宮木あや子のレビュー一覧

  • セレモニー黒真珠

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    葬儀屋が舞台の連作短編集。
    主人公は、葬儀屋に勤める若者3人。
    それぞれの個性が良く出ていて面白かった。
    ホラー、恋愛、家族愛など、
    幾つものテーマが混ざっているものの、
    ゴチャゴチャ感はなく、読みやすい。

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    2015年06月18日
  • セレモニー黒真珠

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    キャラクターがいい!
    続編があれば読みたい。。

    霊を前面に押し出した
    物語でもよかったかも。。

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    2015年05月27日
  • サイドストーリーズ

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    それぞれの作品の番外編というか、タイトル通りサイドストーリーを集めた短編集です。
    読んだことがあるのもちらほら。
    名前だけ知ってて、気になってはいるけど〜というシリーズも結構収録されていて、良いきっかけになりました。

    中田永一はやっぱり面白かった。脇役だった彼がいい味だしてます。
    あとは中谷七里も。音楽シリーズしか読んでないけど、他にもいろいろミステリ出してるし、これを読む限りそっちも良さそうですね。

    初めてのものだと、「校閲ガール」「君たちに明日はない」「北天の馬たち」「まほろ駅前」が読みやすくて惹かれました。
    ぜひそのうち本編を読んでみたいとおもいます。

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    2015年07月01日
  • セレモニー黒真珠

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    ネタバレ

    6編からなる、連作短編集。
    29歳なのに、42歳くらいに見える笹島、物腰や動作がすばらしく美しい。
    21歳なのに、35歳くらいにしか見えない、老け具合と落ち着き具合が評価されている妹尾。
    年相応だけど、異常なくらい喪服の似合う木崎。
    この3人を中心に物語は展開していく。

    人のお葬式が絡んでくるので、暗くなりがちな話題なのに、登場人物の人間性の良さで、お互いに助けられて、前を向いていくところがさっぱりとした読後感になりました。
    セレモニー黒真珠という名前や本の装丁が素敵なのも、イメージをとっても素敵に上げてます。
    ただ、社長がやっぱり老け顔で、「干からびたマンドラゴラ」みたい・・・ってどんな顔

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    2015年03月21日
  • 婚外恋愛に似たもの

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    最初はなんだこれと思ったけど、読み進めていくうちにあっという間に読んだ。
    文章自体読みやすいので、スラスラと読める。   他人から見たらなんでも持っているように見える人でも、何かが足りず何かを埋めたいと思うんだなーと思った。
    環境の全く違う女性達がアイドルを通して交流していく様は面白かったし、最後は爽やかでなんか「いいじゃーん」と思った。

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    2015年02月26日
  • 婚外恋愛に似たもの

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    宮木さんの文章が好き。なんでこんなにスラスラ読めるんだろ。女性の格差社会を表してる。自分の存在意義を見出そうと踠いている5人の女性たちの赤裸々な話。

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    2015年02月16日
  • 野良女

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    ダメ男っぷりに笑っていたが、不倫の末、妊娠して自殺未遂する話にはちょっとひいた。けれど、きちんと他の登場人物がダメだと諭していたのが救われた。

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    2014年11月21日
  • 野良女

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    アラサー女子の連作短編集。宮木さんの作品は「花宵道中」に続いて2作目なのですが、花宵とあまりにも違う作風に引き出しが多いと感動するしかない。
    肉食系女子の逞しさと、おかしさ、は感じたけど、30歳間近の女性の揺れ方みたいなものは、あまり感じないかな。
    彼女たちのキャラクターよりも、彼女たちが付き合う個性が豊かすぎる男性たち、及びその性癖の方が印象に残ったかな……。

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    2014年11月14日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    最近お気に入りの中田永一さん、宮下奈都さん、宮木あや子さん等の作品が含まれた短篇集だったため、迷わず手に取りました。

    やはり中田永一さんはおもしろかった!
    朱野帰子さんの作品は初めてでしたが、他の作品も読んでみたいと感じました。

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    2014年10月13日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    タイトル通り、本にまつわる短編のアンソロジー。
    中田永一の作品が読みたかったのと、他の作家が著作を読んだことのない名前ばかりだったので、新規開拓のため読みました。
    表紙のイラストを見るに若い読者がターゲットかと思いましたが、話のキーとなる本は二次創作の同人誌から戦争に関わるものや官能小説まであり、全体として不思議な一冊。
    お目当ての中田永一「メアリー・スーを殺して」に関しては、メアリースーという言葉は知っていましたので、オタク趣味で中高生の時分そういった部活に所属こそしなかったものの周囲に部員の友人がたくさんいた自分としては、なんかもう胃が痛かったです。創作活動は簡単なことじゃないぞという内容

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    2014年10月04日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    本をテーマとしたアンソロジー。

