内田樹のレビュー一覧
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ネタバレMBSラジオ「朝からてんコモリ」に季節ごとに登場される内田 樹氏。
いつもとてもいい話が聞ける。
その内田氏の本を本屋さんで見つけたので即購入。
その「「おじさん」的思考」を読みました。
内田氏の生き方、考え方について書かれたとても面白い本でした。
特に第一章の「「おじさん」の正しい思想的態度」では教育やエロスについて、第4章の「「大人」になることー漱石の場合」では人間として大人とは?について、とても興味深く書かれていました。
この本は一つの生き方のテキストとして、手元において何度も読みた本です。
内田氏の他の本と夏目漱石の「虞美人草」、「こころ」も見つけて読みたいと思います。 -
Posted by ブクログ
内田先生の本は、これで3冊目。
今回は、日本の教育現場(特に大学)が、どのような状況になっているか、というスタート地点から、なぜ今の学生の知力が落ちてしまったか、大学の質が落ちてしまっているのか、等々のテーマについて、いつものように歯に衣着せぬ物言いで、持論を展開している。
いくつも印象的なフレーズがある。
「学校というのは、子どもに「自分は何を知らないのか」を学ばせる場である。一方、受験勉強は、「自分が何を知っているか」を誇示することである。
「世の中には自分の知らないことがたくさんあるんだ、と思うことが出来れば、それだけで学校に行った甲斐がある。
「日本の子ども達の学力が落ちてい -
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村上春樹作品をめぐるエッセイのような。
著者さんの日常も楽しく読むことができつつ、
村上文学の秘密を次々に教えてもらえるお得な本。
ひとつの本質的なことがらについても視点やたとえを少しずつ変えて
ぐるりと書かれている感じが面白くってわかりやすい。
これまで村上春樹さんの作品を、
読んで気持ちがよくて、「読みたい何か」が書いてあるような・・
くらいの理由で楽しんでいたけれど、教えてもらうと改めて
おお・・そうだったのか~、と感動、たくさん付箋がついた。
言葉の使い方から倍音的な要素、「雪かき」や共同体の捉え方など。。
でも、そんな村上作品の秘密も探せばまだまだありそうな気が、
著者さんの力の抜 -
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内田樹の街場のアメリカ論を読みました。現在の日本はアメリカの大きな影響下にあるので、現在の日本を考えるためにはアメリカについて考える必要がある。そのために素人の立場からアメリカ論を書いてみよう、というエッセイでした。歴史を振り返るときに、歴史の転換点でなぜこうなったのか、という視点だけでなく、他の可能性もあったのに、なぜそれらの可能性は実現しなかったのか、という視点でも考えてみようという質問の立て方で議論されています。アメリカの影響下にあって、日本人が利益を得ている部分は大きいけれど、アメリカ自体でも問題が顕在化しているような事柄まで取り込んでしまう傾向があるのはいかがなものか、と感じました。
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アメリカという国は独特だなあ。どう考えても礼讃できるような国ではないよなあ…と疑問を抱いて久しい。でもそういうことあんまり言えない。
その上、わたしは日本でその国の言語を教える人になろうとしている不思議。英語=アメリカでは決してないのだけれど。
もっと事実を反映した、クールなアメリカ観を持たなくてはいけないなと思う。
「第6章 子供嫌いの文化―児童虐待の話」は最近読んだ中で1番怖いと思う文章だった。「子どもはかわいい」と思えない文化ってどうなっているの。ぞっとする。弱者にやさしくなれない社会は破綻するのが目に見えている。
「第4章 上が変でも大丈夫―アメリカの統治システム」はすごく腑に落ち -
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ネタバレこのところ結構ヘビーローテーションで読んでいる内田教授のエッセイ(というのだろうか?)集。
ブログや、あちこちの雑誌などからのオファーに応えて書いた文章、書評などを一冊の書籍にしたもの。全体にテーマらしきものは、見当たらず、あえて言えば「内田樹の書いた様々なもの」というまとまり。
それでも売りものになってしまうのだから、「内田樹」に相当の価値がある、という他ない感じです。ある種アイドルと同じ扱いですね。ニッポン現代思想界のアイドル、ってw。
それはさておき、内田先生の文章は、集中力を高めて読まないと頭に入ってきません。それでも、集中力を切らさずに読み解けば、そこに表現されている内容は、と -
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正直に言うと、内容はよく分からなかった。
内田樹が出した最初の単行本という体だったが、「やはり学者だったのか」という感想。笑
彼のガチな評論というものを初めて読んだ気さえする。
普段の至極わかりやすい文章に比べ、難しい引用や術語が多く難解だが、それでも部分的に分かる箇所を拾えば十分に楽しめる。
なぜか彼の文章は、分からなくてもストレスなく読み続けられてしまう。不思議である。
そして、何か頭がよくなった気がしてしまう。非常に不思議である。
最後のカミュ論のところで、殺人の是非について書いてあったのが少し面白かったかな。
あとは難しかったけど、内田樹ファンとしてその処女作を読む経験はしてお -
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ネタバレ筆者はアメリカの専門家ではない。
しかし、だからなのか非常に興味深い視点で書かれている。
また、この書をトクヴィルに向けて書いたと主張し、
アメリカの本質、すなわち不変なものを直視しようとする。
特に興味深かったのは、アメリカが反知性主義に基づくという
もの。筆者によるとアメリカは建国時=「完成系」として
理想のままに生まれたので、
いかに理想を崩さないかが焦点だと言います。
そのため、アホな指導者によってその理想が崩れないように、
政治システムは、権力の集中を防ぐものになっており、
当初は少数の宗教指導者に導かれる事を想定していたが、
西漸運動の過程の大覚醒運動で、
政治参加者が拡大した