宮木あや子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
純愛、憎悪、性愛、巨大な感情が渦巻く様々なジャンルと世界観からなる8編の短編で構成された百合小説集。
選挙に絶対行きたくない家のソファーで食べて寝て映画観たい
斜線堂有紀氏著
主人公に1番共感できた。声を大にして主張したいほど満たされていないとは思わない。あなたと一緒に毎日ふんわり雑に生きれればそれで良い。
脳内BGM 米津玄師 「眼福」
あの日、私たちはバスに乗った
小野 繙氏著
狂気じみたキャラの行動から始まるが最後はちょっと涙腺に来ました。本物より偽物の方が面白い事もあります。
脳内BGM GO!GO!7188 「神様のひまつぶし」
パンと蜜月
櫛木理宇氏著
夫が愛人を連れて離婚を申し出てくるが愛人の一言で主人公と3人で暮らそうと提案してくる話。ホラーじゃ無いのにホラー味を感じる。
そして美しく歪んだ関係の末は‥
脳内BGM 東京事変 「ただならぬ関係」
エリアンタス・ロバートソン
宮木あや子氏著
幸せじゃ無い百合はあんまり好みじゃありませんが、読み応えはすごかった‥
99パーセント心が死んでも、0.5パーセントは貴女への想いで生きて、残り0.5パーセントで普通を演じる。
脳内BGM サカナクション 「ネイティブダンサー」
悪い奴
アサウラ氏著
ヤンデレズにはヤンデレズぶつけんだよ!
ラノベ百合なノリです。
脳内BGM おいしくるメロンパン「群青逃避行」
嘘つき姫
坂崎かおる氏著
歴史大河巨編みたいな内容。思い出は宝石。
脳内BGM ヨルシカ 「嘘月」
魔術師の恋その他の恋の物語
南木義隆氏著
100ページほどの頁数なのに大長編読んだ気分になりました。ファンタジー世界な師弟愛百合!やはり百合は世界を救います。
脳内BGM ずっと真夜中でいいのに「お勉強しといてよ」
運命
深緑野分氏著
作者の脳内でキャラが暴走するとはこんな感じなのでしょうか?メタファー百合小説です。
貴女を見てる私と私を見てる貴女がいる世界は素晴らしい。
脳内BGM ACIDMAN 「新世界」 -
Posted by ブクログ
校閲ガール第2弾
悦子の周りの人達にフォーカスを当てて、彼ら彼女らの人物像がより詳細に描かれる作品
ドラマは登場するキャラクターはほぼ原作と同じ、設定や年齢、役職等変えられてる所もあるが、わりと原作に基づいたストーリー構成だったのだなと改めて思い出す
ドラマの藤岡さんは本当に堅物だけど、原作の藤岡さんは堅物ながらも女の子らしい所が垣間見える年相応の女性なんだなとか(原作では新卒、ドラマではベテラン設定なのでそれもあるのか?)
森尾も森尾で、ドラマでは久しぶりに会ったかつての悦子の後輩という立場からか、悦子にも周りにもかなり控えめな印象だったが、原作では悦子と同様ハッキリ意見を言い、悦子との相性がよく同期兼親友みたいに描かれているこの仲の良さが女友達感があって好きだなとか
数年ぶりに読むとやっぱり所々忘れてる所が多かったが、貝塚と悦子の関係性が好きなので貝塚が自分の意識しないうちに悦子に魅力を感じ始める描写だけはよく覚えていた
悦子は自分の意見をハッキリ言うけど、決して根が悪かったり、性格が悪い訳ではなく、良くも悪くもどうでもいいので、ハッキリ切り捨てた意見で人が傷つくことはあまりない
自分の目標がしっかり定まっていて、それに向かって今できることをコツコツ頑張って完ぺきにこなそうと努力してる
私自身、嘘が付けないタイプなので悦子同様ハッキリ物事を意見するタイプなのだが、それが人を傷つけてしまうこともある時があると、なんとなく気づいているし、悦子みたいにハッキリした目標もなく、ただ今の仕事を淡々とこなすだけ...
人生にはロールモデルが居た方がいいと聞く
私はこれから悦子をロールモデルに生きていこうかなぁなんて思ったりした、そんな1冊でした -
Posted by ブクログ
ネタバレかわいらしい装丁とタイトルだけで手に取ってしまった。この作家さんのお仕事小説は面白いはずという期待もあり。東北に住む私が3月に、主人公東日本大震災の被災者であるこの本に出会った偶然も何かの縁。
このお話、乳酸菌(乳酸菌という名前の菌はないらしい)を擬人化してブルガリアの歴史を描いた小説が途中に挿入されていて、さらにそこから現代に生きている菌たちのかわいい語り、東北出身の主人公に染み付いたしがらみやら葛藤など…深刻になりすぎず、でもライトすぎず読ませてくれる。
東北弁で書かれている部分、縁のない方でも伝わるのか⁇とちょっと心配はあるが、ヨーグルトの歴史も勉強できるし、明日からスーパーで売り場を見る目が変わるかも。 -
Posted by ブクログ
何とも哀しい気持ちになるお話ばかり
章を追うごとに 苦しい
性的描写が かなり細かく描かれているが
それはこの人物たちを表現するのに
必要であったと思う
彼女、彼らの心情や背景が
真に迫るものになっている
彼らのこころの奥底に ふれる
少し前に「二木先生」を読んだが
合わせて考えることがあった
二木先生は そこを分かっていたのだ
いくらその娘にとって幸せでも…
……あぁ 人の しあわせとは何なんのか…
しあわせは人それぞれ。でも
この世界では受け入れられないのだ
そんな少女も居た
ヒリヒリと痛い物語
余韻が残る
何処か嶽本野ばらのような
痛くて 美しくて 狂気をはらんだ6編だった -
Posted by ブクログ
よかった!
出てくる人がよいし、ところどころにはっとする文章がある。前巻もそうだった。
出てくる人たちは自分を知ってる。自分がどういう人で、人の目にどのように映っていてそれが決してよい映り方でなくても、そこから何ができるか考えている。そこでへこんだりしていない。そうありたいと思う。
「誰だって良い仕事をしたいと思っている。後世に残ろうと残るまいと、今このとき目の前にある何かを最良の状態にして世の中に出したいと願っている。(p.126)」
なぜ自分は好きでもない仕事をがんばっているんだろう?と思っていた答えだと思った。好きでなくても、目の前の自分の仕事を最良の状態にして次に渡したいということ。