    それぞれ「本」「読書」に対するアプローチが様々なので、飽きずに楽しんで読みました。

    中田永一「メアリー・スーを殺して」は、オタク趣味の少女が二次創作小説を書くようになるが、いわゆる『メアリー・スー』(ファンが二次創作の中に登場させた自己投影したキャラクターのこと)に悩まされ・・・という話。
    小説を書くことで現実と向き合った結果、小説から離れてしまった少女が、世界を広げていったその先でまた小説と出会うという、本好きにはたまらない素敵なお話でした。

    小路幸也「ラバーズ・ブック」はノスタルジックな雰囲気が印象的。
    この世界観でもっと続きを読んでみたい。

    宮下奈

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    2014年09月29日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    二作目の「栞は夢を見る」はSFっぽいけれど、この作品は現実的でどの話もあり得そうで面白かった(^^)ほとんど読んだことのある作家さんだったので読みやすかった!一番好きなのは宮下奈都さんの「旅立ちの日に」かな♪「校閲ガール」も読みたい本の一冊です(^^)

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    2014年09月01日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    中田永一『メアリー・スーを殺して』、宮下奈都『旅立ちの日に』、原田マハ『砂に埋もれたル・コルビュジエ』、小手鞠るい『ページの角の折れた本』、朱野帰子『初めて本をつくるあなたがすべきこと』、沢木まひろ『時田風音の受難』、小路幸也『ラバーズブック』、宮木あや子『校閲ガール』

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    2014年07月20日
  • 雨の塔

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    ネタバレ

    空の上をもとめて、地球の描く輪郭に向かって透明な球を投げ上げる。なんとか最高点が最外側まで届いても、その軌跡は地球の正円とちがってひどく急で、二つの焦点どうしが離れた楕円にしかならない。幾度も幾度も、丹念に投げ上げ空の上ばかり見つめすぎて、この世界はよりいっそう閉ざされていってしまった。塔の中に閉じ込められた四人の少女たちの営みには、そのような、みずからの執念でみずからを追い込んでいくような、世界が滅びても同じ動きをし続けるまばたきしないロボットのような、滑らかでぎこちない一心不乱さを感じる。
    矢咲のように、都岡のように、塔を出て行くことはけっきょくできるのだ。それまでと方向をたがえたとき、透

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    2014年06月24日
  • ガラシャ

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    宮木あや子が歴史物って、どうなんだろう?と思っていたけれど、ちゃんと歴史小説になってました。とはいえ創作部分もあり、やはり恋愛小説らしい心情も描かれていたり。
    複数人の視点から描かれているのは、良かった。
    読み終わって、時代も人物も何もかもが、とにかく悲しいな。。。と強く感じた。

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    2014年06月21日
  • 雨の塔

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    良家の子女が入学する「大学」。
    その大学を4年間無事に過ごし卒業すれば、日本のどこの大学の卒業資格も手に入るという。
    その閉ざされた世界で4年間をただ無為に過ごす4人の女の子。
    うーん、ちょっと精神が病んできそうだわ。

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    2014年06月08日
  • 白蝶花

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    「花宵道中」に続き2作目の宮木作品。

    独立した短編かと思いきや、少しづつ見える関係性で、
    あの人のその後がちらと垣間見えて、「あー、あの時代をあの人はこうやって乗り越えていたのだ、」と感慨深い想いがする。

    女と男がいる以上、粘膜での会話はある段階からは
    あってしかるべしだが、それが過剰に嫌らしく無く、
    でもぬめぬめした質感と哀切に富んだ表現は、
    切なく胸に迫るものがある。

    今の世は、おんなひとりも当たり前だから、
    楽になったものだ。

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    2014年05月22日
  • ガラシャ

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    201405/史実と創作の絶妙さがよかった。他のこの時代物だと、ガラシャは端役であっても強烈な印象を残すことが多いんだけど、この作品ではガラシャよりも糸など取り巻く人々のほうがインパクトあって、でもそれによってかえってガラシャの抑圧や儚さが強調されて伝わった。

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    2014年05月18日
  • 密やかな口づけ

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    ネタバレ

    女性作家達による官能アンソロジー。男性作家が執筆する官能小説とは違い、女性作家の官能小説は繊細。そして、女性の気持ちがわかっているのでリアルでもある。吉川トリコと遠野りり子の作品がすごく良かった。遠野りり子はSMの事がよくわかっている。自称Sの人に関しての部分は特に同意。豪華な作家陣の小説が一気に読めて満足。

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    2014年03月26日
  • ガラシャ

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    ガラシャについてはもちろんのこと、幽斎についての従来のイメージが変わった。また、ガラシャが幽閉されていた所が、どのようなところか(どのように自然に囲まれていたのか)見てみたい気がする。

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    2013年10月07日