山田詠美のレビュー一覧

  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    もぅ〜!!
    最高の1冊!!
    文庫本で読ませていただいていいのか!?って心のなかで叫びました
    お買い得だと思います、この1冊

    恋と食のある10の景色のサブタイトルもすてきですが、わたしとしては恋よりもひととひととのつながりを強く感じました

    誰かと出会うこと
    誰かと寄り添うこと
    誰かと愛し合うこと

    それはとても簡単なようで、簡単ではない

    いっしょに食事することも相手が違えば、高級であっても味気なく、カップ麺でもおいしく感じるように

    最後の山田詠美さんの『恩讐の彼方のトマトサラダ』まで、どの作品も好きですが
    しいて!!
    強いて、好きな作品は
    君嶋彼方『ヴァンパイアの朝食』
    奥田亜希子『白と

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    2025年08月24日
  • もの想う時、ものを書く Amy’s essay collection since 2000

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    帯どおり、なんて贅沢!!
    エイミーの小説に出会ってから数十年、つかず離れず気になる作家のおひとりなので、どこかで目にしたエッセイもたくさんあって、いろんな記憶のフタがあいたり、読まねば!と思う本があったり、読み返さねば!と思う本が大量にでてきたり、濃密すぎて何日かに分けて読んだ。
    山田詠美さんと同じ世代とは言えないけど、同じ時代に生きることができたことに感謝。

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    2025年08月05日
  • 明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち

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    連れ子をつれて再婚し新しい兄弟も生まれ、絵に描いたような幸せな家族になった。しかし、兄の死をきっかけに母がアルコール依存症になり、一家の姿は激変する。
    絶望から再生していく話で一見地味だけど、家族の幸せとは何かを見つけていく様子が時間をかけて丁寧に描かれている。
    死は一種類の悲しみしか生み出さないのではなく、
    千人いれば千通りの死の受け止め方がある。
    家族の中心的存在であり、優等生だった長男が亡くなり、父、母、3人の兄弟にとってそれぞれ全く異なる種類の哀しみを生むことなる。
    だけど、それぞれの種類の哀しみを時間をかけて気持ちに折り合いをつけていくことで血のつながりも関係なく家族のつながりってど

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    2025年05月23日
  • A2Z

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    数年前に『僕は勉強ができない』を読んで以来の山田詠美の小説

    いくつになっても恋は素晴らしい
    何十年と生きていると色んな制約がついて回り、自由に恋するなど叶わないが大人らしく自分の行動に責任が取れるならいいのではないか

    物語の恋心は家庭を壊したり、一方的に誰かを傷つけるものではない
    誰もが相手を想う気持ちに向き合い、愛し愛されている

    せっかく生まれて来たのだから今ここを正直に生きていくのがいいわと夏美が教えてくれた

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    2025年05月07日
  • 100万分の1回のねこ

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    有名作家による絵本「100万回いきた猫」のトリビュート作品集。
    人それぞれの作品が詰まっていて面白い。
    一冊の絵本からこんなに物語が生まれるんだなぁと感心。

    この本から一人の気になる作家さんとの出会いがありました。
    井上荒野さん。
    他の作品も読んでみたくなりました。
    トリビュート作品って、こういう出会いがあるのも魅力ですね。

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    2025年05月05日
  • 晩年の子供

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    毎年読んでみようと思う。人生観、死生観という現時点では不変だとかんじているものが変わる瞬間に気付けるかもしれない。

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    2025年05月02日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    「ヴァンパイアの朝食」が良かった。
    祥太を否定されたように感じて元カノさんに怒る文也も、ダメダメ酔っ払いムーブで雰囲気直してくれる祥太も、すごくやさしい。あたたかいもので満たされました。

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    2025年04月06日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    「ワタシノミカタ」古内一絵さん

    女性がバリバリ好きなことで働いている、というところに惹かれた。
    恋人?相手が年下っていうのもなんだか新鮮な感じ。

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    2025年04月05日
  • つみびと

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    ネタバレ

    実話かなと思って読んでいたら、フィクションだった。
    なぜ、餓死させてしまう程放っておけたのかと思っていたが、育つ環境が悪かったり、物を知らなかったりすると、そういう状況に追い込まれる事もあるのかもしれない。せっかく幸せになれそうでも、自分から意地を張って遠ざけてしまうのはどうしてなんだろう。

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    2025年03月26日
  • つみびと

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    なかなか読むことができずにいた小説。
    読み始めたら、思っていたよりそれぞれの視点から描写されていて…
    それがどれもとても辛く、でも何とか希望が見えないかずっと探りながら読み終えた気がします。
    今でも続く事故や事件…
    ニュースなどで結果しか知ることがないけれど、その背景をたどるときっと語り尽くせない苦しみや物語があるのだろうな。
    けれど、やはり何があってもこどもが犠牲になってはいけないと強く想う…

