【感想・ネタバレ】令和ブルガリアヨーグルトのレビュー

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Posted by ブクログ 2024年02月19日

お仕事小説でもあり、推し事小説?主人公の葛藤に共感しながらも、乳酸菌ブルガリア菌が語るヨーグルト乳酸菌とブルガリア国家の歴史話、乳酸菌を擬人化した作中ネット投稿小説など色々なことが関連しながらも並行して進行し、目まぐるしくて複雑だった。でも、アクロバティックに展開が進んで、最後にすべてが着地していた...続きを読むのが面白い。明治が協力していることもあって、ブルガリアヨーグルトの開発から製品展開の歴史が史実として真摯に語られているのも興味深い

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Posted by ブクログ 2024年02月02日

乳酸菌取り入れてぇぇとなること間違いなし。
お馴染みのブルガリアヨーグルトが
どうやって出来たのか苦労や歴史も
書かれていた。楽しかった!

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Posted by ブクログ 2024年01月24日

面白かった。
ブルガリアの歴史だけだと重くて読めない、、、となるところ、すごくいいバランスだった。でもちょっと先が気になってうわっ滑りで読んだ感は否めないので、また読み返そっと。

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Posted by ブクログ 2024年01月21日

東京の大手企業「明和」に就職した岩手出身の由寿は、閉鎖的な考えが残る母親などに悩まされながらも新しい仕事に一生懸命取り組む。明和ブルガリアヨーグルト五十周年特集のために社員にインタビューすると、制限文字数の10倍は書いてしまい削るのに苦労するなど熱意が伝わり微笑ましかった。由寿を見守る乳酸菌(!?)...続きを読むが語ったり、由寿の推しが、素人が創作した物語の中の擬人化された乳酸菌だったりして、ブルガリアや、ヨーグルトの歴史を学ぶこともできた。
コスプレがばれて居場所を失いそうになっている兄を救うため、これから自分に続いて東京に出たいと考えている後輩たちに道筋をつけるため、「いい子」をやめ、諦めずに言葉にして母親に理解してもらおうと努力する由寿を応援したくなった。

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Posted by ブクログ 2023年12月03日

いい意味でも悪い意味でも宮木あや子さんらしく筆がノッていらっしゃる作品。
(おでん、と聞いてワンピース(のキャラ)!?っていう返しとか)フランクでテンポはよいけれど、元ネタを知らなかったり、普段もう少しおかための小説を嗜まれている方からすると、ラノベのようなノリにびっくりされてしまうかも。
宮木先生...続きを読むファンからすると、今回も楽しく読ませていただきましたが、万人に進められるかというと悩ましいので評価はひとつ星を下げました。

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Posted by ブクログ 2024年05月02日

主人公由寿の新入社員としての活躍は面白かった。ブルガリア戦記みたいなのが時々出てくるがカナの登場人物に弱いので今回は読み飛ばす。

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Posted by ブクログ 2024年03月31日

明治ブルガリアヨーグルトを舞台にしたなかなか攻めた小説でした。
ただ途中で挟まれる乳酸菌の擬人化小説がどうにも難しいというか、カタカナの乳酸菌名についていけずそこは飛ばさせてもらいました。

以下、心に残った文

彼女の実家は「私たち」と違う者は排斥される小規模な共産主義国のような集落にある。
しか...続きを読むも由寿は3・11で家を失った被災者である。還ってこなかった友達もいた。
生きてて良かったね。
生きてるだけで恵まれてるんだよ。
住む場所があって良かったね。
言うほうは何も意図していなかったであろうその類の言葉を、たぶん由寿は自分でも意識しないまま心の奥で十字架にしてしまった。怖い目に遭うから「女の子」に見えてはならない。「女の子なのだから」いつもニコニコ愛想よくしていなさい。避難所も仮設住宅も税金なのだから常に周りへの感謝を忘れるな。生き延びた上に住む場所も食べ物も服も与えてもらえて運が良かったね。「女なのに」大学に行かせてもらえたことをありがたいと思え。凡人が分不相応な夢を抱くな。人様に迷惑をかけず謙虚に生きろ、決して目立ってはならない。
悪気はない。親戚にも学校の人にもボランティアの人にも、まったく悪気はない。だってそれが正しいから。助言は人様の厚意だから。深く考えてはいけない。
無自覚に積み上げられたそういう十字架を背負った人間が、自由主義社会のシンボルのような東京に来てしまった。しかも勤務先は株式会社の広報部。資本主義、市場のありとあらゆる最先端の情報を目からも耳からも摂取しなければならない。

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Posted by ブクログ 2024年03月24日

ヨーグルトの菌は話す。
ヨーグルトをつくる大手の会社に就職したばかりの主人公。その仕事と趣味。親世代の古い考えにうんざりしたり都会のキラキラに圧倒されたり。
ヨーグルトが作られていく詳しい話は面白かった。主人公がのめり込んでいく小説にはそこまではまらなかった。
とにかく盛りだくさんの話だった。

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Posted by ブクログ 2024年03月09日

明治ブルガリアヨーグルトを食す私としては読んでおきましょうと手に取ったものの…
由寿ちゃんが会社で奮闘する話だけで私は良かった。
ブルガリアとヨーグルトの歴史がファンタジー小説タッチで並行するし、乳酸菌が話し出すし。
ごめんなさい、私には読むのに苦心しました。
好きな人は好きだと思います。

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Posted by ブクログ 2024年03月05日

なかなかみなさんの⭐︎評価がのびませんね。
お仕事小説だけなら、私は結構面白く読めだんだけどな。汗
世界史が絡むとやはり少し読みにくくなっちゃうのかな。

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Posted by ブクログ 2024年03月02日

とりあえず、タイトルに息子が大受け。

乳酸菌の擬人化って。
推しごとには詳しくないけれど、熱量に押される。
カタカナ苦手なんで多分かなり読み飛ばしてるけど、
知らなかったブルガリア史や、
ブルガリアヨーグルトの歴史にも触れる事が出来て、
得した気分。
まろたん、食べたい。

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Posted by ブクログ 2024年02月18日

タイトルに惹かれて読んだ本。
頻繁に明治のヨーグルトを食べていることもあり、読書アンテナに引っかかりました。

序盤中盤となかなか面白いと思ったのですが、終わり方が残念。
ぬるっと何も起こらずに終わるので不完全燃焼感あり。

ヨーグルトうんちくはいくつか収集できたので、その点はマル。

東京在住の地...続きを読む方出身者って、色々思うところありますよね。
かくいう私も東京在住地方出身者なわけですが、今は上手く擬態できちゃってるのではないかという自己評価です。

どっちが良いとか悪いとか上とか下とかはもちろんないですが、いずれにせよ、理由のない風習や価値観に誰かの人生が妨害されるのはこの世の中で最悪なことのひとつだと思います。

そのあたりに折り合いをつけて成長していく主人公が上手く描かれていますので、ヨーグルトに興味がなくとも、境遇が近い方は読んでみても面白いかもしれません。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月23日

タイトルからしてヨーグルトの話とは思ってましたが、まさかの菌のオリジナル創作小説をpixivで書いてるとは斜め上過ぎてビックリでした。
ドラマ化するとは知ってましたが、これどうやって映像化するんだろう…

お仕事小説だと思ってましたが、ちょっとクセ強過ぎて中々ついていけませんでした。

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