宮木あや子のレビュー一覧

  • 野良女

    Posted by ブクログ

    赤裸々にも程があるアラサー女子、野良女。
    果たして「女子」という言葉はいくつまで許されるのかしら。

    こういう小説は、学生のときには面白さが分からなかったのではなかろうか。イマイチそそられない煽り文句なのですが…「働く女性にオススメ!」
    久々に声を出して笑った小説。
    特に『太陽にぽえむ』がもう面白過ぎて…!
    実際私はこの小説に出てくる女性のような話をしたことはないけれど、すごくリアルな気がするのです。

    男性には決しておすすめしない。

    0
    2013年03月26日
  • 野良女

    Posted by ブクログ

    アラサー女子のホンネがつまっている。
    登場する5人の女子は、一見、強かで、「そんなことも言っちゃうのか!」と吹き出しそうになること多数。
    けど5人それぞれ不安を抱えていて、お互いに思いやる場面にジーンとしたり。
    共感だらけでおもしろかった。
    柚木さんの解説まで、しっかり楽しかった。

    0
    2013年03月03日
  • 白蝶花

    Posted by ブクログ

    宮木あや子さんの文章は綺麗ですごく好きです。短編小説かと思いきや、ひとつひとつが繋がっていて長編小説のようです。明治、大正、昭和の女性って題材がもともと好きなので楽しく読めました。

    0
    2012年08月02日
  • 雨の塔

    Posted by ブクログ

    友達に耽美系の本ない?って聞いたら貸してくれた本
    久しぶりにドストライクすぎてつらい…!

    常々可愛い女の子たちを可愛いものがいっぱいの部屋に閉じ込めたい、って思ってたから、世界観が本当にツボで幸せ
    少女小説ってこんなにも素敵なんですね

    0
    2016年08月15日
  • セレモニー黒真珠

    Posted by ブクログ

    花宵道中を読み終わらないうちに購入、そして先に読み終えてしまった 笑
    「葬儀屋」というテーマと表紙に惹かれて購入。サラッと読めます。
    皆さん思われているように、続きが気になるな~

    0
    2014年03月19日
  • 白蝶花

    Posted by ブクログ

    いやー、もう本当に好きだ。
    壊れちゃいそうに切なくて悲しいのに
    なんて美しくて強い、女たち。

    情感に溢れる描写と、理性的な文章の骨子
    何より作者の、人物に対する眼差しが優しくて
    泣きそうになるほど、みんな愛おしい。

    凌霄花のお話がときめきすぎて
    萌えましたすみません……。
    でもどの話も好きだよーー。ぶわっ。゚(゚´Д`゚)゚。

    0
    2012年06月23日
  • 花宵道中 4

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第三部「青花牡丹」の最後と第四部「十六夜時雨」です。

    第三部「青花牡丹」は、江戸に着いた半次郎が霧里とは結局会えなかったというところから第一部につながって、朝霧との出会いが半次郎側から描かれていて、束の間ちょっとほんわりしました。

    で、やっぱり朝霧と吉田屋の件ですが、あのとき彼はあんなことを回想していたのかぁと、ちょっとドキドキ。第一部を読んだときとは全然違う展開で、吉田屋を殺したのは、朝霧への仕打ちではなく、姉を抱いた父への復讐だったと。そのあとは描かれていないのですが、結末は第一部と同じだし、これでよかったなと思いました。

    第四部「十六夜時雨」は、八津のお話。髪結いの三弥吉との話です

    0
    2012年05月06日
  • 花宵道中 3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第三部「青花牡丹」で、霧里のお話。
    京都から吉原にきた経緯や妹女郎の朝霧との出会いの話はいいのだけど、驚いたのは、吉田屋との関係。霧里と吉田屋は実の親子っていうことは、東雲=半次郎と吉田屋もってことですよね。
    うーん、半次郎が吉田屋を殺した理由が微妙になってきたかも。

    一方、まだ京都にいた半次郎は腕を折られて、染め物ができなくなり、仕事もクビに。その腕を折るということを依頼したのが、かわいらしい顔したええとこのお嬢様って。いくら半次郎と結婚したかったとしてもやってはいかんことですね。しかもそれを半次郎にきかれるって・・・。

    そのあとは、ちょっとキレちゃってますけど、ここからやっと半次郎が江

    0
    2012年05月06日
  • 花宵道中 5

    Posted by ブクログ

    また、読み返したくなる。色々な人と人との繋がりが面白い。
    ほんと、原作がしっかりしてる。
    ただ、最後は緑と三津さん そっちかいっておもた...w

    0
    2011年12月22日
  • 花宵道中 2

    Posted by ブクログ

    なるほど~青花牡丹そう、繋がるんだ.... ちょっとヘビーな物語だけど...

