宮木あや子のレビュー一覧

  • 官能と少女

    Posted by ブクログ

    表紙が可愛くて購入。
    表紙に合ったお話の詰め合わせで面白かった。
    “春姫”と“モンタージュ”が繋がっているのが良かった。

    0
    2021年05月21日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

    Posted by ブクログ

    本の話だから、まあ予想がつくけど、と侮っていたら、結構いけた。凸凹はあるが。今まで読んだことのなかった作家のものが新鮮でよかった。この作家、読んでみようかという気にさせる。
    中田永一「メアリー・スーを殺して」この小説自体がメアリー・スーぽいがなあ。
    宮下奈都「旅立ちの日に」期待したけどねえ。手抜き。
    原田マハ「砂に埋もれたル・コルビュジェ」ピンと来ない。
    小手鞠るい「ページの角の折れた本」さすが元詩人だけあって、描写が美しい。物語もいい。
    朱野帰子「初めて本を作るあなたがすべきこと」察してちゃんの夫への対応に苦労する主人公が面白い。
    沢木まひろ「時田風音の受難」官能小説家と編集者との対峙に笑っ

    0
    2021年05月06日
  • 花宵道中

    Posted by ブクログ

    厳しい暮らし、過酷な過去・生い立ちも、ここでは珍しくない。
    それを飲み込み割り切リながら生きてゆく女性たち。
    それでも思いはつのる。淡い期待のかすめることもある。
    浮世絵や絵巻物のように、しっとりと淫靡で美しい。
    今に通じる辛さと、現在とポンと一拍置いたような儚さ、抜け感。
    でも、やっぱり悲しいよ。
    R-18文学賞作品。

    0
    2021年04月04日
  • 野良女

    Posted by ブクログ

    最初から下ネタ全開で引いたけど、内容としてとてもおもしろかった。この本に出てくる女性は各々でいろんな悩みを抱えているけれどそれに抗うようにみんな強く生きていて、心が折れそうな時は友達に助けてもらっていて。女友達の存在は本当に大事だし大切にしていきたいと思った。持つべきものは友達やなあ。
    こうでないといけないとかそういった固定観念に縛られないストーリーに、勇気づけられた。

    0
    2021年02月11日
  • 喉の奥なら傷ついてもばれない

    Posted by ブクログ

    こういうドロドロしたやつ苦手だけど、この本はとても好き
    読み進める事に面白くなる

    個人的にはヤクザと駆け落ちするお話が好きでした

    0
    2021年02月03日
  • 花宵道中 1

    ネタバレ

    泣く

    つらすぎる、、、早く逃げたら良かったのに、、、
    絵も綺麗で可愛くてめっちゃ好きです!本屋さんで買いたくなりました!

    1
    2021年01月19日
  • 野良女

    Posted by ブクログ

    パワフル。面白かったです。
    ここに出てくる女性たち、皆問題を抱えまくっているけれど、むしゃくしゃした気持ちを友人とお酒と下話で盛り上がってワーッと発散してるのが楽しそうでした。
    結構しんどいエピソードばかりですが、言葉のセンスが凄くて笑ってしまいました。日茎平均とかかなり酷い。
    桶川さんと横山さんには幸せになって欲しい…鑓水さんも。桶川さんの話に1番笑いました。髪を切って重めのショートにして、目が腫れてたので眼帯をして仕事してたら、エヴァヲタにロックオンされるの面白すぎです。プラグスーツ着せられて「私が死んでもかわりはいるもの」って言わされまくる…でも、エヴァとガンダムは社会人としての教養って

    0
    2021年01月16日
  • 砂子のなかより青き草 清少納言と中宮定子

    Posted by ブクログ

    これまでにも、何人もの作家のによる清少納言や中宮定子を読んできた。
    自分の中ではやはり田辺聖子さんの『むかし・あけぼの』の存在が大きい。
    そこでは歴史の流れ、政権の力関係が詳細に描かれていた。

