宮木あや子のレビュー一覧

  • 本をめぐる物語 一冊の扉

    Posted by ブクログ

     短編集。どれも面白く、さらりと読めた。

     作者・読者・装幀家・校閲者など、色々な立場から本と関わる主人公たちの、本に纏わる物語。

    「メアリー・スーを殺して」を特に気に入った。

    0
    2015年07月03日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

    Posted by ブクログ

    旅行中に持ち歩くのに
    重すぎず(内容的にも)
    さらっと読めるものを、と購入。
    題名の通り、本をめぐる様々なお話。
    どの作品も、さらっと読めるうえ
    いい話だった。

    0
    2015年07月15日
  • ガラシャ

    Posted by ブクログ

    激しい歴史の渦に巻き込まれ、遠い時代にタイムスリップした心があまりの切なさと苦さで痛いです。

    運命に翻弄されながらも強く優しく生きたガラシャの気高さに圧倒させられます。
    ガラシャに限らず、この時代に生きた人たちは生死が近く、制限が多く、幸せがとても刹那的に見えてそれだけでも苦しいくらい。心の方位磁石を持たないと正気で生き抜くことができない時代ですよね、きっと。

    主君殺しという大罪を負った罪人の娘ながら一人生きながらえている罪、
    産声すらあげさせることなく冷たい赤子を生んだ絶望感、
    いっそ死んでしまえば、いっそ狂ってしまえたらと思いながら日々を送るガラシャの気持ちに寄り添うとこちらまで引きず

    0
    2015年05月31日
  • 春狂い

    Posted by ブクログ

    誰も幸せにはならない、そして少女は決して救われない。でもこの物語を嫌いだとは思いません。そんなお話です。

    0
    2015年05月18日
  • サイドストーリーズ

    Posted by ブクログ

    ダ・ヴィンチ編集部編のサイドストーリーズを読みました。

    姫川玲子シリーズ、榎本径シリーズ、さよならドビュッシー、天地明察、まほろ駅前シリーズなどの登場人物たちの「一服ひろば」を題材にしたサイドストーリー短編集でした。
    元のシリーズも楽しんで読んでいたので、これらの短編もおもしろく読みました。

    12編のうち半分は元のシリーズを読んでいないのですが、これを機会に読んでみたいな、と思いました。

    0
    2015年05月16日
  • サイドストーリーズ

    Posted by ブクログ

    タバコが小道具の12のシリーズのサイドストーリー。
    目的は東直己。久しぶりに「俺」に会えた。
    ちょっと、かっこよく描かれていて残念。ススキノ探偵もいいけれど
    探偵畝原に会いたいよ、書いてくれぃ、と思いを募らせた。
    姫川女史も多田と行天のコンビもDr.新条も、面白かった。
    読んでみたい本がまた増えたよ。罪作りな一冊ね。

    0
    2015年05月15日
  • サイドストーリーズ

    Posted by ブクログ

    ただの番外編の短編集だと思って読んでいたら、やけに煙草と一服ひろばが話に出てくる(--;)でも最後まで読んで納得!JTなんですね(^。^)y-~ このサイドストーリーズに出てくるシリーズは「天地明察」と「まほろ駅前」しか読んでいないけれど、どの話も好みで読破したくなった(^^)♪しかし積読、読みたい本をたくさん抱えているから、シリーズ名を控えておいて暇な時にでも読めたら良いかなと…(^-^;)

    0
    2015年05月14日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

    Posted by ブクログ

    砂に埋もれたル・コルビュジエ 原田マハ
    初めて本をつくるあなたがすべきこと 朱野帰子
    校閲ガール 宮木あや子
    この3作が良かったな。

    0
    2015年05月04日
  • 春狂い

    Posted by ブクログ

    なんて救いのない物語なのだろう.美しすぎるがゆえに苦難を強いられる少女.来世ではあの少年と結ばれて欲しいと願わずにはいられない.しかし背表紙のあらすじはちょっと難ありだと思うな.あれじゃ低俗な官能小説と勘違いされてしまうだろうに.
    以下あらすじ(背表紙より)
    人を狂わすほどの美しさを内包した一人の少女。父親や男たちの欲望から逃れ女子校に入学するが、教師に襲われ学園を去る。しかし転校先でも同級生からのいじめと教師からの暴行は繰り返され―。やがて少女は安息を求め、教師の前でスカートを捲り言う。「私をあと二年、守ってください」。桜咲く園は、天国か地獄か。十代の絶望を描く美しき青春小説。

    0
    2015年04月19日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

    Posted by ブクログ

    苦手あり、鷲掴みあり、ニッコリあり。
    楽しく読んだ、アンソロジー。

    原田さんは「認知症」の父親を介護する女性の話が、
    現実的でたまらなかった。

    小路さんの「旅の本」でなくて、「旅する本」。
    らしくて大好き。

    沢木さんは初読みですが、面白かった。
    無職の40歳、男性、時田風音が受賞後の2作目を書く時のお話。
    結構笑えて面白かった。おっちゃん、頑張りや!と思う。

    初読みの作家さんが多くて、いい出会いだったな。

    0
    2015年03月29日
  • セレモニー黒真珠

    Posted by ブクログ

    職業系で初めてみた葬儀屋モノ。
    地味目な人物設定と思いきや、それは外見の話だけでなかなかに濃い。
    ホラー、恋愛、家族、切なさ、恐ろしさ、温かさ…
    ショートながらに色んな要素が詰め込まれていながらスッキリおちる良質のエンタメ。

