宮木あや子のレビュー一覧

  • 花宵道中 1

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    吉原の遊女たちの恋を描いた漫画です。
    原作があるようですが、そっちも凄く興味あります♪

    第一巻では朝霧の悲恋、そして茜編が収録されてます。
    絵もさっぱりすっきりしていて、エロもまったくエロくう感じず、誰にでも読める作品なのではw

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    2011年08月30日
  • 白蝶花

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    しをんさんの解説に釣られて購入。
    濃厚で読み応えあって好き。「おんなのはなし」だなあ。
    話としては「乙女椿」の濃さがいちばん好き。

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    2011年05月25日
  • 花宵道中 1

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    個人的には絵がとても好きで、且つ遊女の物語というのに惹かれました。
    遊女の恋の話がとても泣けます。
    ほんの少し遊郭や遊女の知識がつくかも?(笑)

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    2011年04月28日
  • 白蝶花

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    文庫化したので再読。大正から昭和に架けて生きた女性達の話。官能的なのに清らかな美しさが特徴的な作品です。お互いを求めずにはいられない関係、そして叶わぬ儚い願いと向かい合う決意。最後の静かな幕引きが大好きです。

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    2011年04月27日
  • 花宵道中 5

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    八津編後半から緑編を収めた物語最終章。
    原作を補完した描写もありつつ、また異なるラストとしたことで、遊女の始まりと終わりを描ききった!という感じでしょうか^^
    全巻通して、切なく甘く苦しく美しかった…

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    2011年05月26日
  • 花宵道中 5

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     悲恋ばっかりなのかと思ったけれど、それだけでなく終わってくれてほっとした。
     原作は未読。
     コミックはキャラクターの描き分けが~~~確かに女ばかりの現場(←笑)なので。ついでに遊女なんてみんな髪型が一緒に見えるとか。
     前の巻に戻ってキャラの特徴を追っかけてしまいました。
     物語の時系列が前後するので、なおさら描き分けして欲しかったなと思います。
     それだけが残念で★4つ。
     R15くらいの表現はあるが、官能とか吉原とか遊女とか、そんなことを無視して読んでみる価値あり。
     

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    2011年02月10日
  • 白蝶花

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    恋のお話だと 思っただけで 憂鬱で、
    でも
    お友だちが貸してくれたから頑張って読み始めました

    長編な短編集?
    あ‼菊乃さんだ‼...えぇ〜と...
    と、パラパラ読み返したり

    結局 引き込まれて 最後は一気読みでした

    女を生きてる 女を貫いてる なんかスゴイです

    私は、恋のお話を読むと、なぜか うちの人に喧嘩ふっかけたくなります

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    2011年01月19日
  • 白蝶花

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    宮木あや子さん2作目。後書きに三浦しをんさんも書いているのですが、この人の書く『官能』は単純に身体だけのものではなく、その精神による部分が大きい。他作品も出たら読むと思います。

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    2011年01月16日
  • 白蝶花

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    「お嬢様」っていう言葉って近いようで遠いな、って思った。
    そんな二人の距離。切ない。

    キレイなお花が色とりどりに咲いているけどでも寂しい、
    そんな雰囲気の話だった。

    最後の話がすごく好き。

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    2011年01月16日
  • 花宵道中 1

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    大好きな『花宵道中』の漫画化。

    着物やら髪型やら、やっぱりビジュアルで出されると嬉しくなりますね。
    どういう生活ぶりだったのか、よりわかりやすくなっていると思います。

    匂い立つような色気は漫画版にはありませんが、こちらもそう悪くないですよ。

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    2010年10月02日
  • 花宵道中 1

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    さとみさんがものスゴい勢いで追い上げているので、負けじとうpしてみる。でももはやうちのラインナップは増えないぞ?

    原作は小説ですがそっちは例のごとく読み終わってない(爆)
    吉原の女達な話です。遊女系好きなんです。

    2巻もあるよ〜

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    2010年06月04日
  • 花宵道中 1

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    一部で話題になったという同名の原作のコミカライズ。
    原作を読んだことがないので、比較できず、単純にコミックスとしての評価のみです。
    同じ見世の花魁を主人公にそれぞれのストーリーを見せていくようです。
    第一話は遊女朝霧とお祭りで運命の様に出会った半次郎。一度きりの出会いと思っていたはずが、再会を果たした二人。しかし皮肉にも、その場所は、朝霧の大口客で酒が入ると癖が悪いと評判の客の座敷。案の定、半次郎の見ている前で、淫らな辱めを受ける朝霧。だがしかし、それでも二人の思いは通じあうが、待っていたのは悲しい結末だった。半次郎の狂気性が良いです。遊女が主人公の話ではあるけれど、半次郎のことをもっと知りた

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    2010年02月17日
  • 雨の塔

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    陸の孤島と言われる、外界から隔絶された全寮制の女子大を舞台に、四人の少女の関係性と、それぞれの揺れ動く繊細な想いを綴った物語。