    前半の茜編もよかった。

    0
    2011年12月16日
  • 白蝶花

    Posted by ブクログ

    どろどろだけど、美しいお話だと思いました。
    短編かと思いきや、連作で、こういうのが好きなのでわくわくしました。
    菊代さんと雛代さんは結局…と気になります。
    女性は強い。

    0
    2011年09月04日
  • 花宵道中 5

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いよいよ完結の5巻です。
    前半は八津、後半…物語の幕を下ろすのは桂山さんのところの新造、緑。
    茜編からちょこちょこ顔を見せていた緑ですが、それまでの印象がガラリと変わっちゃいます。
    緑があんなに天然さんだったなんて…!!!(そこか
    そしてこれまでの物語の裏で、緑と三津がそんなことになってたなんて…!!!w

    緑はこのコミックスの幕を下ろすのに適任だったなあ、と思います。
    当初はずいぶん中途半端なとこで終わるな、と思ったのですが…どうも原作はもう1部あったらしく、コミックスは何故かここで終わりらしいです;;

    女将と弥吉編とか、エリヤさんのお話も見たかったな~~><

    なんにせよ、全体を通して大

    0
    2011年08月30日
  • 花宵道中 4

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第四巻です♪
    この頃になると第一巻からの複線とか回収しまくってて、読んでて「あ、この子前に出てた子だ」とか、新しい発見があって楽しかったですw

    霧里&東雲の悲恋が終わり、次の章は私の大好きな八津のお話が掲載されてますw
    茜も登場しますし、2番目に好きな三津も準主役的に登場します♪
    八津編はコミックスの中でも最後がハッピーエンドなのが良いです**(実際は完全なハッピーエンドではないのでしょうが)
    あとあと桂山さんがカッコイイ!!さすが山田屋の守り神!(笑)

    他の巻を差し置いてでも八津編は是非読んでもらいたいなあw
    あ、でも1巻から読まないと誰が誰やら…か(笑)

    0
    2011年08月30日
  • 花宵道中 1

    Posted by ブクログ

    1巻読んで一気に全巻読破。
    切ないです。知らなかったけど小説が原作なのね。話がしっかりできていていいです。こういう時系列がごちゃっとしてる話は個人的にとても好きです
    時代背景も説得力があるし、好きな絵柄だし、カバーデザインも素敵です。おすすめ

    0
    2011年08月04日
  • 花宵道中 5

    Posted by ブクログ

    一連の最終巻。どこまでも、自らの矜持を崩さず情に厚いおいらんたちの姿勢の凛としたことよ。すがすがしいです。

    0
    2011年06月05日
  • 花宵道中 5

    Posted by ブクログ

    悲しい別れがたくさんあったけど前向きなラストに感動。時間軸や主人公を色んな角度から描いた構造が映画的で好き。

    0
    2011年05月16日
  • 白蝶花

    Posted by ブクログ

    大正〜平成。それぞれの時代を生き抜く3人の女たち。官能も、ただ単に肉体的な官能だけでなく心の官能が丁寧に書かれてました。宮木さん大好き。

    0
    2011年05月05日
  • 花宵道中 1

    Posted by ブクログ

    本屋さんのオススメコーナーにあった本。
    美しい表紙に惹かれて即買い!!
    1巻読み終えた後に一気に5巻まで買いました。

    花魁の話なので、エロシーンも有りますが、
    絵柄のお蔭でサラッと読めました。

    話も中々面白かったです。

    0
    2011年04月04日
  • 白蝶花

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    天人菊(てんにんぎく)・凌霄葛(のうぜんかずら)・乙女椿(おとめつばき)・雪割草(ゆきわりそう)の4つの章から成る恋愛小説。天人菊・・・姉妹の有馬芸妓の菊代と雛代の複雑な確執とそれが溶けるにいたる経緯を綴ってある。許されぬ関係と分かっていながら黒田との逢瀬は乾ききった菊代の心を熱く燃え上がらせる。互いの身を滅ぼす恋に、菊代は落ちて行く。凌霄葛・・・父の残した借金の方に三島章太郎の愛人となったうら若き乙女である如月泉美は妾宅でその息子吉明に惹かれて行く。

    0
    2011年04月03日
  • 花宵道中 5

    Posted by ブクログ

    漫画を描かれたのが斉木さんで良かったと思える作品。もの凄く雰囲気が合っていると思います。願わくば、年季明けの八津が幸せになれていますように。

    0
    2011年02月19日