あらすじ
「大人」とは自分の言葉を持つ人のこと。「成熟」とは、その言葉を伝える技術を学ぶこと――。日々のうつろいの中で気付いたことや、そこから生まれる喜怒哀楽、疑問点を自分の言葉で表現して〝成熟した大人の女〟を目指しましょう。「大人は他人より自分育て」「女同士のメインテナンス」「美容効果、人それぞれ」ほか、愛ある独断と偏見67篇!!
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Posted by ブクログ
ずっと大好き山田詠美のエッセイ集。
笑ったり、確かにとうなずいたり、
ちゃんとしなきゃと反省したり。
軽やかでチャーミングな語り口に、
山田詠美と女子会してる気分になる。
あー、ずーっと読んでたい。
Posted by ブクログ
飛び飛びで読んだ。共感して勇気をもらうエッセイもあれば、嫌悪感を抱くエッセイもあった。でも読書ってそういうものだとも思った。同じ作家さんでも合う合わないがあって、自分の読みたいところを読めばいいと思う。
「挨拶はあなたに敵意を持っていません、と知らしめるためである。だからと言って決して必要以上に距離を縮めてはいけない」
→勉強になる。たまに出くわす意地悪な人にもちゃんと挨拶だけして、近づきすぎないようにしよう。
「私は、大人というのは、年齢に関係なく、自分の言葉を持つ人を言うのだと思っています。そして、成熟して行くというのは、その言葉を一番良い形で伝える技術を学ぶ過程であると。」
→成熟したい。そういうことができる大人になりたい。だから思ったことをどんな形でもメモするようにしたい。
Posted by ブクログ
出版区のYouTubeでポインティがゲスト出演してた時に取り上げられて知った作品。
67編の短編エピソード集。山田詠美さんの事が好きな人でも、本を読む習慣がない人でも読みやすい。4unique Girlsという興味を引くタイトル、この本を通じて山田詠美さんはどういう考えを持っているかが分かる作品。作者自体も2025年現在で66歳とのことで、人生の大先輩が昔感じてた事やマインドを知れるのが良い。ただ、内容が面白いかというと、それはまた別のお話。。色んな小説を書いてるから書き方が上手い為、自分の想いを文字にするのが苦手な人や自由に想いを語るにはどうすればよいのか?分からない人は読んでみるのも良いかも。この様に書けば良いんだなと勉強になった本。