宮木あや子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「負け犬」、「おひとりさま」、「肉食系」、「やらかし女子」などなど。
さまざまにカテゴライズ及びレッテル貼りされてきた我々女も、とうとう『野良』呼ばわりされてしもうた。
『野良』である。『のら』。
もともとの意味は
“「ら」は接尾語。「良」は当て字》 1 野。野原”
だそうであるがおそらく、このタイトルには
『野良犬』の
“飼い主のいない犬。宿なし犬。やけん。のいぬ。 [補説]「野良犬」は飼い主がなく、人家の周りをうろついて残飯などを食って生きる犬”
から付けられたのであろう。
で、本書の女たちの“野良っぷり”はどんなんかと端的に申せば
「セックスのことしか考えてない」
である。
巷でいわ -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分が切ないブームだったので読んだ。私が好きなイラストレーターさんの絵だったので買いました。
「青花牡丹」と「十六夜時雨」が好き。短編だけど全部繋がってるから、同じエピソードの裏側が分かる。もう一度最初の「花宵道中」を読むと、最初に読んだ時とは違って色んな繋がりとか背景が見えた。切ないけれども、切ないなんて言葉で済まないぐらい残酷で現実的で人間臭い話なんだろうと思った。関西弁とか病気の描写とか冬の様子が、なぜか身に沁みてますます悲しい。
余韻が残りそうなストーリーだと思ったけど、意外に結末も読後感もあっさりとしていたのでちょっと残念。でも本当は3.5点ぐらいにしたかった。(20101215)