山田詠美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
恋と食のある10の風景
小説新潮掲載作品から編まれた、
人気作家陣による〈恋〉と〈食〉をテーマにしたアンソロジー。
顔ぶれはなかなか豪華。
「わたしたちは平穏」 一穂ミチ
平穏なふりをする平穏が好きなふたり。
波風を立てず、壊さない距離を選び続ける関係性が、食卓の静けさとともに描かれる。
元妻の生霊だか怨霊だかの存在だって平穏
「ワタシノミカタ」 古内一絵
シングルマザーの漫画家と、その息子。
忙しさと不安を抱えるふたりのもとに現れたのは、救世主のような若いイケメンアシスタント。
外見だけでなく、心までイケメン。
仕事にも生活にも、さりげなく手を差し伸べる存在は、ふたりにとって確かに“ -
Posted by ブクログ
山田詠美さんの文章は
まるで上質なヴィンテージワインのよう…
「男とか女とかじゃないのよ、
文学に魅入られているか、いないか、なのよ」
女性作家が「女流」と呼ばれた時代
文学に身を捧げた女たちの創作の業を
描く著者40周年記念作_
作家生活40周年という記念すべき年に
これほどまでに「書くことの呪縛と悦び」を
真正面から描いた作品に出会えたことに
興奮しています!
作中の女性たちが文学に魅入られていく様は
そのまま山田詠美さんという作家が
歩んできた道のりと
共鳴しているように感じられ
一文字一文字が重く響きました
美しい言葉の羅列の裏側にある
身を削るような創作の苦しみ -
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Posted by ブクログ
山田詠美らしい大人の恋愛小説でした◎
やーでも難しい!
この難しいっていうのは、書いてある中身が難しいってことではなく、私の恋愛経験値が乏しいがゆえの「わからない」だな
喜久江(不倫される妻)みたいな成熟した大人の女性でもなく、桃子(不倫する女)みたいに恋の場数が多くて恋とはなんぞやの哲学があるわけでもない私には、なんのこっちゃ、「へぇ〜??」みたいなところも多かった
たくさん恋愛してきた人が読んだら分かる分かるってなるのかな
そこらへんに自分の信念が固まったら再読してみたい
ただ、ひとつはっきり分かるのは太郎(不倫する夫)はろくでもない馬鹿野郎ってこと
書いてあること分かるけど、全然納得