宮木あや子のレビュー一覧

  • 校閲ガール トルネード

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    やっぱり、悦子は良いなぁ。好きな事がハッキリしていて、言いたい事も言うし、人の事をうらやんだもしない。
    ただ今回は、自分のやりたかった仕事と、向いている仕事が違うという事に気付き、最終的に校閲の仕事に打ち込む事になる。

    今作では貝塚の出場回数が少なくて、2人のバトルがあまり見られなかったのは残念。
    今でも悦子は「石原さとみ」のイメージのまま、最後まで読んだ。

    あ、これで完結なのか。寂しいなぁ…

    0
    2019年04月22日
  • 校閲ガール トルネード

    Posted by ブクログ

    まさにトルネードだったね。悦子にとっては恋に仕事に充実した展開になったかと思いきや……家族が病に倒れる事態も、相当のストレスだ。憧れのファッション誌の世界は、生き馬の目を抜く世界だった。好きなこととできることは違うという厳しい現実。試練を経て成長していく悦子。ちょっぴり変な可愛らしい女子というキャラが、シリーズを通じて際立っていた。

    0
    2019年03月03日
  • 校閲ガール トルネード

    Posted by ブクログ

    前半は、第一作を思わせる校閲ミステリー仕立てに絡めて、ついに悦子と是永が結ばれるドタバタ・ラブ・ストーリー。後半はあこがれの編集部(ただし、"Lassy" ではなく、そのウェディング向けスピンアウト雑誌 "Lassy noces")に異動したものの、想像とは違う編集の世界に悦子が翻弄される姿を描く。

    幸せな結婚を願いつつ、独身のまま Lassy の敏腕編集長として第一戦で活躍する榊原と、一流キャリアウーマンを目指しながら幸せな結婚と子供に恵まれ、第二線の Lassy noces 編集長に甘んじる楠城の二人の女性が、同じく希望の職業と適性が合致しない悦子

    0
    2019年02月23日
  • 砂子のなかより青き草 清少納言と中宮定子

    Posted by ブクログ

    女の祈りの話 明朗快活なイメージを持たれがちな清少納言の煌びやかな日々をせめて草子のなかだけはとどめようと足掻く一種の泥臭い祈りの話だった。女の情念ととびぬけた文才で魑魅魍魎が跋扈する平安の世を渡り合う感じ

    ラストの悲しいけど爽やかさの残る宰相の君とのやりとりが好き

    0
    2025年12月07日
  • 官能と少女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    表紙買い。宮木あや子作品、初めて読んだ。文章は読みやすいし雰囲気も結構好きだし、他の作品も読んでみようかな。

    本の帯に「恋愛小説」って書いてあったけど、恋愛小説とは違うような気がした。恋愛が絡んではいるけど、登場人物同士の心はあんまり通ってない。全部の話に寂しさを感じた。それから、何度か出てくる血の描写が妙に印象に残る。個人的には、この本はエログロ小説。

    最初に恋愛小説を期待して読んだからかな、「春眠」がいちばん好きだった。印象のよくない主人公が「モンタージュ」でも再登場したけど、こちらでは良い先生ぶっててシュールだった。最後、ちょっとスカッとしたよね。

    0
    2019年01月29日
  • 花宵道中

    Posted by ブクログ

    先に読んだコミック版の原作。R-18文学賞受賞作。当然ながら、ストーリーは基本的に同じ。コミック版より遊女たちの情が深いように感じられる。濃厚な情交シーンが描かれているからだろうか。

    0
    2019年01月27日
  • 婚外恋愛に似たもの

    Posted by ブクログ

    これやっぱりモデルはジャニーズかな?と、大抵の人は思うはず。ひとつの事務所に男性アイドルグループがたくさん所属していて、CDデビュー前のグループは既にデビューしている先輩のバックで踊って、コンサートではオリジナルのうちわを振って…という、どこかで聞いたことがある要素がたっぷり。
    なのでジャニーズファンの人ならより面白く読めるかも知れない。あるある!って思うことがたくさんありそう。

    35歳で既婚でスノーホワイツのファン。というざっくりとした共通点を持った5人の女性の物語。
    1章ごとに主役が交代してそれぞれの境遇や人柄などが描かれてゆき、その中で5人が少しずつ出逢ったり紹介したりされたりで繋がっ

    0
    2019年01月27日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

    Posted by ブクログ

    今年最後の1冊にふさわしかった。宮下奈都さんの作品はさらりと読みやすい。原田マハさんの作品は短編だけども流石に深い。小路幸也さん人と人の繋がりと本とのつながりに安定感。中田永一さんのメアリー・スーを殺してが新鮮だった。

    0
    2018年12月31日
  • 校閲ガール トルネード

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ3作目。最終巻なのかな?

    ついにファッション誌に異動するも、結局自分には校閲が適性だったと気づく。憧れは憧れのまま、なのかな。

    私は校閲部で頑張る悦子が好きだったけども。仕事頑張る人なら必ずぶち当たる悩み。校閲を選んだのは英断だっと思う!