    田辺作品と比べると、こちらではぐっと登場人物を絞り込み、政争はごく簡単に迫害者道長の影を指すのみ。
    行成も公任も斉信も登場しない。
    敵と味方がくっきり書き分けられる。
    紫式部や中宮彰子がこうもわかりやすい悪役になってしまうのには抵抗がある。
    一条天皇の登場シーンも、ごくわずか。
    その代わり、定子と清少納言の絆はもちろん、定子と妹の淑景舎の君、原子との仲睦まじさや、同僚の宰相の君との友情などが細やかに描

    0
    2020年11月21日
  • 花宵道中

    Posted by ブクログ

    官能小説を読もう第二弾。
    遊女たちの生き様を描いた作品だった。
    官能小説だけど、その表現はどこか上品に感じられた。

    0
    2020年08月16日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

    Posted by ブクログ

    短編集。以下気になったタイトル

    メアリー・スーを殺して(中田永一)…二次創作小説を書く女の子と、その小説の中に顔をのぞかせるメアリー・スーとの向き合い方について

    砂に埋もれたル・コルビュジェ(原田マハ)…認知症で徘徊癖のある父と世話をする娘の話。あとがきで本を埋める話について読み、考えるところがあった

    ラバーズブック(小路幸也)…アメリカ一人旅中の主人公が立ち寄ったカフェで巡り会う一冊の本について。短編だけど伏線のようなものがあっておもしろく、また「本をみぐる物語」というタイトルにぴったりな話だと思った

    0
    2020年07月04日
  • 校閲ガール トルネード

    Posted by ブクログ

    宮木あや子さんが描く登場人物って誰も自分に似た部分があり凄く好き。

    私は原作ファンなのでドラマは
    自分が思い描いていない悦子が出てきたら嫌だ。と思い観ていなかったけど、後書きを読んでから観てみようかな?と思った。

    0
    2020年06月13日
  • 憧憬☆カトマンズ

    Posted by ブクログ

    4作品の連作小説です。最初の主人公は、外資系IT企業に務める29歳の派遣OLです。できる派遣OLですが、バカでも授業料さえ払えば入学も卒業もできるユーラシア大学出身です。音楽オタクで不倫をしていますが、新しい恋が始まります。親友の中尾ちゃんは派遣会社の営業です。ちょっとスリリングな展開になりますが、中尾ちゃんにも恋が始まります。3作目でハプニングを経て後藤ちゃんと中尾ちゃんの恋が進展します。4作目は後藤ちゃんの同僚でスイーツ女子を装う下町チャキチャキのパティが主人公です。お仕事や社会の嫌な部分もありますが、最終的にはハッピーになる恋愛お仕事小説です。

    0
    2020年05月31日
  • 花宵道中

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    性的描写が激しくて、戸惑いましたが、各章の主人公が皆、芯の通った人物であることと、空や雪といった自然の描かれ方が美しいのとで、決して品が落ちるという感じはしませんでした。

    物語の時系列が前後するので、読み終わったページに戻って確認することが何度かありましたが、時系列の乱れがむしろ効果的で、巧みな構成だと思いました。

    0
    2020年04月08日
  • 婚外恋愛に似たもの

    Posted by ブクログ

    面白かったです。デビュー前のアイドルグループにはまる5人の主婦35歳の話!!ちょうど同年代だからか、共感できる部分も。同じ35歳で同じアイドルがすきでも、こうまで生活レベルの差があると…なんとも言いがたい気持ちにはなりますが、上を見ても不幸、下を見ても幸せにはなれない、ことがよくわかります。それでも、ハマれるものがあるって人生素晴らしいのでは。

