内田樹のレビュー一覧

  • 「おじさん」的思考

    Posted by ブクログ

    タイトルを真正直に受け取るようなおじさん向けの本ではない。女性の社会進出に伴い内面がおじさん化している女性は増えているはずだから、性を問わず大人になる前にこそ読んだ方が良い本。大人とはどういう状態か、どういう思考かを投げかけてくれる。また子を育てる視点についても重要な示唆がある。
    個人的には、第4章の夏目漱石の著書に登場する近代青年に関する分析が非常に興味深い。現代に生きる青年は果たしてどのような存在なのか。

    0
    2013年02月05日
  • 荒天の武学

    Posted by ブクログ

    光岡英稔の認識の深さもさることながら、それを少しずれたところから受けて立つ内田樹の立ち位置の見事さ。

    0
    2013年02月02日
  • こんな日本でよかったね 構造主義的日本論

    Posted by ブクログ

    おむつとコミュニケーションの話や教育の問題は責任の所在が曖昧になったことにあるといった話や思考と言葉の関係など、興味深い内容も多かった。

    0
    2013年01月14日
  • 呪いの時代

    Posted by ブクログ

    いま、ここ、の自分をカッコにくくること。等身大の、たいしたことのない自分を愛すること。生きる上で学ぶことが多い本。

    0
    2013年01月14日
  • 荒天の武学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    光岡英稔さんというのはハワイで韓氏意拳を教えていた武術家だそうです。それがどんなものか全く想像もつかないのですが、中国拳法の一派で人間個人のあり方を探求するもののようです。合気道の師範である内田先生とは一部噛み合わない部分もありながら、なかなか奥深い武道論が展開されています。頭でっかちになってしまったもう少し身体の感覚を大切にした方が良い、というのが共通点ですね。知識というのは常に後智恵になってしまうので武道的にはもう遅れている状態なのです。そこに拘泥するよりもまずは自分の身体から来る警告を感じ取って行動する大切さは分かるような気がします。

    0
    2013年01月13日
  • 街場のアメリカ論

    Posted by ブクログ

    本屋さんを探してついに発見。
    表紙の星を区切ったようなデザインが好みのセンスです。

    ・日米関係の考察
    ・ファーストフードとスローフード
    ・アメリカの戦争に関する考察
    ・児童虐待とその背景
    ・キリスト教のアメリカにおける在り方
    に関しての、著者なりの考察が述べられています。

    内田さんの本の素敵なところは、その問題について基礎知識のない人間にも分かりやすく、背景や推移を明示してくれるところです。
    基礎なくして応用なしなので、根本を(たとえそれが一意見だったとしても)〇〇で~と示してくれるのは助かります。
    個人的に、アメリカ憲法の構造に対する自説や、訴訟大国としてのアメリカの内情への批判について

    0
    2013年01月10日
  • 「おじさん」的思考

    Posted by ブクログ

    『別姓夫婦の「先進性」に異議あり』の終わりがきれいにまとまっていて好き。他の話も好き!ただ4章は微妙…私の好みからしたらなしでいい、と言うか書き方が好みでないので。

    とても面白い内容だった!

    0
    2013年01月10日
  • 街場の大学論 ウチダ式教育再生

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・大学の企業化,巨大化,均質化について。
    ・ダウンサイジングの検討について。
    ・文科省による制度化の弊害について。

    0
    2013年01月05日
  • 期間限定の思想 「おじさん」的思考2

    Posted by ブクログ

    告白すると、10年ほど前まで自分は、たとえば「日本は世界に誇れる国になるべきだ」なんてことを考える人間だった。
    保守とか革新とかイデオロギーといったものに深く興味を持ったことはないけれど、位置的にはかなり保守で、今もそれはさして変わらないのだけれど、ぐらぐらしたのは内田樹先生の本と出会ったから。
    「『日本は世界に誇れる国になるべきだ』なんて偉そうに言うけれど、そもそも国って何かなんて考えたことある?」
    内田先生はいつも物事を根本に立ち返って考える。だから容易に結論が出ないのだけれど、その思考の過程、有り体に言えば、「のらりくらり」とした感じが癖になる。
    そこから、それまで考えもしなかった結論が

    0
    2013年01月04日
  • 14歳の子を持つ親たちへ

    Posted by ブクログ

    子育てについてのhow to本ではありません。
    多くの子供たちに関わってきた著者たちの言葉に教えられることが、今まで正しいと思い込んでいた事が、実はそうとも言えなかったようだということにも気づかされた。
    「14歳の」とありますが、子どもの年齢に関わらず、とても参考になる一冊。