    0
    2018年12月16日
  • 校閲ガール トルネード

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今作は、悦子と一緒にいろいろと考えながら
    読みすすめました。

    「がんばれ!悦子!」思わず
    そう声をかけたくなる。
    そんな読後感です。

    天賦の才能と 自分のやりたいことに
    ずれがあると気づいた時。

    しかしそれは
    「自分には願ってもみなかった才能がある」
    と気づく瞬間でもあるんですね。

    だからこそ。
    それは自分の望む方向ではなかったのに
    悦子は恋人よりも校閲の仕事を迷わず選んだ。

    まだ若い悦子はこれからも悩みつつ
    悦子にしか歩けない悦子だけの生き方を
    切り拓いてゆくことでしょう。

    私は若い頃志した作家にはなれず
    なりたくもなかった教師として
    30年を過ごしました。

    天職…だとはまだ思

    0
    2018年12月09日
  • 校閲ガール トルネード

    Posted by ブクログ

    出版社の校閲部に勤める主人公の河野悦子の3作品目です。前作はスピンオフ的な感じで、ほとんど主人公の河野悦子が登場しませんでしたが、今回はさらにトークに磨きをかけて、しっかりと主人公として登場します。しかも、ついに雑誌編集部に異動します。恋のお話もありますが、そこは置いておいて、やりたい仕事と向いている仕事は違うのだと、自分自身も思うところです。最後に石原さとみさんと作者の宮木あや子さんの対談が掲載されています。

    0
    2018年11月29日
  • 校閲ガール ア・ラ・モード

    Posted by ブクログ

    悦子のまわりの人たちのお話。かなり前に読んだので誰だっけ?って忘れてるとこもあったけど、それでも引き込む宮木さんの小説の凄さ。

    0
    2018年11月22日
  • 校閲ガール トルネード

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いつの間にか文庫版が出ていたので購入。
    巻末に作者と石原さとみの対談、ドラマ化したプロデューサーによる解説を収録。

    やりたい仕事と向いてる仕事が違う……なかなかに含蓄のあるラスト。

    0
    2018年11月11日
  • 校閲ガール ア・ラ・モード

    Posted by ブクログ

    校閲ガールの2作目です。出版社の校閲部でお仕事をしている主人公の河野悦子。今回は1作目で登場した主人公の周りの人が順に主人公になる連作物語です。各物語で少し河野悦子が登場しますが、各物語の私は、それぞれの物語の主人公たちです。河野悦子のトークを楽しみにしている方には、少し寂しいかも。1作目を読んでおかないと、お話がつながりません。

    0
    2018年11月04日
  • セレモニー黒真珠

    Posted by ブクログ

    葬儀社のお仕事小説。キチンとしている葬儀社のスタッフにも喜怒哀楽はあるわけで。なかなか普段は興味を持って見ない葬儀社というお仕事について学ぶと、見る目が変わるかも。

    0
    2018年09月24日
  • ヴィオレッタの尖骨

    Posted by ブクログ

    官能的な作品。
    若く青々しい。
    今私は身も心もおばちゃんで、しかし若い頃を思い返せば似たような感情持ったことあった気がする。
    それも遠い過去。

    0
    2018年07月12日
  • 花宵道中

    Posted by ブクログ

    先輩が吉原は他とは違うんだ、あそこをそこらへんのデリヘルとかと一緒にすんなと力説しているのを思い出すわけだが、何が違うって予約していって駅まで車で迎えに来てくれると。でも帰りは歩いて帰ると。ともかく吉原のネームバリューはすごい。

    やっぱ今でも金持ちの娯楽として流行ってんのかな。現代の事は分からんけど、江戸時代のシステムもなかなかにえげつなく、初回はお話だけよ、みたいなのから処女はめっさ価値があるのとか、おっさんの願望をうまく利用するシステムは昔も変わらんわね。

    こういうの読むと、ホント男って勝手だわー、それに比べて女はいつもけなげに頑張ってるのね、って思うけど、まぁこれ小説だよって言われれ

    0
    2018年04月21日
  • ヴィオレッタの尖骨

    Posted by ブクログ

    作者の描く、危うい関係をはらはらしつつ読み進めるのが好きです。
    初めの作品の方が美しかったけど、どちらかというとぐさぐさと生臭い「紫陽花坂」が気に入り。不良高校だというのに「マイナークラブハウス~」のようなとがった且つ美しい感じ。まさに紫陽花の幻のような、蜃気楼のような虚構だろうが、美しい一瞬が見られて満足です。
    初出を見て、初期の作品だったのかー、と。

    0
    2018年01月28日
  • 婚外恋愛に似たもの

    Posted by ブクログ

    まさか宮木あや子さんの薄い本が読めるとは…そればかりではないですが、面白かったです。
    それぞれ担当は違うけど同じアイドルグループのファンの35歳、というだけの繋がりの5人の女性たちが、皆さん素敵でした。
    普通に暮らしていたら関わることもなかったと思う、境遇の違う女性たちでしたが、友達居ないと言いつつ話に親身になっているところが素敵でした。妬みがないのは、それぞれ自分にも相手にも不満があることをどこかで理解しているからなのかな。
    好きなものがあると人はこんなにも強く、幸せになるのだなと思いました。
    ジャニーズではないですが、わたしも追いかけている人たちがいるので彼女たちの想いにはとても共感しまし

    0
    2018年01月04日
  • セレモニー黒真珠

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久しぶりの再読。
    葬儀社の人々を描いたお仕事小説だが、宮木さんらしいユーモアがあちこちに見られる。
    薄幸の娘や失恋から葬儀社に転身した女や幼い頃から葬儀が好きだった青年。
    時にハードに、時にユルく、時にハートウォーミングに、こうしたバランスの上手さは宮木さんならでは。

    0
    2017年12月22日