宮木あや子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ再読しよう…と思ってなかなかかなわなかったけれど、「皆川博子の辺境薔薇館」を手にしたきっかけで再読できました。
わたしはこちらも好き。「雨の塔」はもちろん大好きです。
『永代院』という、世俗から隔離され、とてもとても雲の上で脈々と受け継がれてきた一族を中心に描かれる愛憎と、
後半はそれが崩れ去る展開と…浸りました。
最初の章が源氏物語のようで、としたら永代院は…いづれの御時にか、女御、更衣あまた候ひ給ひける中に……と始めてしまいたくなる。帝、桐壺、光源氏、藤壺、結構近い気がします。
再読して、和琴と泉水も近いんだな、と気づきました。
西の家が島根にあることにようやく気付き、改めて神なんだな -
Posted by ブクログ
ネタバレ憧れ続けた仕事とは別の仕事で天職が見つかった人達の話
是永は小説家としてプロデビューを果たすというひとつの大きな目標を達成出来てはいるものの、部数の売上が見込めず(恐らく)好きではないモデルの仕事と向き合ってその道に進むことを目指す
一方悦子は物語を通して最終的には校閲が天職だと知り、受け入れたくない気持ちの反面校閲の仕事をしている時は楽しくて仕方がないと思っている
憧れ続けた夢があるなら、自分にとっての天職がそうではなかった時の辛さが相当なものなのは勿論わかるけれど、他に自信を持って天職だと思えたり、周りから求められる仕事が見つかる人は少ない
それに、悦子の周りの人達は本当にいい人達ばかりで