山田詠美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アマプラで深キョンが主演でドラマをやる、という予告を見て気になっていた話。
先にドラマを見て、何とも「小説的だな」と思ったことから、実際に小説を読みたくなり本を手にしてみた。
ドラマを先に見ていたからか、小説の内容がかなりスムーズに入ってくる。
もちろん登場人物は、深キョンはじめ他の俳優たちがドラマのまま頭の中に出てくる。
内容は世間を賑やかす『W不倫』だが、山田詠美の手法もあってか、ドラマを見ていると『小説的』と思ったのに、実際に活字で読むと意外にも『ドラマっぽい』書き方で
かなりサッパリとしたラブストーリーに思えて、面白く読み進めていける。
「こういう恋もあってもいいのかも」
「こう -
Posted by ブクログ
1.著者;小説家で漫画家。高校で文芸部に所属、フランソワーズ・サガン等を愛読。大学の時に、漫画研究会に所属。在学中に漫画家デビュー。「ベッドタイムアイズ」で文芸賞、「ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー」で直木賞、「風葬の教室」で平林たい子文学賞他、多数受賞。福田和也氏が、山田氏の「4U」「MAGNET」等を短編小説の名手と評価。
2.本書;恋愛小説の名人と言われる、山田氏の短編集(6編)。①間食 ②夕餉【人妻が清掃局職員に惚れて、家出→同棲。男に料理を作り続ける話】③風味絶佳【70歳でも真っ赤なカマロを走らせる祖母を巡る話】➃海の庭【離婚した母親の中学の同級生で、いまだに母を慕う引越し屋 -
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Posted by ブクログ
アマプラでドラマ化する+山田詠美さんに少し関心があったということもあり、本作を手に取りました。大人の恋をテーマにした本作ではありましたが、やってることの割にはスッキリしてる印象を受けました。しかしあくまで、不倫小説なので、人には勧めにくいといった点で少し評価が低くなったかなと。
本作の1番の魅力は、本作の随所に胸にグサっとくるようなフレーズが散りばめられていることのように感じました。なんというか、共感できることもあるし、胸の中に刺さってたトゲが取れるような感覚もあるみたいな感じですかね。
特に本作で太字で表されてる26種類の英単語はなかなかおしゃれなセレクトで個人的にオススメなポイントです -
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Posted by ブクログ
大人だけに許される不慮の事故というなの恋を描いた短編集。
山田詠美氏の文章の美しさ、妖艶さ、純粋さによって登場人物達の生き様は眩しく目に映る。男達を虜にできる自陣に漲っているようで底知れぬ欲望と純粋な心を感じられる表現と物語にいつも心が動かされる。
恋の一場面、一つの事象を表す言葉がとても好きだ。誰も寄せ付けないような、でもとても魅せられる言葉にしばしばノックアウトしてしまう。
ただ官能的なだけではなく、高貴なような、粗野なような、そんなところへと連れていってくれる作品だ。
「彼との囁き合いで空気を揺らす、私は、タヒチのこの島に来て以来、そんなことだけで毎日を過ごしている。(甘い砂。) -
Posted by ブクログ
再読。ハードカバーの時、一回読んでた。
何度読んでも、父親の愛人の子として高見沢家に引き取られ、みなしごとして憐れみをかけられながら、成長するリキの魅力的なことといったら、そりゃあ家中の女性たち、母、長女の麗子、次女の咲也、三女の薫子、お手伝いのタカさんまでも、それぞれのアプローチの仕方で近づき、振り回されていく。
リキは憐れみよりも憎しみ罵倒されたほうがまだ良かったんだね。
それが高見沢家では唯一、母のだったんね。
ラストは犬同士の薫子との結ばれる感じで終わる。
中年に近い歳になってるふたりだけど、それだけに年月が必要だったんだね。
ファースト・クラッシュは初恋の意。
初恋は砕けるものだから