山田詠美のレビュー一覧

  • ファースト クラッシュ

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    2026/8/7

    初恋のことをファーストクラッシュというらしい。
    まさにクラッシュな初恋の物語。
    島崎藤村の詩を読んで、初恋を自覚して涙が出るシーンがすごく良かった…!

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    2026年08月12日
  • 三頭の蝶の道

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    内容として特別面白いわけではないが、作家の世界を覗いている感覚な本だった。
    個人的には本に対して、文学的観点や作家が女流など意識したことがないので、その部分は違和感があった。

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    2026年07月19日
  • 100万分の1回のねこ

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    書店で懐かしい猫ちゃんの表紙の本に
    出会い手に取った一冊

    『100万回生きたねこ』のトリビュート作品集で好きな作家さんも描いていて、1篇1篇が短くて寝る前に読むのに良かったです

    猫は見当たらなかったけど、町田康さんの『百万円もらった男』が一番印象に残っています
    女もお金も失い仕事も無く、自分の才能を100万円と引き換えてしまった男の末路…セツナイ…

    綿矢りささんの『黒ねこ』も怖いお話だけど終わりが可愛いかった


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    2026年07月14日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    別のシリーズを読んでわりと良かったのでこちらも手に取ってみました

    表紙とタイトルから、ほっこりする癒しの本だと思っていたけれど、ちょっと違いました
    でも、いただきますは、一人じゃなくてふたり、
    そう、だれかと一緒にしたいものですよね

    アンソロジー、良いものですね

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    2026年07月05日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食を通じて人との繋がりを描く短編&エッセイ集。

    一穂ミチさん、山本ゆりさん、原田ひ香さんがよかった。大谷翔平が云々という小説は興味がなさすぎて飛ばしてしまったのだけど、それ以外は全般良かった。

    特に原田さんの「夏のカレー」は、主人公の年代や時代背景にそこはかとない切なさを感じて、久々に泣いてしまった。そんなにものすごく特別な話じゃないのに、しかも短編なのに、読み終わるときには二人の幸せを願う気持ちにさせられる。映画一本見たような感覚。筆力がすごいな。

    小説とエッセイを一度に楽しめるのが贅沢。

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    2026年07月03日
  • 晩年の子供

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    ネタバレ

     本書にある短編『ひつじの眼』が、今月の読書会の課題。
     著者は、小説作品としては読まず嫌い(デビュー作を手にして、すぐに下品! と手放した)。
     でも、近年はエッセイは読んでいる(地元だからという理由が大半)。それと、芥川賞の選考委員としてのコメントは、他の選者と一線を画していて、時に痛快。
     そんな思いで読んでみたもの。

     読書会でも、「嫌い派」の先陣に立って論を張ったが、それはそれで面白かった。

     構成から分かるように、本作は回顧録だ。31歳の女性(本作を著したころの著者年齢だそうだ)が、中学生の頃の思い出を語るしつらえ。
     ゆえにだろうか、中学生らしからぬ述懐、感情、記述が目立つ。時折作者が顔を出すところが、イタタマレナいのだった。
     そう思う人も参加者の中に多かったようで、「本当の、ひよこの眼をしらない」と言い切る意見も面白かった。参加者のYさん曰く、主人公亜紀の妹が飼いたがっているウサギと、ひよこを比べて、ひよこの生命力の弱さを語るが、うさぎの仔のほうがよほど生命として弱いのだそうだ。

     31歳の著者は、はたして中学生に戻れていただろうか。村上春樹は10代の若者にも、80代の老人にもなれるというそうだ(映像ディレクターのISさん)。それが作家の才能のひとつだと。

     冒頭4行、そして末尾の4行で現在の亜紀が、過去を回想するが、結局、31歳の亜紀に成長がなく、学びというものが感じられない。ひよこの目に出会うと
    「私は、困ってしまうのだった」
     と書いてしまう、オチの付け方に賛否両論だった。

     要は、本作は恋物語ではなく、生と死の物語。死といかに向き合うか。死をどのように見るか、あるいは死に見つめられるということはどういうことかを考えさせられるもの。
     31歳当時の著者の死生観は、この程度というものを露呈している。ある意味、作品を残すというのは残酷なことでもあると、思わされた。

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    2026年07月02日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食にまつわるアンソロジー。
    古内一絵「ワタシノミカタ」、奥田亜希子「白と悪党」、田辺智加「初恋と食事」がお気に入り。
    田辺智加って、ぼる塾の田辺さん!
    尾形真理子は、好きだけど今回のは特に好みではなかった。期待してただけに残念。
    それにしても偶然なのかなんなのか、食にまつわるどころか幽霊にまつわる話もいくつかあって、不思議〜。

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    2026年06月26日
  • 100万分の1回のねこ

