「だから捨ててと言ったのに」
という冒頭しばりの掌編アンソロジー。
「捨てる」とは、その対象との別れを意味するわけで。25編ある物語の多くに「別れ」から連想させる「死」が漂っています。
掌編でありながらスッキリ終わらせているものもあれば、これは序章なのかな?続きが欲しいな、なものも。
いずれの作品もツマラン!な印象は無く、そつなく書かれているかと。
お気に入りは
『パルス、またたき、脳挫傷』岡崎隼人
『重政の電池』荒木あかね
『恋文』金子玲介
『こわくてキモくてかわいい、それ』背筋
『探偵ですから』麻耶雄嵩