山田詠美のレビュー一覧

  • ファースト クラッシュ

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    初恋という熱病におかされるのは一度しかないのは幸福であるのと同時に女であることからは逃れられないことだと

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    2024年02月11日
  • ベッドタイムアイズ・指の戯れ・ジェシーの背骨

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    買っておいて良かった。

    特に『ジェシーの背骨』素晴らしい
    男と女。
    恋と愛。
    親と子。
    全てが詰まっている。

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    2024年02月07日
  • ぼくは勉強ができない

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    学生時代に読まなくてよかったと思った。
    学生がテーマの話があまり好きじゃないからさらさら読んじゃったけど、さすが山田詠美さんだ〜という陳腐ですがストレートな感想を持ちました。
    賢者の愛より先にこちらを読みたかった…

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    2024年01月31日
  • タイニーストーリーズ

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    微分積分
    深い孤独を覗き込んでいたら短刀で抉られるような。昼休み、生暖かい休憩室でしばし凍りついた。
    若い頃から詠美さんの短編、かっこよくて軽妙で大好きだった。これは鳩尾をサバイバルナイフでサクッとやられる痛さ。

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    2024年01月27日
  • ベッドタイムアイズ・指の戯れ・ジェシーの背骨

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    言葉が流暢で小気味よい美しい文章。そこに描かれる世界は屈折した純度の高いプリミティブな女の愛の形。破壊され支配されることに一種の陶酔を覚えた自己犠牲の愛。堕落の美学といえばよいだろうか。山田詠美氏ならではの感性で描かれる惹き込まれる世界。

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    2024年01月23日
  • 血も涙もある(新潮文庫)

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    不倫の三角形を形作る、愛人・妻・夫それぞれの視点からの日記風な文章で構成される小説。不倫もののドロドロや、どうなるんだろう?というハラハラ感で引っ張るお話ではなく、なんだか哲学的でエッセイっぽい淡々とした雰囲気の物語。

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    2024年01月07日
  • 風味絶佳

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    読後の後味は甘すぎるチョコレートやキャラメルを嚥下した後、喉に絡みついたり、ひりひりする感覚に似ている。
    どれだけ甘くて楽しい生活や恋をしていてもどろりとしたそういう感覚にふと陥ることは小説の中だけではなく、現実世界で恋愛に囚われずともあると思った。

    肉体労働に日々勤しむ男性に愛されるため、隠しごとをしたり独自の考えを持つ女性たちが強かでありながらも、相手がいなかったら崩れてしまうのではないかと疑う程の脆さも兼ね備えてるように感じた。

    一日に一度は寂しいって思うことって人を愛するこつ。
    表題にもなってる風味絶佳が一番好き。
    グランマ(不二子さん)チャーミングでとっても素敵。

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    2023年12月12日
  • 吉祥寺ドリーミン ~てくてく散歩・おずおずコロナ~

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    詠美節も丸くなった 熱血ポンちゃんシリーズが鼻につくようになり離れてン10年。
    最近の詠美さんの文体はどうなのだろうと再び彼女のエッセイを手に取りました。
    感想は「丸くなったなぁ」です。
    変わらず辛辣なのだけど以前のような尖り、自意識が見当たらない。
    そうだよね!と思いながら読み進められる。
    また、紹介される本の数々も興味深く、読んでみようと思っています。

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    2025年12月18日
  • 血も涙もある(新潮文庫)

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    「私の趣味は人の夫を寝とることです。」の一言から始まる本作。
    少し皮肉めいて、でも、仕方ないと言わんばかりの開き直り方でそう語る主人公の一人がとても魅力的に思えた。

    私は器用ではないので浮気はしたことがないが、自分の気持ちに素直に行動できるのが羨ましいと思った。

    同時に、「寝取られる側」にもプライドや意志があることも印象的だった。
    浮気されても最後に帰ってくれればいいという覚悟。
    そうやって我慢するのは癪だなと思うから、私の恋愛は長続きしないんだなと悟った。けど癪には変わりなくてもやもやした。

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    2023年09月26日
  • 血も涙もある(新潮文庫)

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    大の山田詠美好きとしては最高の作品。というかエイミー語録として最高。

    山田詠美の言い回し、比喩といった言葉の使い方が堪能出来る。もちろん内容もエイミーらしく爽やかでねちっこい。

    今の時代、社会の倫理観に反することをすれば第三者からも責められてしまうけれど、男女の関係は男女の数だけ正解があるんだから、知らないやつは黙ってな、というエールだと受け取った。

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    2023年09月25日
  • ファースト クラッシュ

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    父の愛人の子に恋してしまった三姉妹の物語

    父の愛人が亡くなって引き取られてきた男の子、新堂力(リキ)

