山田詠美のレビュー一覧

  • ベッドタイムアイズ・指の戯れ・ジェシーの背骨

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    ここ最近山田詠美ばかり読んでいるけど
    驚いたことに、この人の本はどれも全然違う
    共通の軸みたいなものは感じるけど
    あまりに違うので、違う人の本を読んでる気持ちにさえなる。

    デビュー作のベットタイムアイズは、
    GIの黒人男性と、日本人のおんなのこの恋愛の話。

    恋愛、といってもその響きの爽やかさはどこにもなく
    もっと淀んでいて
    何日も窓を開けていない部屋の中の空気みたい。

    こんなに直接的に卑猥な表現が出てきても
    なんだかそれが嫌じゃないのが、山田詠美らしい。

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    2013年03月01日
  • 新装版 ハーレムワールド

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    山田詠美の若くて適当で粗い部分が全面に出ている。
    彼女のことは好きだけど、彼女が持っているテーマ全てが荒削りな仕上がりで包括されているかんじ。。

    とりあえず、セックスさせときゃいいんでしょー!!ってかんじ。

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    2013年01月28日
  • 姫君

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    今回この本を選んだ理由は、何年も前に同著者「僕は勉強ができない」を読んで、面白いと思ったので、他の本も読んでみようと思ったからだ。
    「MENU」は主人公のセリフ、性格の悪さがわたしの好みだったので、読んでいて楽しかった。俺様体質なのだがその性格の悪さを悪いとは思っていない、歪んだ考え方に惹かれた。妹とのとてもじゃないが歓迎されない関係も、ふたり特有のものでワクワクした。結末に少し唖然としたが、全体として読んでいてとても楽しかった。
    しかし、その他の話は、キャラクターたちの感情が抽象的、突発的すぎてあまり理解できず感情移入できなかった。「この話の流れでこんなこと思うの?」とか「この分に込

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    2013年01月23日
  • ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー

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    ストレートな恋愛小説。セックスに直結しすぎな感もあるが、気持ちの動きの描写が巧い。登場人物が日本人ではないのがいいのだと思うが、反面感情移入ができなかった。

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    2012年11月26日
  • 私は変温動物

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    ネタバレ

    山田詠美のエッセイ集です。

    エッセイって苦手なんだけど、
    ほら、人の考えとか押し付けるでしょ~。
    あれが嫌でね~。
    でも彼女のエッセイは、直球型で的をついてるし、
    私と考え方が一緒だから頷けるのよ。
    押し付けがましいエッセイじゃないし。
    読んでて爽快よ。

    彼女も私と違って
    見かけに似合わないとこがあるからかな~。
    同じ種類の人間みたいに感じるわ。

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    2015年02月06日
  • 新装版 ハーレムワールド

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    山田詠美さんの作品は、何冊も読んでいますが、最後が意外な印象を受けました。

    彼女の世界は、私の日常からは、かけ離れていますが、だからこそ一冊読むと、いくつかハッとするような言葉があり、そういう部分が好きで時々読みますが、今回はそのハッがなかったかな〜。

    雰囲気で、伝わってくるものが、無いわけではないけど。

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    2012年10月12日
  • 姫君

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    あのオシャレ文体!
    好きな人にはたまらないだろう。

    私はどちらかと言えば苦手で、暫く読んでなかったけど最近また手に取る山田作品。

    MENUはこんなメンツに関わりたくない!と心から思わされた作品。

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    2012年10月11日
  • 新装版 ハーレムワールド

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    ネタバレ

    半分黒人のヤリマンビッチ・サユリ。
    アジア人の留学生でインドネシア料理店で働くティエンは、サユリを俯瞰して観ながら恋もしている。
    日本人男性シンイチに、黒人男性スタンを一緒に住ませる。
    サユリを見下す醜悪なコバヤシをステたら勝手に幽霊になってサユリに付きまとうようになる。
    外交官クラウスはサユリにぞっこんだが、ティエンとの関係を知って心が崩壊し、火を通された料理になってサユリに別れを告げる。
    スタンは捕まって去り、残されたシンイチはスタンの存在がないサユリをもう愛せないと突き放す。
    女王様でいたかった、自分が捨てられるなんて許せない。
    醜悪なコバヤシの幽霊に付きまとわれながら、今やサユリの唯一

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    2012年09月02日
  • ファッション ファッショ

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    日本のファッションにおいて頻繁に言われてる欠点をつっついていて面白い。
    それは私も思うー!っていう感じ。

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    2012年08月11日
  • ぼくはビート

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    ネタバレ

    心の平衡を保てなくなるような、うっとりしてしまうような、そんな感情に身を委ねられたら、それはそれで素敵なことなのだと思う。
    情熱的、結構なことじゃない!

