【感想・ネタバレ】トラッシュのレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2012年01月13日

愛の叫び。
ひしひしと叫びが伝わってくる作品です。
色々な種類の愛があり、
愛し合うのに、愛したはずなのに、
1つになれないもどかしさ、
諦めと、渇望の繰り返しのなかで、
傷付き傷付けられることを繰り返すなかで、
進み、変わり、学んでいく様子が描かれています。
身も心もくたくたのよれよれになって、
...続きを読むそれでも死にきれない沸き上がる愛情は、
醜くもあり、浅ましくもあるけれど、
堪らなく愛しい想いを心の底から掬い上げてくれるはずです。
紛れもない現実が、この作品にはあります。
剥き出しの心が好きな方には特にオススメです。
ただし、
感傷的になりすぎないよう注意です。

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Posted by ブクログ 2011年06月27日

人を愛する甘美さも切なさも味わえる本。どうしようもないことが、一番愛おしい。舞台のニューヨークの空気も、本当にシビれます。

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Posted by ブクログ 2011年02月16日

折に触れ、何度も本棚から発掘しては読み返します。高校、大学、フリーター、社会人。ヒロインであるココを見上げていた私が、いつか追いつき、追い越していくこの不思議。
どうしようもない黒人の中年男に恋するオリエンタルのココ。男の息子や前妻との話、そして別れ、新しい恋。みんなみんな、どうしようもなく「生きて...続きを読む」います。結婚や愛や死や、そういう人生における重要なものの価値観を、私に問い直してくれる本です。読むたびに感動する部分が違う。そして、必ず泣いてしまう。
長さを感じさせない、ずっしりしっかりとした本です。出会えたことを誇りに思う。

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Posted by ブクログ 2010年09月13日

山田詠美にはまるきっかけになった1冊。
これも100回以上は読んでいる。

この本を読んで、人はこんなにも人を愛せるのかと思った。
そして、その愛し方は人によってそんなに違うのかと。
ココのように全身全霊で人を愛することは素敵だ。
でも、人は大人になるにつれてそんな愛し方をしなくなる。
その思いが断...続きを読むち切られてしまったときに傷つかないように。
でも、ココは全身全霊で人を愛す。
いつまでもココのような愛し方が出来たら素敵だと思う。

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Posted by ブクログ 2010年08月24日

助けてもらった本。答えがたくさんかいてある。ご本人にサインも頂いちゃいました。吉祥寺のkukuって高山みなみさんのいらっしゃったお店で。

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Posted by ブクログ 2013年05月01日

圧倒された。凄かった。山田詠美は、多感な中高生を主人公とする作品と、黒人社会をテーマにする作品の2つにわかれる。「僕は勉強が〜」が前者のベスト作品だとすると、これは後者のベスト。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

すきですきでたまらない作品。
ココとジェシーの関係がなんだかこそばゆくてもどかしくて、
それからリックはとてもいたいけで、
一章の終わりは何度読んでも涙が止まりません。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

ソフィーの世界並みに分厚い長編。
過去の恋愛を不意に思い出して、小説世界とリンクしてしまい、泣けてしまった。
この人の書く小説の、感覚をリアルにイメージできる表現がたまらなく好きだ。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

まさに恋愛の話。いろんな大切なことが詰め込まれている。この本に出てくる誰一人として憎めない。主人公がすごくいい女だ(ちなみにココってゆう名前も好き。)やはり詠美はいい。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

もう10回以上読み返した私の1番お気に入りの本。自分と主人公のココの気持ちがシンクロして本当に胸が痛くなった。ある意味私を救ってくれた恩人でもある。これから幾度となく人生の中で読み返すと思う。

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Posted by ブクログ 2015年12月13日

何年も前に読んで、時々恋愛で考え事する時に部分的に読んでた。甘美でおしゃれな恋愛モノの中に、時にぐっさりくることがある。ゲイのバッキーの恋愛に対する考え方がすき。
2015.12.13

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Posted by ブクログ 2015年09月01日

恋人と同棲しながら、二人の冷え切った愛を見つめ直す日本人女性のココ。ただ見つめ合い、同じベッドで寝るだけでいいのに、決してココが望む愛を与えてくれない黒人男性である同棲相手のリックは、ココが与える愛を純粋に受け止められずに酒に逃げる毎日を送っていた。

