山田詠美のレビュー一覧

  • ジェントルマン

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    ネタバレ

    同性愛、不毛で究極の片想い。
    山田詠美さんの今まで読んだ数作品はすごくダイナミックで繊細で形容しがたい感情にさせられたけど…。うーん、私が年をとったせいか、これは響かなかった。
    レイプをはじめ、サイコパス瀬太郎氏の犯した罪らが陳腐なファンタジーに読めてしまって…。完全犯罪みたいな流れだがいやいや痕跡残しまくりやろ。

    しかし、ユメの罪の象徴である鋏が、罪をおかした最愛の男へのギロチンになるとは…

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    2020年08月17日
  • 愛してるよ、愛してるぜ

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    この二人ならではの話が盛りだくさんで楽しく読めた。

    元々山田詠美さんのファンで読んだわけだけど、実はあまり知りたくなかったウラ話もあってそこだけ少し残念。でもそれも含めて本からだけでは学べない知恵は自分で探して見出していかなきゃなと思った。

    相変わらずの詠美イズムで、すごく共感する部分ばかりだったけれど、山田さんがどう相談に回答するか、そして自分だったらどう回答するか考えながら答え合わせしてく作業が楽しい。

    安部譲治さんのようにチャーミングなオヤジになりたい。ヤクザになりたくないから別の方法を模索しよ。

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    2020年06月18日
  • 愛してるよ、愛してるぜ

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    悩みに全然答えてなくて…苦笑。
    安倍さんさぞかしモテたんだろうな。っていうのがわかる。結婚してパイプカットしてその人よりもっと好きな人ができて再手術して息子を授かったってエピソードが一番驚愕だった。。エイミーも驚かずにふんふん聞いてる感じがすごいな、と。面白い対談集。追悼文になるあとがきもよかった。

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    2020年06月05日
  • 24・7(トウェンティフォー・セブン)

    購入済み

    山田詠美さんの小説は、描写が繊細で独特であるためイヤらしさを感じない。
    世間で言うところの不貞行為も含まれるが、なぜか自然に受け入れられる。
    中身はある意味濃密だが、短編なのでサラッと読めた。
    しかし短編であるためか、引き込まれて夢中になるという感じはなかった。

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    2020年07月11日
  • 100万分の1回のねこ

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    13人の作家による、
    佐野洋子の絵本「100万回生きたねこ」へのオマージュ

    どの作品も、原作への愛に満ちている
    ひとつだけねこ関係ないのがあったけど(笑)
    あれはあれで面白かったし。

    原作をもういちど読みかえしたくなった。

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    2020年05月02日
  • 100万分の1回のねこ

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    角田光代、広瀬弦のが素晴らしい。
    元々の絵本を読んでいなくても中々に味わい深いものがたくさん。
    町田康だけ独自路線だったな。
    あと山田詠美は苦手。

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    2020年03月09日
  • 100万分の1回のねこ

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    町田康のを読みたくて、悩んだけど買いました。
    他の作家はすごく豪華やけどそこまで心惹かれるのはなかった。

    町田康はすごく分かりやすく読みやすい町田康だった。話も面白かった。別に猫じゃなくていいはずなのに書き手も読み手もなぜか猫を期待してしまう中で、町田康は唯一猫いっこも関係ないからね。100万の方に焦点当ててて。町田康は紛うことなき猫作家なのに。パンクロックの人だから。
    町田康以外では川上弘美のが面白かったと思う。

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    2020年03月03日
  • 100万分の1回のねこ

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    「100万回生きたねこ」へのオマージュ。
    豪華だな。そして、色々だな。
    綿矢さんの「表紙のねこが怖かった」という気持ち、わかります。

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    2020年02月06日
  • 女性作家が選ぶ太宰治

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    ネタバレ

    「女生徒」や「恥」は好き。
    自分のことを綴った話はいかにも太宰らしい。度々出てくる弟くんが、このあと若くして亡くなってしまうんだなあと思うと辛い。

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    2020年02月02日
  • ジェントルマン

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    山田詠美作品はなんと30年ぶり
    美しい人に心奪われるのはわかるけど、でもでも登場人物の誰一人として共感できないわぁ

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    2020年01月31日
  • 100万分の1回のねこ

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    佐野洋子さんの100万回生きた猫をもう一度読み返したくなる。
    猫好き作家さん達なのか、さり気なく猫の特徴を表現してるのが楽しい。

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    2020年01月31日
  • タイニーストーリーズ