    裕福な家庭に暮らす高見澤家の三姉妹
    長女の麗子は「お嬢様気質」
    しかしその振る舞いは空回りしているように見える

    次女の咲也は読書家で斜に構えるひねくれ者

    三女の薫子は天真爛漫
    力とは犬仲間のように思っている

    そんな三姉妹の三者三様の恋模様とその表現

    そして母親による力への攻撃


    もの凄く歪んだ愛の形なのか?
    三姉妹の誰もがそれぞれの方法で力に執着している

    麗子が空回りしているのはわかる

    これ系の物語の主人公として咲也が一番適切なんでしょうけど
    色々と拗らせすぎてるからなぁ

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    2023年08月28日
  • ジェントルマン

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    ラストの方は、なんだかホラー小説
    からのメリバ、、、。
    とはいえ、巧みな文章で、ぐーーーっと引き込まれての一気読み。

    実際にだれからもジェントルマンと言われる友人がいるが、そういう彼もどうしようもなく弱いところや、醜い部分がある。
    『紳士と呼ばれる奴もどこかにシミがあるものさ』と自論を持っているが、漱太郎のイカれっぷりは衝撃。それに寄り添うように生きるユメもイカれてる。
    その2人に関わる女性もやっぱり壊れてて、終盤は衝撃の人怖展開で驚愕した。
    ユメが華道・フラワーアーティストをやっていたのは、ラストの展開で納得。
    夢に生きるでユメ。名前も最後に納得。

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    2023年08月26日
  • 100万分の1回のねこ

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    100万回生きたねこから、こんなふうにインスピレーションを受けるんだなぁと、どのお話も面白かった。一番面白かったのはゲームの中のネコの話。

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    2023年08月18日
  • A2Z

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    アマプラで深キョンが主演でドラマをやる、という予告を見て気になっていた話。
    先にドラマを見て、何とも「小説的だな」と思ったことから、実際に小説を読みたくなり本を手にしてみた。

    ドラマを先に見ていたからか、小説の内容がかなりスムーズに入ってくる。
    もちろん登場人物は、深キョンはじめ他の俳優たちがドラマのまま頭の中に出てくる。

    内容は世間を賑やかす『W不倫』だが、山田詠美の手法もあってか、ドラマを見ていると『小説的』と思ったのに、実際に活字で読むと意外にも『ドラマっぽい』書き方で
    かなりサッパリとしたラブストーリーに思えて、面白く読み進めていける。

    「こういう恋もあってもいいのかも」
    「こう

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    2023年08月13日
  • A2Z

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    登場人物たちの
    意外にくだけた言葉遣いが心地よく、
    テーマ性のわりにとんとん話が進んでいく感じが
    印象的だった。

    私には私の恋愛経験があり、
    そんなに物語性はないかもしれないけど、

    あの頃の心の内を
    山田詠美さんに言語化されたら、、、?(๑・̑◡・̑๑)
    あとがきの江國香織さんにもぜひ、、(๑・̑◡・̑๑)!

    と欲してしまった。

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    2023年07月02日
  • 風味絶佳

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    1.著者;小説家で漫画家。高校で文芸部に所属、フランソワーズ・サガン等を愛読。大学の時に、漫画研究会に所属。在学中に漫画家デビュー。「ベッドタイムアイズ」で文芸賞、「ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー」で直木賞、「風葬の教室」で平林たい子文学賞他、多数受賞。福田和也氏が、山田氏の「4U」「MAGNET」等を短編小説の名手と評価。
    2.本書;恋愛小説の名人と言われる、山田氏の短編集(6編)。①間食 ②夕餉【人妻が清掃局職員に惚れて、家出→同棲。男に料理を作り続ける話】③風味絶佳【70歳でも真っ赤なカマロを走らせる祖母を巡る話】➃海の庭【離婚した母親の中学の同級生で、いまだに母を慕う引越し屋

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    2023年06月03日
  • 100万分の1回のねこ

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    著名な作家によるトリビュート。やはり一流、表現の仕方や情景描写が素晴らしい。

    個人的には角田光代が1番好きでした。

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    2023年06月03日
  • マグネット

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    これか、色彩の息子が一番すきかも。
    多分中高で江國香織さんや川上弘美さんとかにハマってた時期に古本屋で見つけ出して読んだ。

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    2023年05月21日
  • ラビット病

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    解説読んで、ゆりちゃんとロバくんの関係性の尊さがさらに理解できてもっと好きになれた
    『お互いの悪いところ分かりつつ変えさせようとしない』めちゃくちゃ大事だと思う

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    2023年04月18日
  • 吉祥寺デイズ うまうま食べもの うしうしゴシップ

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    食べ物とゴシップの話らしいけど、ゴシップ多めでした。しかも懐かしいゴシップがたくさんあって、そういえばそんなことあったねと思える本。それだけゴシップというのは人の頭の中に残っているということなんだろうと思った。独特な感性をお持ちの山田さんとの共通点はホッピーで楽しく飲めるというところでしょうか。通勤で読むには丁度良い本。

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    2023年04月13日