山田詠美のレビュー一覧

  • タイニーストーリーズ

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     山田詠美さんは『放課後の音符』のイメージが強くて、ちょうど『Booklive!』でクーポンセールをしていたので買ってみた。
     ん、ん~……。
     歪んでる、なあ。

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    2014年10月14日
  • ジェントルマン

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    過去に何冊かこの作家の作品を読んだ事がある。
    文章が何の違和感も無く気持ちに入ってくるという印象がある。この作品は従来の文章力に加えて、人の気持ちを何とも官能的に表現をしている。上手いな〜。
    もう少し書き込んでもらいたい所もあるが、多少ぼかした方が良いのか、、、、

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    2014年08月30日
  • ジェントルマン

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    最後駆け足過ぎて、ついていけまけんでした。。
    BARに警察が来たあたりから、もっとゆっくり読みたかったです。中盤まではユメと漱太郎が理解できていたが、どうしても最後の2人気持ちがわからなかった。そこが残念。。

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    2014年08月15日
  • 姫君

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    2014/7/27
    すごく女性的な話だと感じた。自分の力不足なのか男だからなのか気持ちがわからずむずむずした。どれも読みやすかったけど。
    もう少しこの人の他の本も読んでみよう。

    検温のおばあさんにはぞっとした。

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    2014年07月27日
  • 熱帯安楽椅子

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    評価は別れる小説家も、文章や内容といったものより書こうとしたデーマがセンセーショナルかも。恋愛小説の形はとって入るが、恋愛に相対する女性の素敵なあり方の提示なのかも知れない。小説にある言葉『始まりは肉体である。そしてなりゆきは心である。』という言葉のように彼女が書き下ろした言葉はどれも研ぎすまされたもので、短い小説ながら凄くインパクトがあるのはさすが山田詠美さんです。始まりは体、なりゆきはこころという事はなかなか言い切れません。切れのいい恋愛にはそういう部分は必ずあるだろうから。恋愛を再度面供したい方はどうぞ。

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    2014年07月08日
  • セイフティボックス

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    山田詠美が週刊現代に連載していたエッセイをまとめた一冊。

    まだ私は生まれていなかったし、バブルの匂いがする。でも山田詠美の作品から感じる思想はやはりこの本からも感じる。

    小説をほとんど書かずに、エッセイと旅行とで過ごした一年間であったらしい。各社の担当編集者との「エイミーズパーティー」や、恋の話、ニューヨークやバリやインドの話。佐世保の基地近くのバーでイージーな女と見くびられ、手厳しく反論して称賛されるエピソード。香水の話など。

    自分の中にある下品さ、イージーさをなるべく小さくするよう努めたい。

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    2013年11月06日
  • タイニーストーリーズ

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    やっぱり昔のほうが好き。最近のはほのかに説教臭がして。「GIと遊んだ話」シリーズが一番なんというかしっくりきたし。「催涙雨」「微分積分」はラストぎょっとした。「クリトリスにバター」をでリュウ、リリー、モコと来た瞬間にうわああ久しぶりと脳内であいさつしてしまったよ。

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    2013年10月04日
  • タイニーストーリーズ

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    ゆがむ。

    ひずみが見えても、
    どこへも、とべない。
    視界が歪むだけ。

    それでも、
    魅せられずにはいられない。

    寒々しいくらいのコメディ。
    吐き気がする。
    憎悪と、妬みとと、閉塞感。
    真実がどこに咲くかは、そのひと次第。

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    2017年06月10日
  • 熱血ポンちゃんから騒ぎ

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    藤子不二雄Aの装画が秀逸。ご両親の具合があまり良いとはいえず、姪っ子さんたちが、働く年齢になるという周辺情報で、時が経ったと気付きます。「オホーツク海に流れ着いた椰子の実みたい©島田雅彦」なエイミーのポンちゃんシリーズ、次回も楽しみにしています。

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    2013年07月20日
  • タイニーストーリーズ

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    「仕留められる」という表現がまさにぴったり。普段読むのはコンサバな小説が多い私には、この短編集はショックが大きいです。印象的なシーンが随所にあり、強烈な後味が残ります。ぞっとしますが、読み終えた後、時間が経つほどに、自分の中で熟成されていくものがあるように感じられます。

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    2013年07月13日
  • 熱血ポンちゃんから騒ぎ

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    久しぶりのポンちゃんシリーズ。
    山田詠美のエッセイはあんまり読まないけど
    最近は読んでる。
    そうか~、山田詠美も53歳か~。
    再婚して幸せそうにやってるし、
    いつまでも「ぶっとんで」いてほしいと思います。

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    2013年06月11日
  • 熱血ポンちゃんから騒ぎ

