あらすじ
吉原を舞台に遊女たちの悲恋を描いた官能純愛絵巻!
「これが廓の女の末路か…・うちに幸せなときなどあったやろか」
親友の菊由の看病をして自らも病に冒された霧里は、絶望しつつも気丈に、東雲との再会を待ち続ける。
時を経て、朝霧の妹女郎・八津は成長し、妹分の三津や茜を従えている。
遊女が恋なんかしても仕方ないと割り切る八津だったが、美形の髪結・三弥吉が現れて心が揺れ――!?
もどかしくせつない恋が加速する官能純愛絵巻第四弾!
感情タグBEST3
霧里さんと半次郎
霧里さんから見た話と半次郎さんから見た話が交差して、2人のお話に幕がおりました。
茜ちゃんには伝えない優しさの中に複雑な思いと強さが滲み出てましたね。
ただ彼女の最期に、妄想でもいい、幻でも良い、あの場面があったことに救われました。
八津ちゃんのお話も始まり、どんな展開になるのか楽しみです。
髪結のおじいちゃん、好きだったなぁ。
Posted by ブクログ
第三部「青花牡丹」の最後と第四部「十六夜時雨」です。
第三部「青花牡丹」は、江戸に着いた半次郎が霧里とは結局会えなかったというところから第一部につながって、朝霧との出会いが半次郎側から描かれていて、束の間ちょっとほんわりしました。
で、やっぱり朝霧と吉田屋の件ですが、あのとき彼はあんなことを回想していたのかぁと、ちょっとドキドキ。第一部を読んだときとは全然違う展開で、吉田屋を殺したのは、朝霧への仕打ちではなく、姉を抱いた父への復讐だったと。そのあとは描かれていないのですが、結末は第一部と同じだし、これでよかったなと思いました。
第四部「十六夜時雨」は、八津のお話。髪結いの三弥吉との話ですが、とりあえず最後の桂山さんがかっこいいなあと。八津はハッピーエンドで終わったらいいなぁ。
Posted by ブクログ
第四巻です♪
この頃になると第一巻からの複線とか回収しまくってて、読んでて「あ、この子前に出てた子だ」とか、新しい発見があって楽しかったですw
霧里&東雲の悲恋が終わり、次の章は私の大好きな八津のお話が掲載されてますw
茜も登場しますし、2番目に好きな三津も準主役的に登場します♪
八津編はコミックスの中でも最後がハッピーエンドなのが良いです**(実際は完全なハッピーエンドではないのでしょうが)
あとあと桂山さんがカッコイイ!!さすが山田屋の守り神!(笑)
他の巻を差し置いてでも八津編は是非読んでもらいたいなあw
あ、でも1巻から読まないと誰が誰やら…か(笑)
Posted by ブクログ
半次郎編後半と八津の物語前編を収録。
美しいです。
原作にない描写も、よく練られていてなんとも言えない余韻が^^
八津・三弥吉すきには堪らない…