【感想・ネタバレ】婚外恋愛に似たもののレビュー

あらすじ

容姿も境遇もまったく異なる5人の女性。共通項は人妻、35歳、そして男性アイドルユニット「スノーホワイツ」の熱狂的ファンであること。ステージ上の「恋人」に注ぐのは、歪だけれど、狂おしいほどにひたむきな愛。たとえ手が届かなくとも、たとえ現実が悲惨でも、「彼」さえいれば、人生は美しい――。女の本音を余すことなく描いた“最凶恋愛小説”。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

面白かった。女性35歳5人が推し活で繋がっていく。
最初は歪んでるなぁって思いながら読んでた。
隣の芝は青く見えるって言うけど、やっぱり容姿や経済、立場といった格差と呼ばれるものが彼女達にも存在していて。。
後半、どんどん彼女達が突き抜けていくのが面白い。友情とはまた違った形で繋がっていく5人がいいなぁと思った。

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2024年10月20日

匿名

ネタバレ 購入済み

それぞれ全く違う立場の女性たちがアイドルでつながるのが面白い。
確かに、同じアイドルを好きじゃなかったら会えなかったと思う人っているなあ。
全然身分は違うけど、隅谷さんに一番共感する。
やっぱり、自立している女性はいいね。
離婚したら、ジャバの人生も結構楽しそう。
桜井さん、3番目の女というよりは自分が自分を3番目に置いちゃってるんだろうなあ。
幸せになってほしい。
アイドルオタクというよりは、いろんな女性の物語という感じでしたが、
楽しく読めました。

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2024年04月15日

Posted by ブクログ

面白くて一気読み。ジャニオタ風味のアイドルファンの35歳の女たち五人が主人公の群像劇で、アイドルファンってこんなだよねーわかるーという面白さだけでなく一人一人のキャラの魅力的な描写がすごい。誰もが満たされないものを抱えて生きてるよね、とラストではちょっと泣けました。

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2020年01月08日

Posted by ブクログ

この本で確実に落ちました。
宮木あや子さん、どれを読んでも外れない。
花宵道中の時代小説から校閲ガールの現代まで、
お上手だなあと思ってたけど、いやー。もう。


みんなアイドルが好きな、ただのファンの女性達の話。
子持ちもキャリアウーマンもブサイクも。
みんな等しくただのアイドルオタク。
そんな女たちの小さな話の積み重ねなんだけど、
ひとつひとつ、ひとりひとりの描写が丁寧で、
なんていうかすごくよかった。


好きな作家さんのひとりにいれます。

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2019年01月23日

Posted by ブクログ

また読み返してしまった。女性ってそれぞれの立場があるんだよなあ、結局そこに甘んじるというか、、いろんな人生があるけど、他人にはなれないんだよなあ。それでも桜井さんか山田さんになりたい。。

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2022年11月24日

Posted by ブクログ

面白かったです。デビュー前のアイドルグループにはまる5人の主婦35歳の話!!ちょうど同年代だからか、共感できる部分も。同じ35歳で同じアイドルがすきでも、こうまで生活レベルの差があると…なんとも言いがたい気持ちにはなりますが、上を見ても不幸、下を見ても幸せにはなれない、ことがよくわかります。それでも、ハマれるものがあるって人生素晴らしいのでは。

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2020年02月19日

Posted by ブクログ

これやっぱりモデルはジャニーズかな?と、大抵の人は思うはず。ひとつの事務所に男性アイドルグループがたくさん所属していて、CDデビュー前のグループは既にデビューしている先輩のバックで踊って、コンサートではオリジナルのうちわを振って…という、どこかで聞いたことがある要素がたっぷり。
なのでジャニーズファンの人ならより面白く読めるかも知れない。あるある!って思うことがたくさんありそう。

