【感想・ネタバレ】ベッドタイムアイズ・指の戯れ・ジェシーの背骨のレビュー

あらすじ

メイクラブまでは一瞬だった。立ち入り禁止のドアの向こう、横たわるスペースもないその空間で、私は立ったまま片足を高く上げハイヒールを壁に付ける。足首には小さなショーツが巻きついている。やがて体の芯に“あれ”が来て、すべての感覚が麻痺してしまった。「うちに来て」――黒人脱走兵・スプーンとの生活がはじまった。愛の表現も謝罪の表現も、私を気持ちよくするための方法を、彼はファックしか知らない。かわいいスプーン――。黒人との愛を描いた、デビュー作を含む詠美文学の原点・3編を収録。

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濃密で空しい未知の体験

『ベッドタイムアイズ』について。
心の結びつきでなく、空疎であっても、
低次元、知性の放棄のようにみえて、
破天荒、暴力的な、粗野な魅力を
これほど濃密に描写されると
強い存在感にひょっとして
自分の生活はパワー不足のような
気もしてくる。
未知の世界の陶酔的な魅力と、
自分にしっかりと何かを
掴んでいられない状況、
刹那的、無力で危うい様子を
拡大解釈すると
人生の危うさを感じてしまう。
入ってみたい、避けていたい、
そういう二重の意味での
外の世界だ。

#アツい #切ない #カッコいい

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2022年03月27日

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