恋人同士の愛、同性愛、家族愛等の多様な恋愛観...続きを読むを、主人公1人の目線からだけでなく、ココを取り巻く様々な人々を交えて語られている。私は愛情を求めるココの気持ちがよく分かったが、それを拒むリックの心情がよく分からなかった。そのリックからの目線でもココに対する愛が語られており、その気持ちは、ただ愛を与える事を求められ疎ましいという気持ちだけでない、歪な愛情があった。
この一冊で、恋愛に対し多種多様な目線で見つめられる。


【好きな小説内での言葉】
・求めているように語りながら、実は、求められることを切望している
・愛の言葉を言い出した方が、その重みの分だけ不幸になる。
・その瞬間、彼は初めて女の体の上で「愛している」と呟いた。
・憎んで憎んで、そして愛し抜いてやる。
・すべてを忘れることから始めなくては、どうしようもなかった。

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Posted by ブクログ 2015年06月19日

リックの不器用な愛し方が凄く切なくて苦しい
でも個人的に凄く好きな本◎
読んでて途中で苦しくなってどうしようもなく悲しく泣きたくなるけどそれでも必死にもがいてぶつかっていく大人と子供達。
切ないのにただ切ないだけでなく温かみのある本◎
それぞれの登場人物に親近感が持てる^ ^

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Posted by ブクログ 2015年05月06日

恋愛の切なさや疲れや愛しさが、マンガや映画のように直接的に感じられる小説で、懸命に愛憎を交わす登場人物たちのことを、最後にはなんだか愛しく思いました。また、スタイリッシュさが先へ先へと読ませる作品です。

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Posted by ブクログ 2011年02月21日

94年2月。発売日に買った。
私が読んだ山田詠美で、時々思い出すのはこの話かな。
ダメDV男とそんなダメ男を愛する・・・ココ?
NYの話だよ。
ほんとに上手くいかなくって、なのになんで?別れられないの?なぜ愛してしまうの?という女性っぽい話、だったはず。
そいいう人間の悲しさ?軽薄で軽く、...続きを読む衝動的なことを裏返してクールに悲しんでるけど、そんなダメな遺伝子や本能を愛してるって話だっけ?
なんか恥ずかしいね。恋愛小説なんだよ。
当時は、村上龍や山田詠美、刺激の多いセックスがいっぱい出てくる小説がほんと流行ってた。
今もかな。
この話、虫みたいな人間とそのいとなみがいとおしいって、それが私の感想なんだ。時々思い出すから、気に入ってるんだと思う。

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Posted by ブクログ 2011年01月15日

 ニューヨークに暮らす日本人ココの恋愛を描いた小説。ココは子どものいる黒人男性リックと同棲していたが、新しい恋人を作り、リックの元を去る。しかし、リックの思い出は消えない。トラッシュとして捨てることが出来ない。人間が弱くて、悲しくて、愛おしい存在だと思える一冊。

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Posted by ブクログ 2010年03月26日

久しく恋愛小説から離れていました。 大人の恋愛事情に振り回されるジェシーと、愛しているという現実に正面から向き合うことのできないリックの親子がとても痛々しかった。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

山田さんの世界観の中のニューヨークどっぷり。
解説が宮本輝さんなのだが、この解説もなんかすごい。
高校生の頃、夢中になって宮本輝読んだなぁ。。。
どちらも言葉を紡ぐって感じなんだよなぁ。

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Posted by ブクログ 2009年10月24日

なんていうんだろう、非常に微妙な場所をついた作品だと思う。けっこう好き。腑に落ちないこともない、ていうような。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

「ジェシーの背骨」のココとジェシーがとても気に入った組み合わせだったのでその続編と知って大変昂奮した記憶があります。結論として恋じゃない男女関係というのは、燃える。ロマンがある。彼女らはその境界線を愛していける素敵な二人です。「ぼくは勉強ができない」ほどトントントン、と纏められてある話ではないんです...続きを読むが、勘違いかもですが作者の産みの苦しみを感じました。

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