35歳で既婚でスノーホワイツのファン。というざっくりとした共通点を持った5人の女性の物語。
1章ごとに主役が交代してそれぞれの境遇や人柄などが描かれてゆき、その中で5人が少しずつ出逢ったり紹介したりされたりで繋がっていく。
セレブだったりどちらかと言うと貧乏だったり、美人だったり不細工だったり、バリバリのキャリアウーマンだったり緩めのパート従業員だったり。容姿も職業もバラバラ、夫とも仲良い人物もいれば、仮面夫婦状態の人物もいる。
普通ならば知り合うことも親しくなることも無さそうな5人が、スノーホワイツというひとつのコンテンツで繋がる。集まってもけして仲良しとは言えないものの(笑)スノーホワイツの話題になると同じ熱で語って盛り上がれる。
ひとつの共通項があるというのは本当に強い。私自身、それで繋がって今でも付き合いのある友人が何人かいるから分かる。住んでいる場所や年齢が違っていても、そのひとつでずっと繋がっていることも出来る。
5人の推しメンがバラバラっていうのもまた良い。

相手は芸能人だから一緒に過ごせるわけもなくリアルな恋愛ではないけれど、これもある意味立派なひとつの恋愛のかたちなのかも。犯罪的なことに走らない限り、想うのは自由だ。
張りがない、つまらない、そんな日々に光を与えてくれるという意味で、彼女たちにとっては常に側にいる誰かよりも大事な存在だったりする。もしかしたら、側に誰かがいるという保証があるからこその恋愛なのかもしれないけれど。
美しいとは言えない女の本音もたくさん垣間見えて面白かった。だからこそ綺麗な面しか見えないスターという存在に恋をするのかも。
「婚外恋愛に似たもの」というタイトル、ズバリだな、と思う。
去年ドラマ化したらしい。ちょっと観てみたい。

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2019年01月27日

Posted by ブクログ

まさか宮木あや子さんの薄い本が読めるとは…そればかりではないですが、面白かったです。
それぞれ担当は違うけど同じアイドルグループのファンの35歳、というだけの繋がりの5人の女性たちが、皆さん素敵でした。
普通に暮らしていたら関わることもなかったと思う、境遇の違う女性たちでしたが、友達居ないと言いつつ話に親身になっているところが素敵でした。妬みがないのは、それぞれ自分にも相手にも不満があることをどこかで理解しているからなのかな。
好きなものがあると人はこんなにも強く、幸せになるのだなと思いました。
ジャニーズではないですが、わたしも追いかけている人たちがいるので彼女たちの想いにはとても共感しました。隅谷さんの回のラストにじーんとしました。
元気を貰えた気がします。

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2018年01月04日

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35歳の5人の女性。
年齢という共通項はあるものの、全く異なる世界で生きている。
そんな5人が男性アイドルを通じて出会う。
しかも、互いに気付いていないが、それぞれが家庭において何らかの大きな不満を抱えているという共通項もあった。
世の中のジャニヲタというのはこういうものなのか!と、そんな世界を垣間見ることができる作品。
面白い。

2017.8.9

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2017年08月10日

Posted by ブクログ

アイドルファンになったことはないけれど、近しい要素は少し持っている、というか似た世界は知っている。
なので「スノーホワイツ」に全身全霊を注ぐ彼女達に、もちろんドン引きする部分も有りつつ、何となく色々分からなくもなかったりする。
少なくともそれに没頭している間は他の事一切忘れて元気になれる、という趣味がある人間ってのはとても幸せだと私は思う。

現状と折り合いをつけて、閉じていた彼女達の世界に横の繋がりが出来て…と単なる「良い話」で終わらない、終章のどうしようもなさがいい。

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2016年07月27日

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ネタバレ

タイトルからはA面を想定していたが、中身はガッツリどB面。
デビュー前の5人組アイドルグループ、“スノウホワイツ”のファンである5人の女性たちの物語。

この人の本は、艶やかで哀しく美しい世界であるはずのA面よりも、ギャグもあり、ありえない設定やおかしな男女の行動でクスリと笑ってしまうB面の方がグサグサ刺さる。
A面はファンタジーであるがB面はリアル。
私たちの生活に直結しているのはB面だなー、と。