    0
    2020年02月19日
  • 官能と少女

    Posted by ブクログ

     書店の「書店員が本気でお薦めする本」的な棚で見付けた。ハヤカワJA・この表紙・このタイトルということで、ここで買わなかったら一生読まないだろうと思って購入した。

     一般的に「メンヘラ」とカテゴライズされるような少女が出てきて、愛情・性欲といった問題に振り回され傷付く短篇集。

     「身の回りに愛すべきものたちがあるのに、なぜ人は、人とのつながりばかりに重きを置くのでしょうか。人の気持ちが手に入ったってそれは目に見えないし、離れてゆくさまだって見えません。勝手に人に愛情を注いでおいて、望んでいた量の愛情がその人から戻ってこなかったからといって流す涙よりも、予約期日を過ぎてしまい、入荷当日お店に

    0
    2020年01月01日
  • 校閲ガール

    購入済み

    がらりと作風を変えて

    この著者の他の作品とはがらりと作風を変えたお仕事小説。
    文章力はある作家なので読みやすい。
    私としては従来の繊細な作品よりこちらの作風の方が好み。

    0
    2019年11月23日
  • 恋テロ 真夜中に読みたい20人のトキメク物語

    Posted by ブクログ

    2019年84冊目。リアルな社会ものを2冊続けていたので、自分の中で一服の清涼剤的なものを求める意味でチョイス。出している文庫が女性向けなのか、どちらかというと女性視点の短編が多い気もする。そんな中で良かったのが、「破談同盟」「初めてのラブレター」の2つ。どちらもラストが、これから何かが始まるという期待で終わる話で、何か読んでいるこちらがニヤニヤしてしまう。オジサンもたまにはこういう物が欲しいのよ。(笑)。感想はこんなところです。

    0
    2019年11月15日
  • 喉の奥なら傷ついてもばれない

    Posted by ブクログ

    短編集。
    禁忌を冒した主婦たちの話。
    あまり共感は出来なかった。
    官能小説なのですが、表現が今ひとつ好きになれなかったです。タイトルのシーンも、思わずウッとなり、目を伏せてしまいました。
    最後の過干渉の母の話が不気味で気持ち悪いけれど、一番面白かった。

    母の虐待から助け、一緒に家出をしてくれた同級生と再会した主婦。

    バイト先の訳あり学生が気になるナチュラル嗜好の主婦。

    旅先で出会った純粋無垢な少女が気になる金持ちの老人と結婚した主婦。

    夫の愛に満たされているはずなのに、生徒である単身赴任の男に胸をときめかせるピアノ教師。

    ヤクザの情婦となった小料理屋で働く主婦。

    子離れ出来ず、娘を

    0
    2019年10月31日
  • 花宵道中

    Posted by ブクログ

    おもしろかった、ただの短編かなと思ったら人物たちが関連していて、少しずつそれぞれの背景や恋愛が明らかになっていくのがよかった。

    みんな登場人物の女性が可愛らしく、どのキャラクターも好き。山田屋のお店の、庶民じみた感じにほっとする。境遇だって待遇だってひどいんだけど夢を売り続けた女性たちの華やかさが救いであり、山田屋には読んでいて愛着がわいた。

    もちろん、そんな生活から抜けだせない女たち、惚れた男と一緒に生きながら好きでもない男に抱かれる女たちは辛いんだろうけど、

    男の方だって、好きな女がいつも他の男に抱かれているというのは耐えられない葛藤があるんだろうなあと思う。女からしてみれば、仕事な

    0
    2019年07月22日
  • 校閲ガール トルネード

    Posted by ブクログ

    暑くてジメジメするからちぃとも本が読めない。とにかく1冊読まなきゃと、薄くて読みやすくて確実に面白いことがわかっている本作を手に取る。

    なのになんで鼻声やねん悦子。ハダツバッドッタラヨミニグイガナ。幸いにして彼女の鼻づまり、いや鼻水ダダ漏れ状態は序盤で解消。そうしたら今度は校閲部から憧れの編集部へ異動ですと。

    ほんとだ、彼女はああ見えて人の悪口は言わないんだ。そう努めているわけではなくて興味がないんだ。第3弾まで来て初めてそんな人柄に触れて癒やされる。

    登場人物の誰も彼もが幸せになってくれることを切に願います。

    0
    2019年06月06日