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    詠美さんの日常を綴ったエッセイ最新刊。
    日常に起こる出来事から派生する、あれやこれやの喜怒哀楽。
    勢いがあるので異論・反論を挟む余地なく頭にするすると入っていく。
    自分の弱味や欠点でさえ冷静に分析しチャーミングに見せてしまう手腕はさすが。そして詠美さん自身をよりよく知るにはまさにうってつけ、なこの熱ポンシリーズ。

    強くて明るくて素直で可愛らしくて。できることなら、こういう人になりたかったな。
    私の中の一つの理想形。

    しかしこの人、ことあるごとに春樹さんやその周辺事象をこき下ろすけど、絶対意識してるし実は気になっているとしか思えない。

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    2013年06月09日
  • タイニーストーリーズ

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    Amy!

    山田詠美の本もいつのまにか感じるものが変わってきた
    山田詠美も私も日々変わってきているからなんだろうな

    この本の中には私が大好きな山田詠美の感覚が久しぶりにあったけど、それはやっぱりちょっと昔の本と感じていたものとは違う

    GIと遊んだ話(四)と420、加えてライトバブルの覚え書き好きだなー

    ステューピッド
    恋愛だ

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    2013年05月25日
  • ライ麦畑で熱血ポンちゃん

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    熱血ポンちゃんシリーズはすきなので
    新しいのをみかけると必ず読むことにしている。
    実家の山田家のエピソードも愉しいし、世相を斬る
    ところも共感できるし、面白くて笑える。
    詠美さんの鋭さとか切り口がすき。
    この本の中のエピソードで「姪の受験の下見につきあう」
    というのが詠美さんのイメージになくて興味深かった。

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    2013年05月09日
  • タイニーストーリーズ

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    Amyの小説を読むと、街ですれ違う黒人を目で追ってしまうようになる。
    以前ほど文体に攻撃性がないかも、と感じるのは、書き手のせいなのか、読み手のせいなのか?
    相変わらず、またいつか読み返そう、と思える短篇集だった。

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    2013年04月21日
  • ベッドタイムアイズ・指の戯れ・ジェシーの背骨

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    ここ最近山田詠美ばかり読んでいるけど
    驚いたことに、この人の本はどれも全然違う
    共通の軸みたいなものは感じるけど
    あまりに違うので、違う人の本を読んでる気持ちにさえなる。

    デビュー作のベットタイムアイズは、
    GIの黒人男性と、日本人のおんなのこの恋愛の話。

    恋愛、といってもその響きの爽やかさはどこにもなく
    もっと淀んでいて
    何日も窓を開けていない部屋の中の空気みたい。

    こんなに直接的に卑猥な表現が出てきても
    なんだかそれが嫌じゃないのが、山田詠美らしい。

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    2013年03月01日
  • 新装版 ハーレムワールド

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    山田詠美の若くて適当で粗い部分が全面に出ている。
    彼女のことは好きだけど、彼女が持っているテーマ全てが荒削りな仕上がりで包括されているかんじ。。

    とりあえず、セックスさせときゃいいんでしょー!!ってかんじ。

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    2013年01月28日
  • 姫君

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    今回この本を選んだ理由は、何年も前に同著者「僕は勉強ができない」を読んで、面白いと思ったので、他の本も読んでみようと思ったからだ。
    「MENU」は主人公のセリフ、性格の悪さがわたしの好みだったので、読んでいて楽しかった。俺様体質なのだがその性格の悪さを悪いとは思っていない、歪んだ考え方に惹かれた。妹とのとてもじゃないが歓迎されない関係も、ふたり特有のものでワクワクした。結末に少し唖然としたが、全体として読んでいてとても楽しかった。
    しかし、その他の話は、キャラクターたちの感情が抽象的、突発的すぎてあまり理解できず感情移入できなかった。「この話の流れでこんなこと思うの?」とか「この分に込

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    2013年01月23日
  • ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー

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    ストレートな恋愛小説。セックスに直結しすぎな感もあるが、気持ちの動きの描写が巧い。登場人物が日本人ではないのがいいのだと思うが、反面感情移入ができなかった。

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    2012年11月26日
  • 私は変温動物

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    ネタバレ

    山田詠美のエッセイ集です。

    エッセイって苦手なんだけど、
    ほら、人の考えとか押し付けるでしょ~。
    あれが嫌でね~。
    でも彼女のエッセイは、直球型で的をついてるし、
    私と考え方が一緒だから頷けるのよ。
    押し付けがましいエッセイじゃないし。
    読んでて爽快よ。

    彼女も私と違って
    見かけに似合わないとこがあるからかな~。
    同じ種類の人間みたいに感じるわ。

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    2015年02月06日