宮木あや子のレビュー一覧

  • 花宵道中 1

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    それぞれのストーリーが、人物それぞれの目線で描かれていてとても面白く、最後に全部のストーリーをふまえて流れを考えると、良く出来ている内容だなと思いました。刹那く、哀しく、可憐で華麗… 朝霧・緑の良い!恋する苦しさと葛藤が伝わってくる作品です。

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    2011年10月14日
  • 花宵道中 1

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    エロスと悲恋と刹那。

    面白くならない訳ないうよねえ
    内容なんて、想像つくも見てしまう。

    それほど興味深い題材ということかね。
    しかし、それ以上のカタルシスはないかな。

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    2011年09月06日
  • 花宵道中 3

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    ネタバレ

    第三巻は1冊まるごと霧里と東雲の姉弟編です。
    島原から江戸に売られる霧里、それを見送る東雲。
    一緒だった姉弟が始めて離れ離れに暮らし始めます。

    霧里は江戸吉原「山田屋」で菊由という親友に出会い、東雲は結婚。お互いがお互いの生活を始めていたのですが…

    この巻は菊由が良いですねww
    巨乳だし無邪気なとこがカワイイ(笑)
    東雲はコミックス後半あたりから、生活に暗雲が立ち込め始めてしまいますが;;

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    2011年08月30日
  • 花宵道中 2

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    第二巻は茜編、そして本編中一番長い章であろう、霧里(と東雲)のお話です。
    茜編は全体的に明るく、軽いノリで読めたのに対し、霧里編は最初から突っ走ってるというかディープというか。
    冒頭からあのシーンは結構ショックでしたね~;;

    美しい姉弟の末路が幕を開ける第2巻なのです♪

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    2011年08月30日
  • 花宵道中 1

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    吉原の遊女たちの恋を描いた漫画です。
    原作があるようですが、そっちも凄く興味あります♪

    第一巻では朝霧の悲恋、そして茜編が収録されてます。
    絵もさっぱりすっきりしていて、エロもまったくエロくう感じず、誰にでも読める作品なのではw

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    2011年08月30日
  • 白蝶花

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    しをんさんの解説に釣られて購入。
    濃厚で読み応えあって好き。「おんなのはなし」だなあ。
    話としては「乙女椿」の濃さがいちばん好き。

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    2011年05月25日
  • 花宵道中 1

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    個人的には絵がとても好きで、且つ遊女の物語というのに惹かれました。
    遊女の恋の話がとても泣けます。
    ほんの少し遊郭や遊女の知識がつくかも?(笑)

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    2011年04月28日
  • 白蝶花

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    文庫化したので再読。大正から昭和に架けて生きた女性達の話。官能的なのに清らかな美しさが特徴的な作品です。お互いを求めずにはいられない関係、そして叶わぬ儚い願いと向かい合う決意。最後の静かな幕引きが大好きです。

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    2011年04月27日
  • 花宵道中 5

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    八津編後半から緑編を収めた物語最終章。
    原作を補完した描写もありつつ、また異なるラストとしたことで、遊女の始まりと終わりを描ききった!という感じでしょうか^^
    全巻通して、切なく甘く苦しく美しかった…

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    2011年05月26日
  • 花宵道中 5

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     悲恋ばっかりなのかと思ったけれど、それだけでなく終わってくれてほっとした。
     原作は未読。
     コミックはキャラクターの描き分けが~~~確かに女ばかりの現場(←笑)なので。ついでに遊女なんてみんな髪型が一緒に見えるとか。
     前の巻に戻ってキャラの特徴を追っかけてしまいました。
     物語の時系列が前後するので、なおさら描き分けして欲しかったなと思います。
     それだけが残念で★4つ。
     R15くらいの表現はあるが、官能とか吉原とか遊女とか、そんなことを無視して読んでみる価値あり。
     

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    2011年02月10日
  • 白蝶花

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    恋のお話だと 思っただけで 憂鬱で、
    でも
    お友だちが貸してくれたから頑張って読み始めました