    ちょっと浮世離れした設定ではありますが、儚さや美しさが際立つ世界観に惹きつけられました。

    シャンプー、マフィン、煙草など、香りを連想させるアイテムの用い方が効果的で、甘さと苦さ、救いと諦めが共存する物語に、彩りを与えているように思います。

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    2025年11月30日
  • 婚外恋愛に似たもの

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    容姿や収入が全く違う35歳の女性5人。
    デビュー前アイドルグループ「スノーホワイツ」の推し活で繋がっていく。
    自分より上の立場にはなれないし、下の立場にはなりたいと思わない。そしてどの立場であっても、不満はあるもの。
    等身大の女性ここにあり。

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    2025年10月14日
  • CAボーイ

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    ガッツリ航空業界に関する知識が出てくるため「校閲ガール」よりは読むのにパワーが必要です。
    「学園大奥」同様、執筆中に大きな出来事があり物語が変わったらしく。
    キャビンアテンダントとしての奮闘記というよりも、航空業界を志す青年(アラサー)にまつわる
    謎と、男女のちょっとしたアレやこれやと、男の友情と、過去作のネタを盛り込んだファンサの欲張りセットです。
    メンズ5人がハイスペなのは女子の夢的なものだと思いたい(東京にあんなのがゴロゴロいたら魔境すぎるし。コンプ爆発する)

    宮木あや子さんは社会問題等への関心が高い作家だと思うので今後の作品で押し出してほしい。

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    2025年09月19日
  • 春狂い

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    うーん、、、!なんだろうこれ、すごく重い!
    宮木さんの本は、婚外恋愛に似たもの、官能と少女を読んでいる。婚外恋愛に似たものはあまり好きではなかったが、官能と少女に引き込まれた。この作品も、あらすじを読んで読みたいなと思ってしまった。まだ熟しきっていない少女の心の闇を官能と結びつけて描く。私はこういうの大好き。
    憎しみが愛に変わることはあるのか。
    なんかもう、うまく言葉にまとめられないけど、共依存、歪んだ愛。少女を取り巻く環境は劣悪で耐え難いけど、前原と結城がいてくれてよかった。壱で描かれる前原の妻と、老人。少女と、結城。このふたりの激しい愛でも妥協の愛でもない関係がすごく好きだ。穏やかで、でも

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    2025年09月18日
  • 偏愛小説集 あなたを奪うの。

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    略奪愛をテーマに、ということでもっとドロドロとした無情で無慈悲で綺麗事なしの恋愛を期待していたけど、その期待は外れた。あくまで個人的な見解だけれど、一般的な略奪愛のイメージではなく、「偏愛」アンソロジーの意味合いが強いと思う。
    そういう意味では個人的には肩透かしを食らった気分だったけど、ひとつひとつのストーリーは面白かった。特に文鳥の話はお気に入り。

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    2025年08月07日
  • 婚外恋愛に似たもの

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    登場する35歳の5人の女性。容姿も境遇も全く異なる。共通しているのは熱狂的なアイドルファンであること。それにしても実際にこの5人が行動を共にするとは思えないけど…極端な例であるのかもしれないとも思える。自分に今推しがいないからあまり感情移入できなかったけど生きる上で拠り所にもなっているのを目の当たりにしてやっぱり推し活はできたらいいな。

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    2025年07月30日
  • 令和ブルガリアヨーグルト

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    ネタバレ

    乳酸菌がしゃべる?!というなかなかトリッキーな設定。
    ただ、乳酸菌の語り口が軽妙で、とても面白い。
    この書き方は好き嫌いわかれる気もするけど、個人的にはかなりツボだった。

    また、乳酸菌やヨーグルトに関する歴史や蘊蓄を乳酸菌自身が話してくれるのも興味深い。普通に勉強になる。
    ヨーグルトに使われている菌の違いとかあまり気にしたことなかったけど、今度ちゃんとパッケージみて買おうという気持ちになった。

    さらにさらに、主人公の由寿の実家が宮城で、彼女を取り巻いていた田舎の価値観を背景に物語が進むシーンもあるのだが、これがまた面白い…
    わりと語られるテーマではあるし、どちらが良い・悪いもないと思うが、

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    2025年07月25日
  • セレモニー黒真珠

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    これは良かった!キャラも物語もとても良かった!葬儀会社に勤める男女3人のお話。父親の借金を抱え、中卒で年をごまかしてソープで働く女の子は初めて愛した男の死に水を取るため葬儀会社に勤める。小さい頃から葬儀に憧れるイケメン眼鏡男子は独立するために葬儀会社に勤めるがそこに勤める先輩に恋をする。その先輩は恋に破れトラウマになった男から妻が亡くなったので葬儀を依頼される。告別式では妻が亡くなったのはお前のせいだと詰られる。イケメン眼鏡男子のブラコン妹の話も最後の中学生のお葬式も泣ける。ステキなお話ばかりでした。

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    2025年07月15日