そして女同士の関係は総じて「隣の芝生は青い」ということに集約される。
第二話で益子は桜井に対し「きっと苦労を味わったことなどないのだろう」と感じでいるが、読者は第一話で桜井の苦悩を知っている。
金と美貌を兼ね備えていてもどうにもならないことは確かにあり、美人には美人の、金持ちには金持ちの苦悩がる。

各小題がストーリーと全く関係ない話もチラホラあったような……?
ラストが「茄子のグリエ~愛して野良ルーム2」というタイトルなのは、既刊『野良女』へのオマージュか。

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2016年05月25日

Posted by ブクログ

程度の差こそあれ2.5次元の人に嵌るというのはよくあることで、私も好きなアーティストのライブで地方に遠征した経験があるので、彼女達のことがとても身近に感じられた。
ひととき日常を忘れ、ステージを観て癒されたり元気を貰ったり、ああ、わかる、わかると思える部分があった。
雅と同じで手が届かないからこそ、いいのかなと個人的には思います。
宮木さんの言葉のチョイスが面白くて、カトマンズのくだりとか、「おしえろヤッホー」とか思わずくすりと笑える箇所がところどころあった。
『野良女』ほど下品でもなく、読みやすかった。

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2016年02月02日

Posted by ブクログ

容姿や収入が全く違う35歳の女性5人。
デビュー前アイドルグループ「スノーホワイツ」の推し活で繋がっていく。
自分より上の立場にはなれないし、下の立場にはなりたいと思わない。そしてどの立場であっても、不満はあるもの。
等身大の女性ここにあり。

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2025年10月14日

Posted by ブクログ

登場する35歳の5人の女性。容姿も境遇も全く異なる。共通しているのは熱狂的なアイドルファンであること。それにしても実際にこの5人が行動を共にするとは思えないけど…極端な例であるのかもしれないとも思える。自分に今推しがいないからあまり感情移入できなかったけど生きる上で拠り所にもなっているのを目の当たりにしてやっぱり推し活はできたらいいな。

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2025年07月30日

Posted by ブクログ

美醜のさが激しい熱狂的アイドルオタの短編集。
それぞれの視点で語られ、アイドルグループがデビューして歓喜で終わる。
社会の層の、関わることのない層がアイドルによって関わるのが面白い。
色んな生き方があるんだなぁ

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2023年10月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

(2022-07-19 2h)

友だちから勧められた小説。

『推し萌ゆ』のような、アイドルのファン視点の話。どちらも描かれているアイドル像はジャニーズと重なる。
こちらは2015年発行で、ファンの重みもポップに描かれている印象。5人の女性の視点から楽しくファンの思想を追いかけることができて楽しい。女性作家さんならではの視点が多くある。同作家さんの『雨の塔』の苦しく耽美なタッチとは異なるエンタメ的な俗っぽさが作家としての幅広い描写力が感じられて良かった。

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2022年07月19日

Posted by ブクログ

スノーホワイツというアイドルファンの女達の連作短編集。
さらっと読めて、漫画を読んでるようだった。フルーツBLで笑ってしまった。気になる方は読んでみてください。

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2018年02月24日

Posted by ブクログ

最初はなんだこれと思ったけど、読み進めていくうちにあっという間に読んだ。
文章自体読みやすいので、スラスラと読める。   他人から見たらなんでも持っているように見える人でも、何かが足りず何かを埋めたいと思うんだなーと思った。
環境の全く違う女性達がアイドルを通して交流していく様は面白かったし、最後は爽やかでなんか「いいじゃーん」と思った。

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2015年02月26日

Posted by ブクログ

宮木さんの文章が好き。なんでこんなにスラスラ読めるんだろ。女性の格差社会を表してる。自分の存在意義を見出そうと踠いている5人の女性たちの赤裸々な話。

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2015年02月16日

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