宮木あや子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一部で話題になったという同名の原作のコミカライズ。
原作を読んだことがないので、比較できず、単純にコミックスとしての評価のみです。
同じ見世の花魁を主人公にそれぞれのストーリーを見せていくようです。
第一話は遊女朝霧とお祭りで運命の様に出会った半次郎。一度きりの出会いと思っていたはずが、再会を果たした二人。しかし皮肉にも、その場所は、朝霧の大口客で酒が入ると癖が悪いと評判の客の座敷。案の定、半次郎の見ている前で、淫らな辱めを受ける朝霧。だがしかし、それでも二人の思いは通じあうが、待っていたのは悲しい結末だった。半次郎の狂気性が良いです。遊女が主人公の話ではあるけれど、半次郎のことをもっと知りた -
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性的マイノリティ、ネグレクト、虐待、いじめなどさまざまな社会問題に触れる作品。百合文学好きなら一度は絶対読んでほしい。1回目は1時間30で読み終え、サクサク話が進むので飽きることはなかった。重く切ないけど、どこか懐かしく感じ2人を心から応援したく思った。2回目は、偶然が多いなと感じ始めたし、現実から離れすぎてて多様なマイノリティが次々でてきてお話感が半端なかったと感じた。でも、わたしが気づいてないだけで身近には様々な人がいるのかもしれないことを学んだ。まずこれは小説なんで現実離れした話の方が面白いです。(矛盾)
'思ったこと'奥井とユリカがいい役してた。真潤案外積極的。 -
Posted by ブクログ
宮木あや子さんの作品は今回が初読みでしたが、タイトルの通り官能的な描写が多々ありつつも、単なる性愛を描くだけではない、どこか翳がさすような仄暗い空気感に圧倒されました。気になって調べてみたところ、こうした美しさと不穏さが同居する独特の世界観こそが、作家さんの真骨頂なのだと知り、納得しました。
収録されているのは六つの短編。ジャンルとしては恋愛小説の括りだそうですが、いわゆる「純愛」と呼べるものはひとつもなく(捉え方によっては純愛なのかもしれませんが……)、どれも背筋が寒くなるような怖さを兼ね備えた関係ばかりが描かれています。
各話ともに、謎が解明されないまま、あるいはラストが判明しな -
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