    あとがきを読んでいて宮木さん本人もとても気になった。

    0
    2015年02月15日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

    Posted by ブクログ

    小路さんがいらっしゃるので購入。
    電車移動時間等におすすめな読みきりサイズの短編集。
    宮下さんはスコーレNo.4のみ読んだことがあり、他の方々の作品は初めて読みました。
    本というキーワードを多角的な視点でピックアップして物語が展開しています。

    「メアリー・スーを殺して」は、二次創作の畑を通ってきた身としては、お、俺を殺してくれ、と思うような暗黒時代を思い出させるような、そんなリアリティのある空気にえぐられました。面白かった。

    やっぱり大好きな作家さんということで贔屓目もりもりな気もしますが、「ラバーズブック」がとても好きです。読み返したい短編。短絡的じゃなくて完結していてなおかつ重量がある

    0
    2015年02月08日
  • 花宵道中 1

    Posted by ブクログ

    遊郭の様子をうかがえて、興味心に浸透して、楽しめた1冊でした。ただ、序盤のうちは、詠みづらさを感じて少し不安に思いました。(コマわりなどわかりにくい、誰にスポットをあてたいのかよくわからず落ち着かない。→個人に集中してスポットがあたるようになってから一気に話に入りこめたので安心しました)全体的にも顔の見分けも難しかったです。 絡みのシーンなど、お色気具合のバランスはとても好ましく思いました。(思ったよりも色気があってちょっとドキドキするくらいでした)

    0
    2014年12月16日
  • 花宵道中 2

    Posted by ブクログ

    江戸時代後期、幕府唯一公認の遊廓だった吉原。茜は、美形の船頭である平左に片想い中。しかし、彼は大見世角海老楼の看板遊女・水蓮の恋人だった。時代は、死んだ朝霧の姉女郎・霧里が京都島原で活躍していたころに遡る。

    0
    2014年11月23日
  • 花宵道中 1

    Posted by ブクログ

    江戸時代後期、幕府唯一公認の遊廓だった吉原。遊女の朝霧は、美形の職人である半次郎と出会い、生まれて初めて恋をする。しかし、ふたりの再会は、遊女と客としてだった。そして、朝霧と半次郎は、悲劇の舞台へと落ちていく。

    0
    2014年11月23日
  • 花宵道中

    Posted by ブクログ

    切ないお話でした。
    江戸吉原で、恋に泣いて、思いを遂げられないまま死んでいった若い遊女たち。
    宮木あや子さんの美しい日本語が散りばめられていて、景色としても鮮やかです。
    親が子どもを売るとか、年季明けとか身受けとか、そんな時代があったことは映画やドラマで知っていても、この小説を読んで(フィクションではあっても)、初めてかなりリアルに知らされた感じです。娘を持つ身としては切なすぎです。

    特に冒頭の朝霧のストーリーが印象深かった。
    映画になっているようですが、見ないと思いす

    0
    2016年07月14日
  • 雨の塔

    Posted by ブクログ

    それぞれ事情がある4人の美しい少女。
    人里離れた岬にある全寮制の女子校で出会い‥
    端正な文章で淡々と描かれるムードのある世界です。

    大変な資産家の娘だけが入ることの出来る特殊な学校。
    学生証をかざすだけで、広大な敷地内にあるテーマパークのような店でブランド物の洋服も流行のスイーツも手に入れられるが、出て行くことは出来ず、新聞もテレビもない。
    自由と情報はないのです。
    卒業すれば、どこの大学の卒業証書も手に入れられるという。
    提携している高校では「島流し」と称されていました。

    財閥の愛人の娘・三島敦子は、小柄で長い黒髪。
    愛人の娘の中では早くから三島翁に認知され、可愛がられてきたが、学校はこ

    0
    2014年11月08日
  • 花宵道中 6

    Posted by ブクログ

    6巻が出ているとは知らなかった。
    見つけて、即、購入。
    【大門切手編】たしか、原作では、文庫化にあたり、付け加えられたのではなかったか(?)。
    コレはこのコミックに軍配が上がったかな?
    今回も原作の名台詞はそのままに上手く仕上げてると思う。
    ラスト近くが少々、急ぎ足な感がなきにしもあらずだが……。
    そしてオーラス前は、まるで、カーテンコール。コレもコミックならでは。
    当然、今から、1巻から、通して再読しますよ!
    終わるまでは寝れないな。
    そして、原作も近いうちに再読せねば。

    0
    2014年10月28日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

    Posted by ブクログ

    書名通り、本をにまつわる、いろんな作家さんの短編集。その中で、時田風音の受難が少しコメディっぽくて、一番面白かった。

    0
    2014年10月08日
  • 雨の塔

    Posted by ブクログ

    この世の果てにある岬の学園。最新のファッションも、パティシエのスイーツも、何でも手に入るが情報は遮断された、豪奢な島流し。様々な事情を抱えた資産家の令嬢たち。

    グミベア。焼きたてのバナナマフィン。パフスリーブのベビードール。イチゴの指輪。桃の香りのシャンプー。ジンジャースパイス入りの甘い紅茶。シャコ貝の灰皿。

    同性と心中未遂を起こした矢咲、母に捨てられた小津、妾腹の子 三島、三島に捕らわれている都岡。

    外界と隔離されたラプンツェルの塔で、独占欲と満たされない想いの行き着く先は…。

    0
    2014年09月05日