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「校閲ガール」シリーズ第3弾前作がどちらかというとスピンオフだったのに対し、主人公の河野悦子中心の物語に回帰ファッション誌編集を熱望していた悦子が実際に臨時で配属されたとき、「好き」と「職業」の違いに気づくところが切ない彼氏とのストーリーも含めて面白くもほろ苦い話だった頑張れ貝塚
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ドラマのファンだったので原作を楽しめるか不安でしたが、シリーズ3作読み切りました。登場人物をテレビでの俳優さんを思い浮かべながら読んでいても違和感なく楽しめました。ファッション誌の編集をやりたいと思っていた悦子がやりたい仕事と向いてる仕事は別だと気づいて校閲の仕事に邁進する様子は素敵でした。
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テレビドラマで放映されていた校閲ガールの3部作目。コミカルでテンションが高く読みやすい内容でした。校閲部で働く高野さんは、ファッション部に憧れを抱き異動を目標に掲げ仕事し、現にファッション部に異動するも、仕事内容が激務で校閲部に戻ります。高野さん、そして校閲、職場内の日常の話。
心に残った〔夢=天職じゃなくてもいい)という言葉です。
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宮木あや子さんが描く登場人物って誰も自分に似た部分があり凄く好き。
私は原作ファンなのでドラマは
自分が思い描いていない悦子が出てきたら嫌だ。と思い観ていなかったけど、後書きを読んでから観てみようかな?と思った。
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暑くてジメジメするからちぃとも本が読めない。とにかく1冊読まなきゃと、薄くて読みやすくて確実に面白いことがわかっている本作を手に取る。
なのになんで鼻声やねん悦子。ハダツバッドッタラヨミニグイガナ。幸いにして彼女の鼻づまり、いや鼻水ダダ漏れ状態は序盤で解消。そうしたら今度は校閲部から憧れの編集部へ異動ですと。
ほんとだ、彼女はああ見えて人の悪口は言わないんだ。そう努めているわけではなくて興味がないんだ。第3弾まで来て初めてそんな人柄に触れて癒やされる。
登場人物の誰も彼もが幸せになってくれることを切に願います。
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やっぱり、悦子は良いなぁ。好きな事がハッキリしていて、言いたい事も言うし、人の事をうらやんだもしない。
ただ今回は、自分のやりたかった仕事と、向いている仕事が違うという事に気付き、最終的に校閲の仕事に打ち込む事になる。
今作では貝塚の出場回数が少なくて、2人のバトルがあまり見られなかったのは残念。
今でも悦子は「石原さとみ」のイメージのまま、最後まで読んだ。
あ、これで完結なのか。寂しいなぁ…
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まさにトルネードだったね。悦子にとっては恋に仕事に充実した展開になったかと思いきや……家族が病に倒れる事態も、相当のストレスだ。憧れのファッション誌の世界は、生き馬の目を抜く世界だった。好きなこととできることは違うという厳しい現実。試練を経て成長していく悦子。ちょっぴり変な可愛らしい女子というキャラが、シリーズを通じて際立っていた。
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前半は、第一作を思わせる校閲ミステリー仕立てに絡めて、ついに悦子と是永が結ばれるドタバタ・ラブ・ストーリー。後半はあこがれの編集部(ただし、"Lassy" ではなく、そのウェディング向けスピンアウト雑誌 "Lassy noces")に異動したものの、想像とは違う編集の世界に悦子が翻弄される姿を描く。
幸せな結婚を願いつつ、独身のまま Lassy の敏腕編集長として第一戦で活躍する榊原と、一流キャリアウーマンを目指しながら幸せな結婚と子供に恵まれ、第二線の Lassy noces 編集長に甘んじる楠城の二人の女性が、同じく希望の職業と適性が合致しない悦子と是永の関係と相似形をなす構成はよくできている。
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シリーズ3作目。最終巻なのかな?
ついにファッション誌に異動するも、結局自分には校閲が適性だったと気づく。憧れは憧れのまま、なのかな。
私は校閲部で頑張る悦子が好きだったけども。仕事頑張る人なら必ずぶち当たる悩み。校閲を選んだのは英断だっと思う!
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今作は、悦子と一緒にいろいろと考えながら
読みすすめました。
「がんばれ!悦子!」思わず
そう声をかけたくなる。
そんな読後感です。
天賦の才能と 自分のやりたいことに
ずれがあると気づいた時。
しかしそれは
「自分には願ってもみなかった才能がある」
と気づく瞬間でもあるんですね。
だからこそ。
それは自分の望む方向ではなかったのに
悦子は恋人よりも校閲の仕事を迷わず選んだ。
まだ若い悦子はこれからも悩みつつ
悦子にしか歩けない悦子だけの生き方を
切り拓いてゆくことでしょう。
私は若い頃志した作家にはなれず
なりたくもなかった教師として
30年を過ごしました。
天職…だとはまだ思わないし
思いたくもない。
けれども「天賦の才能」だったことは
否めません。共鳴することしきりです。
「がんばれ!悦子!」
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出版社の校閲部に勤める主人公の河野悦子の3作品目です。前作はスピンオフ的な感じで、ほとんど主人公の河野悦子が登場しませんでしたが、今回はさらにトークに磨きをかけて、しっかりと主人公として登場します。しかも、ついに雑誌編集部に異動します。恋のお話もありますが、そこは置いておいて、やりたい仕事と向いている仕事は違うのだと、自分自身も思うところです。最後に石原さとみさんと作者の宮木あや子さんの対談が掲載されています。
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いつの間にか文庫版が出ていたので購入。
巻末に作者と石原さとみの対談、ドラマ化したプロデューサーによる解説を収録。
やりたい仕事と向いてる仕事が違う……なかなかに含蓄のあるラスト。
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悦子が念願の雑誌編集に行けたのに、実力が伴わないのは可哀想だなぁと思う。そういう描写も多いため、1作目よりはテンション低め。
1作目もそうだったけど、ちょっとミステリ的な要素があっても特に大きなネタばらしなしで終わるのが惜しい。
正直アフロより貝塚の方がキャラが立っているので、こちらとくっつきそうな予感で終わるのは納得。
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前作で周囲のキャラ立ちをしっかりさせてからの本作は、より楽しませてもらった。校閲部から編集部に異動した関係で、校閲ノウハウは薄め。終わり方は...まあそうなるでしょうね。日本人的な仕事の捉え方により、多くの方から共感は得られるでしょう。
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ファッション誌の編集者を夢見る校閲部の河野悦子。
アフロヘアーのイケメンモデル&作家の幸人とのお泊まりデートで出かけた軽井沢で、ある作家の家に招かれて…。
そして社会人3年目、ついに憧れの雑誌編集部に異動に!?
お互いの状況が変わるなか、幸人との恋の行方は―。
やりたい仕事と向いてる仕事の違いに悩む悦子の決断は?