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    作家のあけすけな感じが出ているバラエティ豊かな短編集。途中で暴走したりするところも好み。結末も一遍通りではなく、タイトルと本の表紙がとても似合う内容です。しかしあまり感情移入できず持て余してしまう「GIと遊んだ話」が繰り返しでてくるのが残念。サクマドロップにおけるはっかのようなイメージ。
    「電信柱さん」あたりが一番印象に残った。

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    2020年01月28日
  • 明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち

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    山田詠美にしては結構重く、辛いお話。
    辛さが伝わってきてこちらも辛いのと電子書籍で読んでみたからか、あまり集中出来なかった気がするので
    再読後にまた感想や評価が変わるかもしれません。

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    2020年01月27日
  • 明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち

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    家族が欠けるという事実を、家族ひとりひとりから見るとこんなに違って見えるんだなぁと思わされます。そう思わされる書き分けが素晴らしいです。

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    2020年01月25日
  • トラッシュ

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    多分舞台はNYで、黒人の彼氏リックと、リックの前妻との間の息子ジェシーと住んでるココの物語。

    個人的にはココがいろんな場面で幼稚に思えた。
    なんのかんのと言っても結局子持ち&バツイチ男性と付き合う覚悟が足らなかったのでは?
    私は女だけど、ココのような女性とは仲良くなれないなあと思った次第。

    会話で進むので読みやすかった。

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    2020年01月14日
  • 明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち

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    ネタバレ

    作られた家族と幸せが、長男の死により崩壊したお話。
    趣味が悪いけど、家族がそれぞれにあがく中、ママの病状がどんどん悪くなっていくところが好き。でも、最後の場面は、ずっと見ていたなら分かるでしょ、死なせてあげてよ、と思ってしまった。今ここで終われるならママと子供たちはその方が絶対に幸せだよ。個人の感想です。
    この家族にはきっとこれからも、やっぱり駄目だった、もう駄目なんじゃないか、そう思うことがたくさんあるだろうな。それでも家族は何度でも崩壊した上から新しい生活を積み重ねることしかできない、奇跡も魔法もない。愛とか呪縛と呼ぶのは違う気もするんだけど、そうした営みは尊いな、とは思う。

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    2019年12月29日
  • 明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち

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    職人でも機械でもないワタシが創り出したものは
    どれも歪で、愛おしい。

    完璧なカタチを完璧と言うのは、
    不完全なものだけだから。

    だから独りはさびしくて、
    結婚したり、家族になったり。

    なるべく完璧な輪がいいけれど、
    円になったら、どうしたらいいの。

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    2019年12月11日
  • 100万分の1回のねこ

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    ずっと読みたかった本。ようやく入手。
    ●江國香織「生きる気まんまんだった女の子の話」
    ……世界観がそのまんま。いいねえ。
    生きる気まんまんだった女の子は、なんだかんだで幸せな人生を送ったのだろうな。

    ●岩瀬成子「竹」
    ……よく分からなかった。児童文学の作者なのに、やや難解。

    ●井上荒野「ある古本屋の妻の話」
    ……夫婦は仲良くありたいね。分かりやすく。誤解を招かずにすむくらいに。

    ●角田光代「おかあさんのところにやってきたねこ」
    ……いろいろ深読みしたくなってしまう短編。
    飼い猫の幸せ?野生の幸せ?
    親の子知らず、子の心親知らず。
    人生の因果、幸福とは?

    そして、元絵本でねこが、王様や船

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    2019年10月15日
  • 新装版 ハーレムワールド

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    「新装版 ハーレムワールド」
    ふくざ〜つな感情。


    気持ちいいセックスと美味しい食べ物どっちが好き?と聞かれたら後者を答えてはダメだ。これは前者です!女王様!サユリ様!と意気揚々と答える中坊の様な精力と性欲を備えている男達が、サユリの掌で気持ち良く転がされる話。


    男の出来に、国や肌の色が関係してる訳ないだろーーーっ!!!


    それを証明したくてこの小説が誕生したらしい。なるほどなるほど、di◯◯の大きさで優劣は決まらないのだ、、、きっと。そうだそうだ!と言わざるを得ない。だって、ジャパニーズだもの。


    ざっくりなあらすじは前述通りである。ようはティレンやシンイチやスタンやクラウスやら国

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    2019年09月07日
  • 明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち

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    死んでしまった長男の余韻を、良いにせよ悪いにせよ味わいながら日々を過ごす家族の物語です。ずっと死を負のものと捉えていた人たちが、結末で前向きに捉えることができてお話は終わります。
    でも作者の「死んでかわいそうなままの人」って言う言葉の中には当然死は負のものだという大きな前提が感じられます。

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    2019年07月23日