【感想・ネタバレ】見果てぬ花のレビュー

あらすじ

旅と食とユーモア満載の傑作紀行エッセイ!

JAL機内誌『スカイワード』連載2017年~2020年分を収録。海外、国内での抱腹絶倒の出来事から身辺に起こる様々な出来事を絶妙の筆致で描く傑作エッセイ集。桜の季節の京都で遭遇した不思議な着物を着た人々を描く『見果てぬ花』、失踪していた老猫が帰るまでの顛末を描く『四日目の奇跡』 ビンテージカーになっても愛車に乗り続ける理由とは『めざせ!二十万キロ』など、全四十一編。

※この作品は単行本版『見果てぬ花』として配信されていた作品の文庫本版です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

浅田次郎は小説も好きだけどエッセイもいい。
ユーモアがあって楽しく読めるし、この著者ならではの嗜好や経験談も面白いし。それでいて作家としてのプライドや日本人としての信念のような芯が感じられるから、好もしく思う。隙間時間の気軽な読み物としてオススメです。

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2025年01月31日

Posted by ブクログ

出張で飛行機に乗るときは、このエッセイを読みたくてJAL一択だった。なので何が書いてあっても旅情を催す一冊で、旅のお供に最適です。

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2024年10月27日

Posted by ブクログ

浅田さんの文章が好きで選びました。この本も浅田さんの好きな事や体験談がユーモアを交えて書かれています。自分も、近場でもいいから出かけていろんな物を見たり美味しい物を食べたりして楽しまなきゃと改めて感じた次第です。そして、気になったエピソードは「スバミステリー」どうしてそうなったのか、謎が解けません。

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2024年06月23日

Posted by ブクログ

浅田さんのJAL機内誌好きです。スーパーマンすごいな、とか。ほんとのおもてなし等々どれもちょっと笑えてちょうどいい長さでしたね。まだまだ続いてほしいです。

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2024年05月26日

Posted by ブクログ

JALの機内誌「SKYWARD」に掲載されているエッセイ。すっかり飛行機に乗らなくなってしまって、こうした本になるまで我慢しなければならない。

歴史作家、人情派作家との世間の認識とは裏腹に相変わらずのお茶目な浅田先生。以前のような灼熱のピラミッド登りとかカジノでの豪遊というネタはないが、渡米して肉をひたすら食べ続けたなど健啖家らしく食事の話が多い。

トルーマン・カポーティに触れた一文。三島由紀夫との相似。早熟で実際の事件や自分の生い立ちからしか物語が紡げなかったとある。

最後の「四日目の奇跡」はカバーの絵の意味が判る内容。
もっとSKYWARDに載っている川上和生さんのイラスト見たいなあ。悔しかったら飛行機に乗れということかな。

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2024年04月22日

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