子がとても楽しそうなんです。浅田氏のような気の良さそうなおっちゃん作家さんと取材旅行なんて、絶対楽しいでしょ、という楽観的な憶測ですが。 さて、一通り読み終えてみると、表題になっている「竜宮城と七夕さま」より強く印象に残ったのは、浅田氏の昔の思い出でした。蒸し暑い晩に家の前に縁台を出して涼んだ、どこの家にもテレビなんかないから、みんなで花火やら将棋を楽しんで、路地は賑わっていたという、見たことのない昔の習慣に、もちろん現代にはまったく合わない風習であるとは思いつつもなんとなくあこがれる気持ちがありました。子どもは近所の大人たちに囲まれもまれ、成長していっていたのだな~としみじみ羨ましい気持ちが湧いてきました。 「学生街の喫茶店」では、当時中学生の浅田氏が神田で古本屋を見てまわり、今はスタバなどにとってかわられてしまった古き良き喫茶店をはしごしては、コーヒー一杯で買ってきた本を読みふけるなんて、「うぉ~」と声が出そうなほど羨ましい。そんな時間が必要ですよね、人生って。一時期、湯島に住んでいたことがありましたが、私、実は本をよく読むようになったのは結婚後、特に出産後で、思うに、読書をすることで自分だけの時間を確保しようとしていたのかもしれないのですが、だから何が言いたいかというと、せっかく神田が近かったのに、古本屋巡りなんてしなかったなぁ、惜しいことをしたなぁという気持ちでございます。 いやぁ、しかし、破天荒なお父様、すごいですね(語彙力よ)。稼業を一新したかと思ったらソフト(家族)も一新しただとか、k自分が建てたビルの屋上のプレハブに旧ソフトからは浅田氏ひとりのみを住まわせただとか、なんじゃそりゃ。面白すぎます(だから、語彙力よ)。 面白かったです。浅田次郎さんが書く文章、好きでした。おすすめしてくださった方ありがとうございました!
選挙の投票の際、〇または×で判断するのが民主主義 の原理に合致するのか疑問が生じることや、子供の頃国 学院大学の近くの氷川神社の森で兄とキャッチボールし た事、節分の日の豆まきをいまだに続けている事などが 書かれていました。
以前は出張でJALに乗る際は、機内誌SKYWARDに掲載されている浅田先生のエッセイを楽しみにしていた。最近は飛行機に搭乗する機会はないのだが、考えたら10年を超す長期連載になっているのでは。 台北の旅行記では欣喜高興、また無上光栄に「うれぴー」とルビを振るお茶目振り。 (引用)そう、そもそも私...続きを読むはお笑い作家なのである。たまさか『鉄道員』というお涙短編集が売れてしまったため、引き続き悲劇を要求されているにすぎないのである。 文章の格調は高いのだけど、キッチリ笑わせてくれるサービス精神の高さは変わらず。 近著「流人道中記」も読んでみようと思っている処。
JAL機内誌に連載のエッセイ集とのことで、機内で読んだことがあるものも。安定感のある面白さと示唆に富んだ各文章の最後の一行に筆者の矜持を感じる。 私はいつか中央競馬3場全36レースを全予想(当然全レース馬券購入)することを密かに目論んでいたが、筆者は当然のようにそれをこなしていることを知り、本当に凄...続きを読むい方だと思う。
浅田さんの好きなエッセイの一つです。あまり飛行機に乗る機会がなくてリアルに読むことはなかなかないのですが、少ないページ数の中にクスッと笑える要素が詰まっていて少しホッとします。
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竜宮城と七夕さま
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浅田次郎
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