    0
    2013年01月02日
  • 呪いの時代

    Posted by ブクログ

    数ある(著者の)著作の中でも、わりに好きな主題(「呪詛」と「贈与」)であったため、面白く読めた。ものすごく大雑把になるが、他者や外部に対する敬意がそこに底流しているからこそ、なかなか気持ちよく読めるのだと思う。最近普通に生活をしていて、どのように他者に対して敬意を払えるかということが、自分の中で自覚的になっている。敬意を払うというのは、何も相手の言うことを何でも尊重するとか、争いごとを避けるためのマナーとして(だけ)の行為の話ではない。お互いの”知的パフォーマンスを活性化"させたいがために、敬意を払いたいのだと思う。それは最終的に「正解」を求めたいからとか言うよりも、単純にお互いのパ

    0
    2013年01月06日
  • ためらいの倫理学 戦争・性・物語

    Posted by ブクログ

    難解な内容で、なかなか読み進まないうえ、そこそこの事前知識がないと更に理解にも及ばない。
    しかし、じっくり読み込むと、漠然とだが理解はでき、共感できることも多々ある。
    しばらくしてから、また、読んでみたい。

    0
    2012年12月29日
  • 街場の読書論

    Posted by ブクログ

     最近、内田さんのブログを知りました。今から過去の膨大なブログを編年体で読んでいくのは大変なので、分野別になっているこの本はとても助かります。
     頭のいい人の物の考え方が、少し分かったような気がします。他のも読んでいきたいです。

    0
    2012年12月29日
  • いきなりはじめる仏教入門

    Posted by ブクログ

    仏教についての学習をいきなり始めたかったという自分の思いのまま、そしてこの本の題名に飛びついて一気読み。両人のお話は一度生で拝聴したことがあったが、なんといってもナイスコンビネーション。楽しみながら、そして内田さんの思わぬ話題展開に振り回されながら、時々笑いを挟みながら、仏教のなんたるかを概括してくれる良本。続編にも目を通してみたいと思わせる位には、面白かったです。

    0
    2012年12月20日
  • 呪いの時代

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「呪詛」と「贈与」を主題にした『新潮45』での不定期連載の内容と、 東日本大震災で露呈したグローバル資本主義と日本的システムの問題点に対する考察をまとめた一冊。
    以下、印象に残ったところ。

    ◇子供たちに「身の程を知らせる」という学校教育の重要機能
    一方で本の後半では、有事に対応出来る"フツーじゃない"人材を育てる重要性を 説いている。
    あれ?矛盾してね?と思った瞬間、ハッとした。「身の程を知る」事と、「フツーの人間になる」事を混同していた・・ 。
    「身の程を知る」とは「出来る事と出来ない事を認識する事」であって、別に
    「出来る事を抑制してフツーになる事」ではない。

    0
    2012年12月15日
  • 街場の読書論

    Posted by ブクログ

    街場の読書論
    内田さん独特の書き口で読んできた(読んでいる)本の解説を加えている著書。時に著者の思い以上の何かを汲み取り、展開していく様はさすが内田先生、非常に読みやすく、頭がよくなった気になってしまう。頭がオーバドライブする感覚、一度味わってみたい。

    下記、備忘録のため章を記載。
    (何かしら記憶の糸口があると、思い出しやすいから)

    1章 文芸棚
    シャーロックホームズの溯及的推理
    ある出来事の前段を推理する力

    2章 人文棚
    平川克美

    3章 ウチダ棚

    4章 教育棚

    5章 著作権棚

    6章 文章とリテラシー

    0
    2012年12月09日
  • 期間限定の思想 「おじさん」的思考2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いつもの内田節だが毎回はっとさせられる言葉がある。

    同じ事を何度も何度も、ありとあらゆる表現やたとえ話を使って、繰り返す。「正しいことはどうしても断定できない」という根本的な問題を取り上げながら、飽くことなく「真理」を問い続けている。そこには内田氏のどうしてもこれだけは伝えたいという姿勢が伝わってくる。

    思想というものはすべからくそうあるべきである、と理解した。

    0
    2012年11月14日
  • 呪いの時代

    Posted by ブクログ

    いつもの語り口いつも言っていることでそういえば以前に読んだ内容と思いつつも結局通読してしまうのは結局著書の考え方に同意していてかつ誰かにその内容を伝えようとしてもまだ消化しきれてないことが原因なんだろうと思う。この人の周辺についても埋めていかないとと思う。

    0
    2012年11月07日
  • 武道的思考

    Posted by ブクログ

    むちゃくちゃおもしろかったー。
    思わずたくさん引用登録。
    合気道やってみたい。。。。。。。。。

    とおもってとうとう道場に体験にまで行ってしもた。

    0
    2012年11月07日
  • 呪いの時代

    Posted by ブクログ

    批判や自説を説くことに終始し、破壊をめざす「呪いの時代」をどう生きるか。その問いに対して、筆者は、呪いを解除するには、あまりぱっとしない「正味の自分」を、真の自分として受け入れ、けなげに生きる自分を祝福することと説く。自分を愛するということを考えさせられた。

    0
    2012年11月04日