    長編な短編集?
    あ‼菊乃さんだ‼...えぇ〜と...
    と、パラパラ読み返したり

    結局 引き込まれて 最後は一気読みでした

    女を生きてる 女を貫いてる なんかスゴイです

    私は、恋のお話を読むと、なぜか うちの人に喧嘩ふっかけたくなります

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    2011年01月19日
  • 白蝶花

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    宮木あや子さん2作目。後書きに三浦しをんさんも書いているのですが、この人の書く『官能』は単純に身体だけのものではなく、その精神による部分が大きい。他作品も出たら読むと思います。

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    2011年01月16日
  • 白蝶花

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    「お嬢様」っていう言葉って近いようで遠いな、って思った。
    そんな二人の距離。切ない。

    キレイなお花が色とりどりに咲いているけどでも寂しい、
    そんな雰囲気の話だった。

    最後の話がすごく好き。

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    2011年01月16日
  • 花宵道中 1

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    大好きな『花宵道中』の漫画化。

    着物やら髪型やら、やっぱりビジュアルで出されると嬉しくなりますね。
    どういう生活ぶりだったのか、よりわかりやすくなっていると思います。

    匂い立つような色気は漫画版にはありませんが、こちらもそう悪くないですよ。

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    2010年10月02日
  • 花宵道中 1

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    さとみさんがものスゴい勢いで追い上げているので、負けじとうpしてみる。でももはやうちのラインナップは増えないぞ?

    原作は小説ですがそっちは例のごとく読み終わってない(爆)
    吉原の女達な話です。遊女系好きなんです。

    2巻もあるよ〜

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    2010年06月04日
  • 花宵道中 1

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    一部で話題になったという同名の原作のコミカライズ。
    原作を読んだことがないので、比較できず、単純にコミックスとしての評価のみです。
    同じ見世の花魁を主人公にそれぞれのストーリーを見せていくようです。
    第一話は遊女朝霧とお祭りで運命の様に出会った半次郎。一度きりの出会いと思っていたはずが、再会を果たした二人。しかし皮肉にも、その場所は、朝霧の大口客で酒が入ると癖が悪いと評判の客の座敷。案の定、半次郎の見ている前で、淫らな辱めを受ける朝霧。だがしかし、それでも二人の思いは通じあうが、待っていたのは悲しい結末だった。半次郎の狂気性が良いです。遊女が主人公の話ではあるけれど、半次郎のことをもっと知りた

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    2010年02月17日
  • 花宵道中

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    各章の登場人物がリンクしてるタイプの短編集。
    着飾ってる女性たちの美しさが伝わってくるけど、遊郭が舞台なのもあって、どの話も残酷で切ない。

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    2025年12月03日
  • 雨の塔

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    陸の孤島と言われる、外界から隔絶された全寮制の女子大を舞台に、四人の少女の関係性と、それぞれの揺れ動く繊細な想いを綴った物語。

    ちょっと浮世離れした設定ではありますが、儚さや美しさが際立つ世界観に惹きつけられました。

    シャンプー、マフィン、煙草など、香りを連想させるアイテムの用い方が効果的で、甘さと苦さ、救いと諦めが共存する物語に、彩りを与えているように思います。

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    2025年11月30日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    ピンからキリまでの、本に纏わる短編集。
    原田マハ、小路幸也、宮木あや子が良かった。
    やっぱり後半に面白い良作を配置するんだなぁ

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    2025年11月19日
  • 校閲ガール

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    出版社の校閲部を舞台に頑張る女の子のお仕事本。

    主人公がズバズバ言う系の、それでいてちゃんと有能で、女の子としてのファッションや恋愛にも全力投球という、なんか最近読書してる中では逆に珍しい感じで楽しめた。

    この小説は9年前ぐらいの小説なわけだが、こういう女の子が主人公のお仕事本って色々合った気がするし、この辺の時代のときはまだこれぐらい元気があったのかな~と思ってしまう。

    「年末までに恋できてよかった~」とか最近の女性が主人公の本で読んだことない。こういう、推しとかでもなく、男に負けないとかでも生きづらい時代を生きるみたいなのではなく、あ~辛いけどいったるわ~!みたいな女性がもっと流行る

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    2025年10月27日