    日本人が書いたのに、日本人ぽくない短編集。

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    2012年08月11日
  • ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー

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    【フレーズメモ帳】
    「色恋沙汰は人間が人間であるために不可欠の要素である。悲しくて、楽しくて、そして、甘い。これらの感情は具体的に生活を送るのにはほとんど役に立たない。役に立たないからこそ贅沢である。私は心の贅沢を知っている男や女が大好きだ」

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    2012年07月22日
  • ベッドタイムアイズ・指の戯れ・ジェシーの背骨

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    山田詠美の書く、だらしなくていやらしくていたずらで時に醜いけれどセクシーで上品なビッチの「ファックしちゃった!」という言葉の軽やかさは切なくて笑いたくなる

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    2012年07月20日
  • セイフティボックス

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    「私のセイフティボックスの中味はパスポートでも、お財布でも、クレジットカードでもなく、私を取り巻く人間たちのような気がする」

    そんな言葉に惹かれて購入。
    山田詠美が奏でる文章は、基本的に好きみたい。

    「お洒落や男の子のことばかり考えていて、そのこと以外に何のポリシーも持たない私である。」

    なんてサラッと書いちゃうあたりも好きだ。
    最近、本を全部読む事がなかった私が、気付けば1日で読み終わり、また本と向き合おうなんて気持ちにさせてもらった本。感謝。

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    2012年05月09日
  • 姫君

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    聖一は身近にいたら好きになりそうだけど、聖子と時紀には関わりたくない…。
    表題作の姫子が可愛い。
    終わり方もどことなく可憐だった。

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    2012年04月30日
  • 新装版 ハーレムワールド

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    山田詠美さんが、わたしが生まれた年に書いたものでデビュー二年目のものだとか。
    なるほど。文章が、若い!笑

    黒人と日本人のハーフ
    美貌の女、サユリ。
    彼女の寵愛をうけようと躍起になる四人の男たちの、涙ぐましい切磋琢磨の末に辿り着いた真実とは‥

    恋する目をした男は、黒人もおじさんも田舎出身の青年もみんなどうしようもなくいじらしくて可愛い!

    黒人のスタンとシンイチの関係がすき。
    意図があるとはいえ、じぶんを好きな男ふたりを同じところに住まわせるのはほんとうに悪趣味だとおもうけど‥笑

    黒人と結婚経験のある山田詠美本人があとがきで、
    「男の出来に、国や肌が関係者してる訳ないだろーっ!!!」て怒っ

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    2012年04月20日
  • 4U ヨンユー

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    数年ぶりに読んだ山田作品。
    エイミー、大人になっちゃったの?が第一印象。
    ぼくは勉強ができない、放課後の音符とか傲慢なくらい魅力的で、自立した格好いい少年少女の作品しか読んだことなかったから。
    この本も面白くないわけじゃないけど、寂しいという点で星3つ。

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    2012年03月20日
  • ベッドタイムアイズ・指の戯れ・ジェシーの背骨

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    スラングが多用されていて、卑猥なのに何だか格好いいと感じてしまった。
    三編の中ではジェシーの背骨が一番読後感が良くて好き。
    「家族」って必ずしも父、母、子供ってカテゴライズされなくてもいいよなって改めて思った。

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    2012年03月13日
  • ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー

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    理解できそうで
    理解しきれない彼女の言葉。

    あぁぁぁ、もやもや!
    うぅうぅぅ、もどかしぃ!

    そんな感じ。

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    2012年02月12日
  • 120%COOOL

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    ネタバレ

    9つの恋愛を喪失、不倫、官能、純粋など色んな側面を持って描いた小説。
    良くも悪くも山田詠美節な短編小説なので好き嫌いは別れるかな、と思います。
    個人的には「唇から蝶」「ガリレオの餌」「R 」「120%Coool 」が良いなっと思いました。

    *「唇から蝶」は青虫が唇になってしまった美女と醜男の奇妙な関係が気持ち悪いのに官能的に切ないなぁと感じました。
    *「ガリレオの餌」はハードボイルド作家で恋に浮かれる木島と山川クンが可愛い!ビッチな女の子も良い性格だなぁと
    *「R 」主人公に対して彼氏が言う「寝言で言ってた。眠りながら絶望するのって、すげぇと思った」(p.211)というセリフが胸にストンと落

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    2012年02月10日
  • 24・7(トウェンティフォー・セブン)

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    ネタバレ

    ・ヒンズーの黒砂糖(Brown Sugar of Hindu)
    ・ピンプオイル(Pimp-oil)
    ・HER
    ・前夜祭(Wedding Eve)
    ・個人の都合(His way things were going)
    ・甘い砂。(Sweetest Sands)
    ・24・7
    ・口と手(Between Lips and Hands)
    ・息を埋める(Hold his breath buried)

    最初から最後まで山田詠美

    息苦しいほどの濃密な恋

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    2012年01月16日