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    2025年03月23日
  • つみびと

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    辛くて辛くて少しずつしか読み進められない。ようやく読め終えることができた。よかった。この本を読めば、努力が足りないとか自己責任だとかはとても口にできない。

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    2025年03月22日
  • つみびと

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    つらい。何度も読むのを中断した。
    「つみびと」だらけの中で唯一の光である小さき者たち。そして自分の母を思い出して初めて可哀想だと思った。
    私は絶対に自分を生き抜く。母のようにはならない。
    そう言い聞かせて自分を奮い立たせる蓮音に自分を重ねてしまった。

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    2025年03月09日
  • 風味絶佳

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    キャラメルみたいに甘くて苦い六つの恋愛短編集。
    ガソリンスタンドのスタッフやゴミ収集作業員の男たちが、山田詠美に描写されるとたちまち色っぽく美しく魅力的になる。そしてそんな男たちに閉じ込められている女たちのなんと可愛らしいことか。
    読んでいるうちに涎が溜まって思わずごくりと飲み込むような、いやらしくて瑞々しい文章。大好き。

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    2025年03月01日
  • 100万分の1回のねこ

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    『100万回生きたねこ』からインスパイアされた短編集。色々な作者の思う「ねこ」を感じられた。猫は色っぽくて好き。

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    2025年03月01日
  • もの想う時、ものを書く Amy’s essay collection since 2000

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    いやこれものすごく良かった。真面目な山田詠美さいこうです。ある時点から山田詠美の書くものにはどれにでも死そのものや死の雰囲気が漂うようになり、ここではついに両親の死が語られる。抑制されてるのに(抑制されているから?)パーソナルな死のエピソードは普遍化して、読む人に迫ってくる。後半の文学賞の講評も周辺事情のゴシップを含めておもしろくい。落ちた人に恨まれたり脅迫されたりたいへんなのね、、、、

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    2025年02月16日
  • 晩年の子供

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    ネタバレ

    面白かった…。切なかった。
    好きだったのは「堤防」「花火」「桔梗」「ひよこの眼」など。何人もの私がいて、何人ものあの人がいて。

    「堤防」
    「じゃ、おまえは、欲望のエネルギーが、運命の方向を変えるという事実をどう考える?」(p.44)
    どう考えればいいのだろう、ある種類の瞬発力がこの世の中にはあるということを。そして何故か発揮できる時と、発揮できない時があるということを。

    「私、ある男に夢中なのよ」
    「へえ、いいじゃん。なんで、それで、投げやりになるわけ?」
    「だって、奥さんも、子供もいる人なんだもの」
    「まずいよ、それは」
    「そんなの解ってるよ。解ってるから、腹立つんじゃない。どうして、あ

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    2025年02月09日
  • もの想う時、ものを書く Amy’s essay collection since 2000

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    単行本になってないエッセイや解説などをまとめた一冊。
    山田詠美が生きた時代を一緒に駆け抜けたような気持ちに。
    たくさんの人々と交流し、たくさんの出会いと別れを経験して今日まできたのだなぁ。
    芥川賞の選評で、鋭い目線で候補者たちをぶった斬ったかと思えば、夫や友人たちとのチャーミングなエピソードでふふっと笑えたりする。
    貴重な本だと思う。

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    2025年01月20日
  • 4 Unique Girls 特別なあなたへの招待状

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    ずっと大好き山田詠美のエッセイ集。
    笑ったり、確かにとうなずいたり、
    ちゃんとしなきゃと反省したり。
    軽やかでチャーミングな語り口に、
    山田詠美と女子会してる気分になる。
    あー、ずーっと読んでたい。

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    2024年12月27日
  • 100万分の1回のねこ

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    100万回生きたねこは、読んだのですが、(割と最近)登録してません。

    そしてこの短編をそれぞれの作家さんが書いています。
    とても面白かったです。せつなかったり、かなしかったり、ひどかったり・・・・

    もういちど100万回…を読まねば…

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    2024年12月04日
  • 24・7(トウェンティフォー・セブン)

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    男性の身からしても好きすぎた。語彙を無視して簡単に表すならエロスの上位互換の様な感じ。
    大人だけに許される不慮の事故...いや妖艶過ぎるわ!よくこんな短い文字数でこんな話が書けるな!アダルト版星新一!個人的には”口と手“
    “24.7””ピンプオイル“辺りが大好きだった。
    素敵な小説!脱帽!

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    2024年11月13日