宮木あや子のレビュー一覧
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R-18文学賞、吉原の遊女を描く物語‥などの惹句に、邪推する自分がいましたが、どっこい! 薄っぺらな「官能小説」と片付けられない、質の高い文学性あふれる宮木さんのデビュー作でした。
6編で構成される連作短編集で、各編毎に主人公の遊女が変わり、時系列を交錯しながらつながっていきます。それぞれの章がリンクし、伏線が美しく回収される様は、見事な構成力と感じました。
独特な廓・花魁言葉もほぼなく、時代小説特有の古くささも感じさせず、すんなり入り込めます。
遊廓の物語なので、確かに生々しく官能的な描写もありますが、いやらしさを感じさせない綺麗な文章です。むしろ、女性たちの過酷な境遇、懸命さ、 -
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めちゃくちゃ読みやすくて面白かった。
主人公の悦子はやたらと口が悪くて決していい性格ではないのに別に鼻につくこともなく…むしろ誰に何思われてもいいくらいの物言いは読んでてスカッとする。
テンポもいいから悲観的にもならへんし…
相手がどれだけ大御所の作家でも部長でも(部長のことエリンギ呼ばわりしてるしな)他部署の目上の人でも態度が変わらんのもいいな。
実際にいたら友達になりたいかも。
そしてただただ失礼な小娘ってわけでもなくて仕事はちゃんと完璧にするし興味のあることややりたい事への情熱も凄いし魅力的な人間やと思う!出た大学は決して良くはなくても頭の回転も早くて記憶力ずば抜けてるし。
そういう -
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校閲ガールシリーズ第二弾。第一弾に登場したキャラクターたちのサイドストーリー。
人生ままならないことが多い。でもみんなどこかしら折り合いつけて生きている。
そんなことを考えさせられた、充実の短編集だった。
米岡さんの章で、“表現したい人は増えている、でもその表現に興味をもつ人は減っている”という行があり、
藤岩さんの章では、“源氏物語や森鴎外のようには今の文学は残らない”という行があって、
文学に詳しいわけではなく、エンタメとして楽しむ単なる本好きではあるのだけど、考えさせられる。
登場人物たちの毒のあるセリフと、考えさせられるところと、これまでに読んだ宮木あや子さんの作品は、そのギャッ -
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ドラマから。
開いた瞬間思ったのは、なんて読みやすい文書!!
という感動。
ドラマはだいぶ設定変えて来ているんだなぁというのに最初は慣れなかった。
悦子は新卒入社だし。森尾は同期だし。受付嬢は勿論セシルでは無いし(笑)何より藤岩さんが校閲じゃなくて編集者で悦子の同期なこと!(笑)あと是永のキャラが完全違う。
最初はドラマとの間違い探しのような感じがしたが、読んでいけば小説の世界にすぐに入り込めました。
ただ、ドラマから入ると、話が散らかったまましっくり終わらないんだなっという印象が出ました。勿論、ドラマで起こるような事が起こるのだけど、ドラマはそれにだいぶ加筆しているしドラマらしい盛り上がり