宮木あや子のレビュー一覧

  • 校閲ガール トルネード

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    ★3.5
    河野悦子が悟りを開いてしまった!
    前の二冊と同じ感覚ではないけれど、おもしろかった。悦子、その先へ行け!と応援したくなる。

    それはそれとして、作家はどうしてこんなに言葉や漢字を知っているのだろう? 知らない言いまわしや漢字がよく出てくる。読者にそう思わせるテクニックがあるのだろうか?
    それなりに仕事をしていれば、自分をそれなりに大きく見せるテクニックは身に付けられる。それと同じなのだろうか?

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    2026年04月29日
  • ヴィオレッタの尖骨

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    官能的……な感じでした。
    事件はもみ消せる気はするし、男は碌でもない。
    少女たちの恋愛や生き方についてのお話たち。
    でも最後のはR指定必要だったのでは…?

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    2026年04月26日
  • 校閲ガール ア・ラ・モード

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    校閲ガール第2弾
    悦子の周りの人達にフォーカスを当てて、彼ら彼女らの人物像がより詳細に描かれる作品
    ドラマは登場するキャラクターはほぼ原作と同じ、設定や年齢、役職等変えられてる所もあるが、わりと原作に基づいたストーリー構成だったのだなと改めて思い出す
    ドラマの藤岡さんは本当に堅物だけど、原作の藤岡さんは堅物ながらも女の子らしい所が垣間見える年相応の女性なんだなとか(原作では新卒、ドラマではベテラン設定なのでそれもあるのか?)
    森尾も森尾で、ドラマでは久しぶりに会ったかつての悦子の後輩という立場からか、悦子にも周りにもかなり控えめな印象だったが、原作では悦子と同様ハッキリ意見を言い、悦子との相性

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    2026年04月21日
  • 官能と少女

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    初めての官能小説。後半になるにつれて救いのないようなストーリーが多かったのが官能小説の想像を超えていたので面白かった。官能小説に陰鬱なストーリーがあると知らなかったので(この作家さんが特別なだけかもだが)それと官能を合わせて楽しめてよかった

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    2026年04月23日
  • あまいゆびさき

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    惹かれ合う二人の少女の人生

    あらすじを見たとき、官能的な百合小説かな?と思った。それは決して間違いではない。

    でもどちらかといえば、性的マイノリティの二人による、複雑な愛と人生の物語だ。

    幼少期から互いに惹かれあっているのに、環境の違いなどからすれ違いや拒絶をしてしまう姿は歯がゆく感じられた。それでも、彼女たちの意志は行動へと移り、人生を歩ませる。
    学生時代を経て大人になるまでの過程を見ながら、実はこれは青春小説でもあるのかもしれない、と気づかされる。
    読み終えると、前向きな気持ちになれた。

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    2026年04月04日
  • CAボーイ

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    お仕事小説を読むのは始めてだったが面白かった。
    登場人物が可愛らしく、表紙のイラストを時々見返しながら読み進めた。

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    2026年03月20日
  • 手のひらの楽園(新潮文庫)

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    長崎の離島、松乃島。寮生活をおくる女子奨学生の友麻。ちょっと特殊な家庭環境に生まれた主人公の多感な時期を描いた作品。離島の綺麗な風景が浮かんできて映像作品も見たくなった。

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    2026年03月11日
  • 令和ブルガリアヨーグルト

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    ネタバレ

    かわいらしい装丁とタイトルだけで手に取ってしまった。この作家さんのお仕事小説は面白いはずという期待もあり。東北に住む私が3月に、主人公東日本大震災の被災者であるこの本に出会った偶然も何かの縁。
    このお話、乳酸菌(乳酸菌という名前の菌はないらしい)を擬人化してブルガリアの歴史を描いた小説が途中に挿入されていて、さらにそこから現代に生きている菌たちのかわいい語り、東北出身の主人公に染み付いたしがらみやら葛藤など…深刻になりすぎず、でもライトすぎず読ませてくれる。
    東北弁で書かれている部分、縁のない方でも伝わるのか⁇とちょっと心配はあるが、ヨーグルトの歴史も勉強できるし、明日からスーパーで売り場を見

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    2026年03月08日
  • CAボーイ

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    宮木あや子のお仕事小説はやっぱり面白い。
    羽田空港で見つけて買って、浸りながら読めました。ホテルや航空業界の裏側を知れて、今度飛行機に乗る時に少し違った気持ちで乗れるなーと思った。楽しい仲間たちに囲まれた高橋くんが羨ましかった。

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    2026年03月03日
  • 校閲ガール トルネード

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    何度か読んでいる作品。この作品で校閲というものを知りました。
    トルネードしか読んでないけど他も読んでみたい。かなり好きな作品。

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    2026年02月27日
  • 百合小説コレクション wiz

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    『選挙に絶対行きたくない 家のソファーで食べて寝て映画観たい』『パンと蜜月』『エリアンタス・ロバートソン』『嘘つき姫』が好みで、南木義隆氏はさすがの力量だった。選挙〜はどちらの気持ちも分かる。選挙は行くけど、雑に生きる権利欲しいよね。 現代百合からファンタジー百合まで幅広く、どの話も短編ながらずっしりとした質量があり良質なアンソロジーで、読めて良かった。

