内田樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ先日山崎さんの裁判の支援を内田先生がされていたという記録のブックレットを読んで、その後お二人でされた日本社会の現状や世界情勢についての対談本が出ていたことを知り手に取りました。
出た頃に読みたかったと思いましたが、本書が出た一年前にはイスラエル側にいるアメリカがイラクを攻撃するなどということがまさか起きるとは誰も予測してなかったことを思うと、出版後すぐ読むのと今読むのでは捉え方や感じ方、意味合いなど変わるのではとも思いました。
(p196)(アメリカも中国もロシアも)他の国のリーダーシップの下で中東が安定するよりは、誰も停戦工作ができないまま中東がカオス化するほうが「まだまし」という計算が -
Posted by ブクログ
ネタバレ序盤はスイスイ読めるのだけれど、宗教と「機」の思想部分は難しくてよくわからない部分がかなり残る。
たしかに「辺境人」である心当たりは何個もある。それを脱却しようというのがよくある論じ方だけれども、この本ではそのままやっていこうやという提案をするのが面白い。
表音文字と表意文字の組み合わせで物事を理解する我々の特異性について語られる。ここはかなり面白く感じた。漢字は絵なんだよっていうロンの説得力がかなり強い。たしかに漢字はぱっと見で読める。すごい装置なんだなあと思った。漢字だけを用いる中国語では表意文字の純粋性が劣る、みたいなことが書いてあったけど本当かなあ。中国語に明るくはないけど、於とか做と -
Posted by ブクログ
同じホフスタッターの「反知性主義」を基にしていても、森本あんり氏の『反知性主義』と論点が違って面白かった。森本氏はアメリカの宗教や建国史を背景に「反エリート主義」として反知性主義を捉える一方、内田氏は「集団の知的パフォーマンスを下げる振る舞いをする人」として論じていた。本書がもともと『コロナ後の世界』という題名だったことも印象的だった。執筆時期がコロナ禍の真っ只中であり、コロナ禍という危機的状況が水面下にあった排外主義や陰謀論を増幅・可視化していったように思う。コロナがある程度落ち着いた(勿論完全に無くなったわけでは無い)今でも、コロナ禍で表面化したこれらはまだ続いている。SNSで切り取られた
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Posted by ブクログ
それぞれの章には、含蓄ありまくりのいつものウチダ節が書かれていて、たくさんアンダーラインも引いたのだが、せっかくの往復書簡なのにその良さが台無し。編集者からの人生の質問に答える、という形なのだが、普通なありきたりな質問で途中からこの質問の部分を飛ばし読みするようになった。
往復書簡の良さとはお互いに自分の批評的な考えを述べ合って本としての論考があらぬ方向に進んでいく、というものだが、この本だと往復書簡の体をなす意味がない。ただただ内田樹が人生についてのエッセイを書いている、という感じ。そしてそれは彼の多くの他の本にある。あまり読んだことがなかったのは友情論とか結婚論かな? -
Posted by ブクログ
一万円選書で送られてきた一冊。
内田樹とサコさんの対談形式で進んでいく。
大学の教育現場にいる2人によるトークはとても面白かったし、そもそもマリ共和国出身のサコさんがどのようにして日本にたどり着いたのか経歴が面白かった。
もっと日本人はダラダラしても良い、という言葉が良かった。周りの評価が重要な日本ではもっと自由にしていこというメッセージを感じた。
また日本国民がちゃんと政治について興味を持って声を上げていかないと行けないということや
民主主義なのに監視し合うような日本社会はどちらかというと共産主義寄りということが頷けた。
内田樹は大学受験の塾で小論文のためによく読んでいたので懐かしい気持ちに