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    吾輩も猫である と同じように、百万回生きた猫を受けて著名作家さんがそれぞれ短編小説を書いたものを編纂した本です。
    広瀬弦さんの博士と猫がゾワっとしました。1番原作の意図に近しいものを感じました。

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    2026年06月15日
  • つみびと

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    子供が被害を受ける内容のものを避けるようになって10年近く経った。
    何故今回「つみびと」を読もうと思ったのかハッキリとした事は自分でもよく分からない。

    数ヶ月前に京都で起きた事件のことが
    私の中で大きく重く残っていて
    どうしてあんな事件が起きたのか、自分の中でなんとか整理を付けたかったからなのかも知れない。

    子供たちにはいい事だけが連鎖すればいいのにな。

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    2026年06月14日
  • 三頭の蝶の道

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    山田詠美さんの小説、久しぶりに読んだ。書くことが好きで得意な人が小説家になるんだと思っていたけど否。書かないと生きていけない人なのね。小説家はほぼ全員変態だしな。

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    2026年06月02日
  • A2Z

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    平成初期生まれの人間で、この年代の小説を最近読んでいます。時代を超えても変わらない本質みたいなものを見つけたいなと。
    この本の内容は、いつになっても変わらない普遍的な大人の恋愛っていう気がした。生き物なので、結婚していたって恋に落ちることはあるわけです。
    しかも、大人になると、まあ割とどこにでもありそうな話と思う。結婚して5-10年すると、意外とそれぞれ別で相手見つけてる(言わないだけで)というのはあります。
    そんな日常を丁寧に書いているなと思いました。

    以下引用ですが、これは人間同士でなく本にも言えること。僕がこの本が発売されたばかりの子供の時に読んでいたら、全然共感することも、理解することもできなかったと思う。
    ==
    会うことは偶然けれども必然が出会いを作る。若い頃の私が今のなるおに出会っても、特別な人として見詰めることなどなかっただろう。

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    2026年05月27日
  • ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー

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    全編に情事が絡むけど不思議と下品さを感じないのは詠美さんの手腕だなぁと思う。
    特にラストの男が女を愛する時がとても良い。

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    2026年05月26日
  • ぼくは勉強ができない

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    現代版「ライ麦畑でつかまえて」のように感じた。

    秀美の心のうちに触れれば触れるほど、間違ってないのに、否定されてしまうつらさを感じてしまう。
    「こうでなければならない」ことへメスを刺す生き方こそが、人の心を惹きつける秀美の魅力。

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    2026年05月25日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食べ物を囲む二人の間柄も境遇も様々。ほっこり穏やかばかりではない。
    丁寧で淡白だったり、舌が痺れるほどジャンクな味わいだったり一筋縄でいかない閉じた空間は止まらない味わい。

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    2026年05月20日
  • 三頭の蝶の道

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    いわゆるレジェンドな小説家の方々への憧れと妄想とを良い意味で打ち砕いてくれた小説でした。
    いびつさを抱えながら、誰かや何かに頼りながら、みなさま一生懸命に生きて、書いておられた、そのように感じました。
    決して清く正しくはなく、何より、この世に生きる他の方より、ずっと自分が何を求めているかということに正直で貪欲な姿に、私が無意識に期待していた小説家の姿ではなかったことに、少しだけ残念な思いを抱いてしまいました。
    私もまた、自分が何を求めているか、よくわかっていない凡人の一人なのだと気づかされました。

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    2026年05月11日
  • 100万分の1回のねこ

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    『100万回生きたねこ』にちなんで13人の作家が綴った短篇集。角田光代と綿矢りさの作品が光って見えた。もちろん佐野洋子の絵本も読んだ。

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    2026年05月07日
  • A2Z

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    夫婦の在り方についていろいろ考え方はあると思うけれど、個人的には一浩と夏美のような関係は悪く無いと思う。冬子はちょっとかわいそうだと思うけれど。

    名前だけだけど「僕は勉強ができない」の秀美くんがちょこっと出てきて嬉しくなった。

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    2026年05月03日
  • ファースト クラッシュ

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    初恋って言語化できないものだと思ってたのが、覆された。

    とある男性にファーストクラッシュ(初恋)した、三姉妹の話。

    終わり方が良かった。

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    2026年05月02日
  • 三頭の蝶の道

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    どこかの書評から。対象となる作家さん方をほとんど存じ上げないので、物語を十全に味わえたとは思えない。さすがの筆致で、フィクションとして面白く読めた訳ではあるが。

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    2026年04月06日
  • A2Z

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    男の人って自分が浮気するのは別にいいけど奥さんが浮気したら怒る人が多い気がする…偏見かもしれないけど。それって男性の浮気は遊びで女性の浮気は本気だからってことなのかな?
    でもこの本では女性も第1は旦那さんって気がした。人それぞれかもしれないけど…

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    2026年04月02日