山田詠美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
恋と食のある10の風景
個性豊かな短編とエッセイがぎゅっと詰まった一冊
収録作品は以下のとおり
一穂ミチ 「わたしたちは平穏」
古内一絵 「ワタシノミカタ 」
君嶋彼方 「ヴァンパイアの朝食 」
錦見映理子 「くちうつし 」
奥田亜希子 「白と悪党」
尾形真理子 「SUMMER STREAMER 」
原田ひ香 「夏のカレー」
《エッセイ・掌編》
田辺智加 「初恋と食事」
山本ゆり 「ゆかりとバターのパスタ」
山田詠美 「恩響の彼方のトマトサラダ」
私は特に、錦見映理子さん、尾形真理子さん、原田ひ香さんの作品が好みだった。
ある作品では、涙がじんわり浮かんでくる。
また -
Posted by ブクログ
読んでいて本当に辛かった、、、、
読んだことを後悔したけど目を逸らしてもいけない内容だなと思って頑張って読んだ、、
本の内容にあるほどの暴力的なことはされていないけど、今思うと(当時もだけど)そこまでする?というくらいの大人の本気の力での殴る蹴る等は子供の頃に自分自身が経験あったからそれを思い出して嫌な気分になった。怒られて躾の意味での暴力なのでそこは理解してるけど。
多分ふつう、の家庭だったらここまで力づくでの殴打とか恐ろしい母の形相とか見ないんじゃないかなって思う、、今の友達の話とか聞く限りは、、
当時からストレス発散も兼ねてるだろ、っておもってたからそれが思い出されるのが精神的にちょっと -
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Posted by ブクログ
飛び飛びで読んだ。共感して勇気をもらうエッセイもあれば、嫌悪感を抱くエッセイもあった。でも読書ってそういうものだとも思った。同じ作家さんでも合う合わないがあって、自分の読みたいところを読めばいいと思う。
「挨拶はあなたに敵意を持っていません、と知らしめるためである。だからと言って決して必要以上に距離を縮めてはいけない」
→勉強になる。たまに出くわす意地悪な人にもちゃんと挨拶だけして、近づきすぎないようにしよう。
「私は、大人というのは、年齢に関係なく、自分の言葉を持つ人を言うのだと思っています。そして、成熟して行くというのは、その言葉を一番良い形で伝える技術を学ぶ過程であると。」
→成熟し -