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    2026年02月11日
  • あまいゆびさき

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    よくある百合小説…
    かと思いきや、少女達の成長物語だった。

    真淳の行動力がすごい!
    「照乃と一緒にいられるように」選択した行動の1つ1つが、心に刺さる。
    未来を見据えて、夢を現実に変えようと、それまでの厭世的な彼女を脱ぎ捨てた照乃も、ひたむきで良い!
    多少ご都合主義な感じもあるが、奥井とユリカの存在が、程よいスパイスになっている。

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    2026年02月07日
  • 官能と少女

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    何とも哀しい気持ちになるお話ばかり
    章を追うごとに 苦しい
    性的描写が かなり細かく描かれているが
    それはこの人物たちを表現するのに
    必要であったと思う
    彼女、彼らの心情や背景が
    真に迫るものになっている
    彼らのこころの奥底に ふれる

    少し前に「二木先生」を読んだが
    合わせて考えることがあった
    二木先生は そこを分かっていたのだ
    いくらその娘にとって幸せでも…
    ……あぁ 人の しあわせとは何なんのか…
    しあわせは人それぞれ。でも
    この世界では受け入れられないのだ
    そんな少女も居た

    ヒリヒリと痛い物語
    余韻が残る
    何処か嶽本野ばらのような
    痛くて 美しくて 狂気をはらんだ6編だった

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    2026年01月27日
  • 泥ぞつもりて

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    系図の中の「基経」「高子」「清和天皇」などの文字でしか認識していなかった人物が、血の通った人なんだなーと。
    血筋がよいからといって、必ずしも能力や野心があるわけでも、人間ができているわけでもないし、今で言うところのサイコパス気質の人もいるんだろう。
    いつの時代も人間は変わらないな。

    大部分がフィクションだろうと思うと、創造力に驚く。非常に読み応えがあった。

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    2026年01月17日
  • あまいゆびさき

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    百合小説?というジャンルに入るのか分からないけど、面白かった。
    精神的に過酷な状況にある主要人物の2人。
    けれど諦めずに想いが実ったのはよかった。
    ユリカの初登場から終盤の活躍は予期できなかった。奥井も良いやつで、嫌な男があまり出ない作品だった。

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    2026年01月15日
  • 校閲ガール ア・ラ・モード

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    よい!
    出てくる人がよいし、ところどころにはっとする文章がある。前巻もそうだった。
    出てくる人たちは自分を知ってる。自分がどういう人で、人の目にどのように映っていてそれが決してよい映り方でなくても、そこから何ができるか考えている。そこでへこんだりしていない。そうありたいと思う。

    「誰だって良い仕事をしたいと思っている。後世に残ろうと残るまいと、今このとき目の前にある何かを最良の状態にして世の中に出したいと願っている。(p.126)」
    なぜ自分は好きでもない仕事をがんばっているんだろう?と思っていた答えだと思った。好きでなくても、目の前の自分の仕事を最良の状態にして次に渡したいということ。

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    2026年01月11日
  • 校閲ガール

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    ☆3.5
    軽めの雰囲気の本を読みたいと思い、娘のカラーボックスの中から借りた本。主人公の河野悦子含め、みんなあっけらかんとしていてよかった。
    また、「ありのままの自分を好きになってくれる男なんていないんですからね」など、ハッとさせられるフレーズがいくつかあったのもよかった。「ありのままの自分」なんて見方によっては根拠のない自己肯定、人との関わりの中で自分を認めてもらいたいなら(好意を持っている人に振り向いてもらいたいなら)「ありのままの自分でよい」という発想はない。もちろん「相手に合わせましょう!」ということでもない。
    ただ、河野悦子が入社2年目の大卒24歳はどうなんだろ? 発言内容、仕事の出

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    2025年12月28日
  • 校閲ガール

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    ネタバレ

    軽く読めるのに、表に出ることのない校閲の仕事の内情がよく分かります。間違いのある文章を読んでみても中々誤りに気づけなかった私は、校閲の仕事には向いてなさそうです…笑 ハッキリした物言いの悦子のキャラが読んでいてスカッとします。悦子と周りの人達の関係性をこの先も読みたくなりました。

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    2025年12月22日
  • 令和ブルガリアヨーグルト

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    乳酸菌が主人公の1人(1菌?)で、現代の20代女性(岩手県出身)も主人公で、乳酸菌の歴史も並行して語られるという独特な世界観の小説で、いろんな要素がてんこ盛りでおもしろかったです。
    岩手の方言も強烈でした。

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    2025年11月26日
  • ヴィオレッタの尖骨

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    耽美な百合世界を堪能〜〜!
    子供じゃないけど大人でもない
    危うい存在としての少女達が魅力的でため息が出る
    表題作のビー玉に身悶え、星の王様では無垢なようでいて全てを見通すような存在感が切ない

    世界観にどっぷり浸った

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    2025年11月19日